徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

0円なし

2004-11-30 04:17:25 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
清水は0円提示(戦力外通告)のプレーヤーはいない模様。これは今シーズンの成績から言ってかなり不可解である。知り合いから情報を聞いていたとはいえ、やはりこのぬるま湯体質は清水フロントの性か。静岡らしいって言えば静岡らしいが。

年末進行

2004-11-30 03:51:28 | LB中洲通信2004~2010
年末進行のLB2月号、新年一発目のテーマは「ビッグマウス」。
ということでこの一年、お世話になった明川哲也(TETSUYA)さんに原稿依頼。TETSUYAさんと電話で話をしていて良いコンセプトが思い浮かんだ。――ビッグマウスは青春である。ちょっと切なめな原稿になる模様。袴田さんに御大の追悼原稿を依頼。さらに映画監督のIさんとタレントのRさんに取材依頼。頭ん中でイメージがまとまってきた。

しかし年末進行も差し迫ってくると俄然やる気になるもんだ。怠惰だな……。

終戦

2004-11-29 06:56:31 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
清水の今シーズンのゲームがすべて終わった。そしてノブリンの退任も決定した。ゴール裏ではまたトラブルがあり、近々にフロントとの公開ミーティングも行われるようだ。現場だけでなくフロントの意識にも問題がありそうな雲行き。これは決まり次第、参加してみたい。
一方、案の定柏レイソルの入れ替え戦も決定。

柏がユニークトレで気分転換を図った。午前9時半、朝の散歩で別府市内の砂浜に着くと、早野監督が「だるまさんが転んだをやる」と突然、提案した。選手は最初戸惑ったものの、始まると真剣そのもの。約20分間だけだが、玉田らは楽しそうに汗を流した。「散歩と体を動かしただけ」と早野監督は言葉を濁したが、波戸は「何年ぶりかな。楽しかった」と笑顔。選手会長の下平も「リラックスできた」と話した。気持ちをほぐしたイレブンは27日、大分市内に移動し最終調整を行う。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/kiji/2004/11/27/03.html

何で早野は言葉を濁したのか。その理由は↓

J1残留へ崖っ縁の柏は28日、最終節で大分と対戦する。最下位のC大阪とは年間勝ち点差1。27日は大分市陸上競技場で直前練習を行い、完全非公開で最終調整した。勝てば残留が決まるだけに、小野寺重之社長(57)も「負けたら死ね」と強烈なゲキ。(中略)この日、練習終了直前に現地入りした小野寺社長は報道陣に囲まれると「ここまでやってきたんだから勝つしかない。負けたら死ね!だ」と過激な言葉で選手を鼓舞した。小野寺社長は「人間力野球」で知られる明大野球部の故島岡監督の教え子。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/kiji/2004/11/28/03.html

もちろん入れ替え戦があるので死ぬわけにはいかないのだが、フロントの頓珍漢ぶりじゃ清水も大して変わらない可能性もある。こわっ。

大往生?

2004-11-27 21:52:46 | 素日記
島田正吾さんが亡くなられた。
LBスタッフライターの袴田さんもさぞ肩を落としていることだろう。オレの島田さん、新国劇知識は全部袴田さん仕込みだし、御大や新国劇のことを話す時の顔が一番仕合せそうなのも知っている。その凄さを知らないオレは、それを愛している人の言葉や表情で感動するしかない。結局ひとり芝居はテレビでしか観られなかったが。袴田さんも…今ごろは浅草の沢正か。合掌。

新国劇で「一本刀土俵入」など多くの名舞台を残し、映画、テレビでも活躍、現役最長老の俳優だった島田正吾(しまだ・しょうご、本名服部喜久太郎=はっとり・きくたろう)さんが26日午前4時45分、脳こうそくのため東京都目黒区の自宅で死去した。98歳。横浜市出身。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20041127003.html

♯2 男性教諭(43)・男子生徒(16)と紅生姜

2004-11-26 17:17:49 | 暴言・失言・珍言備忘録
★「ただの力比べをしていただけで、キスはしていない」県立高校の男性教諭(43)

男子生徒を壁に押さえつけ、唇にキスするなどしたとして、埼玉県教育委員会は25日付で、県北部の県立高校の男性教諭(43)を懲戒免職とした。県教委によると、教諭は今年5月5日夕、校内の自販機でジュースを買おうとしていた1年の男子生徒(15)に「力比べをしよう」と話し掛け、両腕の手首をつかんで壁に押さえつけ、10秒ずつ2回、唇にキスをした。 
時事通信

★「子供の足のにおいをかぎたかった」高校1年の男子生徒

大津市できのう夕方、「小学生が不審な男に声をかけられ、足をつかまれた」などの通報が4件、相次ぎました。警察はきょう未明、目撃情報から現場近くにいた高校1年の男子生徒を暴行容疑で逮捕しました。現場近くでは、このほかにも1時間のうちに3件、「赤いバイクに乗った男に靴をぬいでくれと声をかけられたり、あとをつけられたりした」といった通報が相次いでいて、警察が付近を警戒していました。生徒は調べに対し「子供の足のにおいをかぎたかった」と供述し、4件とも容疑を認めているということです。
大阪・ABC

昨日の夜、最寄の駅で電車を降りた瞬間、隣のドアからひとりのサラリーマンが飛び出して来た。
汚い話だが、これからの季節よく見るであろうゲ〇だ。口いっぱいにモノを含みながら、隣の線路へ吐き出そうとホームを全力疾走で横切ろうとする男。口元からはモノが漏れ出している……紅生姜だ。こらえきれなかったようで、ホームには紅生姜が撒き散らされていた。ホームの端にたどり着いた男の口からも赤いモノが吐き出されていたように思う。おそらく紅生姜だろう。もはやゲ〇というよりは紅生姜を吐いているとしか思えないのが不思議だ。
何だってそんなに腹一杯紅生姜を食らったのか。牛丼か。

……ま、いいか。ハレンチ学園。

JIROKICHIでthe PURE

2004-11-26 03:55:27 | Music
高円寺・JIROKICHIでThe PUREのライブ。先日のトリオが極めてジャズ的な情熱とするなら,ビッグバンドらしく開放感溢れる熱さ、そして叙情。もっと客も増えればと思う。
清水サポはダミオンさんのパーカッション聴いた方がいいと思う。

今日もライブを撮影させてもらったんだが、ライブハウスだけあっていかんせん光が足りない。そしてそれを補う腕がない。惨敗。勉強させてもらいました。微調整して何とか使えそうな画像(ギターの橋本信二さん)。

イチローロード続報

2004-11-24 21:16:21 | ネタ
米大リーグ年間最多の262安打を達成したマリナーズのイチロー選手にちなみ、山口県を通る国道262号に「イチロー」の愛称をつける提案に、イチロー選手の代理人が「さらに上の記録を目指すので」と断る意向を示していることが 17日、分かった。(中略)同県などによると、262号は同県萩市と防府市を結び、総延長57・2キロ。イチロー選手も2001年12月に観光で訪れ、車で通ったという。
http://www.sanspo.com/sokuho/1117sokuho051.html

だから大仏にしとけって言ったのに……。

>同県などによると、(中略)イチロー選手も2001年12月に観光で訪れ、車で通ったという。

ここポイント。こじつけもここまで行くと涙ぐましいっす。

ハッスルドリンク

2004-11-24 21:08:35 | LB中洲通信2004~2010
六本木・ヴェルファーレで「ハッスルドリンク アリシンZ」発売記念イベント。
止まることを知らないハッスルムーヴメント。今日もザ・デビル・ピエロ対ハッスル仮面、アン・ジョー司令長官対藤井軍鶏侍のエキビジションマッチ(?)もあり、盛りだくさんのイベントだった。ホントに流行語大賞獲りそうな勢いである。
今日のイベントは次号の中洲通信でレポート予定。特集にも反映させたいんだが、紙プロ以上にハッスルを面白く取り上げられる媒体ないしなあ…。

12月23日・24日には後楽園ホールで「ハッスル・ハウス クリスマススペシャル」。

「普通」に戦うということ

2004-11-24 02:10:40 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
セレッソ大阪戦、負け。
やはり柏戦で彼らが見せたモチベーションは「勝利への渇望」ではなく「残留争いの恐怖」であったのかもしれない。それ以前にセレッソの純度の高いモチベーションには敵わなかったかもしれないが。浩太は「普通にやろうと思った…」とコメントしていたけれども、結果的にセカンドステージで一度も連勝することもなかった清水に「普通」の状態などあり得なかったのだから、根本的な危機感の欠如があったのだろう(比較的「普通の状態」があったとしたらファーストステージのFC東京戦から静岡ダービーまでか)。

今のJで「普通」に戦って勝てるクラブは少ない。

柏レイソル対浦和レッズ。このゲームの浦和こそ「普通」に戦って、順当な結果を得ることができたチームだ。今だに浦和の実力が抜けたのか他クラブが相対的に伸び悩んでいるのか判断がつかないが、その意味で浦和の実力は本物だったと言わざるを得ない(前節の「負けて優勝」に対する勝利への渇望、「バックアップのメンバー中心」というゲームプランに対する、スタメンの高いレベルでのモチベーションがあったと思う)。それにしても、最近特に清水と似たようなメンタリティの香りがする柏は、「今ごろ普通に」浦和と対峙してしまい、あり得ない大敗を食らってしまう。とても今日の柏にゲームプランなどなかった。スローガンのような掛け声はあったんだろうけどね。絶対に負けられない戦いがそこにある@テレ朝みたいなヤツ。

神戸戦をどう戦い、12月をどう過ごすのか、これは注目である。
ま、その前に更改が来る…。

書店に行こう

2004-11-24 01:37:18 | LB中洲通信2004~2010
1月号の原稿を書くために資料探しで久しぶりに池袋・ジュンク堂。
「愚直なまでの品揃え」が最近のキャッチコピーらしいが、最近はネットで買ってしまうことの方が多いので、「愚直なまでに」揃えられても、棚を探して目当ての本を見つけるのは結構しんどい。しかも頼りの検索端末もやっぱり少ないし。かと言って書店がないと困るのも確かで、ネットでさらっと情報を見るだけじゃ見つからない本は多い。『旅行人』リニュアル版も買うのをすっかり忘れていて、ジュンク堂に行ってみたらリニュアル第2号が出ていた。やっぱり書店も行かなきゃダメですね。大体「中洲通信」自体が書店に行かなきゃ入手できないだろ…って話なんだな。スマン。

1月号が終わったら村松さんに教えてもらった八王子の古本屋さんでも行くか…。

#1 ダルビッシュ君・給食センター

2004-11-23 06:08:42 | 暴言・失言・珍言備忘録
★「食べる食べないはそちらで判断してください」京都学校給食第2センター

福岡県犀川町の町立犀川中学校で、給食にハエとばんそうこうが混入し、調理した同県勝山町の行橋・京都学校給食第2センターが、学校からの問い合わせに「食べる食べないはそちらで判断してください」と答えていたことが17日までに分かった。
共同通信

★「やめてくださいよ!殺すぞ。ムカつくんじゃ!」ダルビッシュ君

早くもプロの“オーラ”が漂っていた。ドラフトを控え、東北高校のグラウンドで自主トレを行ったダルビッシュ。うつむき加減で登場すると、集まった報道陣に対し、いきなり写真撮影を拒否。(中略)ドラフトの目玉が練習を始めると、いやが応でもフラッシュがたかれた。すると「やめてくださいよ!殺すぞ。ムカつくんじゃ!」。ラフト前の緊張感から、ついつい取材攻勢にいらだち、今度は巨人・清原ばりに威嚇。
デイリースポーツ

キレた子供を“プロのオーラ”と肯定的に表現するスポーツマスコミもどうかと思うが、さすがにダルビッシュ君はもう公人だろう。これがプロ野球か……あ、某中田英寿さんはなかったことにしてください。

クレバー

2004-11-21 01:43:58 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
ノブリン「まあ残留が目的じゃなしに、やっぱり試合に勝つことが大切だと思ってましたのでね、まあその結果が残留という形でもあったんじゃないかなと」

早野「今日のエスパルスさんとうちの場合も、非常に下の方の争いということを意識して戦いにいかなければいけないというゲームだったと思います」

やっぱりノブリンの方がクレバーだったなー。大人だわ。
先日の新入団選手に加え、兵働君(筑波大MF)、財津君(東海大五FW)の入団も公式に決まった。ノブリンの監督続投を要請された模様。しかし、2ゲームを残しているとはいえ、天皇杯も早々に敗退して、スケジュール真っ白になった12月をどうするつもりなのか…そっちの方が不安ではある。裏天皇杯やってくれないかなー。
ま、個人的にはチャンピオンシップのチケットも買ってあるんで例年通りの師走になりそうなんだが。

残留争いはモチベーションではない?

2004-11-20 22:30:00 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
柏戦、順当勝ち。失点シーンはともかく、途切れなく走り続けた気持ち良いゲームだった。そして残留争いからやっと脱出。何はともあれ良かった。

何はともあれ、ではあるのだが、この一週間の妙な雰囲気について。
何を心配しているのだ。
確かに今日はプレーヤーの集中力は最後まで(!)途切れなかったし、スタジアムにはある程度の緊張感がみなぎっていたと見た(中継が必要以上に残留争いで盛り上げようとしていたのには笑ったが)。ナイーブ過ぎるほどに。その空気を作っていたのが「危機感」であることは間違いない。しかし。それは「入れ替え戦への危機感」なのか、「連敗への危機感(勝利への飢餓感)」なのか。オレは後者であって欲しいと思う。
最下位セレッソから勝ち点6差、残り3ゲーム。これは降格危機を危惧するほどの情況ではないし、柏の玉田は代表を含めて疲労はピーク。しかもホームゲーム。4連敗中(天皇杯を含めれば5連敗)とは言え、そのすべてのゲームが為す術もなく負けたわけでもない。

97年のフランス予選でメディアが「崖っぷち」を連呼していた時代を思い出した。あの時は現イチロー夫人が、テレビで毎日のように「負けられません」を連呼し、失笑を買っていたものだ(確かに勝ちもしなかったが“負けなかった”)。
「ギャンブルならUAE戦直後が賭け時だな」
友人とそう言い合っていたのを思い出す。
侮ることもないが、それ以上に怖れることはない。
約1ヶ月ぶりの勝利は確かに嬉しい。しかしサポーターも含め、周辺の過剰なほどのナイーブぶりもどうかと思った。もっと逞しくなろうよ……ま、残留争いは初体験だから仕方ないか(危険度からいって数年前の市原、横浜ほどでは決してなかった。これは断言)。

来年、代表の最終予選もこのパターンで盛り上げるんかなー。

決勝点を泥臭く決めた平松康平はインタビューでまたもや「清水はこんな(順位でいる)チームではない」とコメントしていた。その通りである。残留争いをモチベーションにするのはあまりにも寂しい。次のセレッソ戦もきっちり勝ってそれを証明しよう。

勝って降格、負けて優勝。レッズらしい。
おめでとう。

本田竹広ファンクラブ東京支部結成会ライブ

2004-11-19 23:47:03 | Music
昨夜は入稿前を縫って(本当は縫ってないんだが)、袴田さんと共に中野新橋のハーモニーホールで本田竹広ファンクラブ東京支部結成会ライブを取材(単に好きなだけという話もある)。18時に会場に着き、入口でマネージャーの田村さんに挨拶。テイチク企画開発部のNさんを紹介していただく。

この日はデジカメラマンデビューの日なので最前列の席をゲット。
18時30分にライブスタート。御大はドラムに本田珠也、ベースに米木靖志を配した本田トリオで登場。第1部では盟友・峰厚介、THE PUREにも参加するヴォーカリスト鈴木道子をゲストに迎え、「テネシーワルツ」などスタンダードを交えて7曲。第2部はソロとトリオで、今月リリースされる『ふるさと on my mind』(童謡をテーマにした渾身の2枚組)から4曲。本田さんは体調が良さそうで何よりだ。それにしても、だ。珠也はクール(&スーパーホット!)でカッコ良過ぎ。間近にポジションをとっていたとは言え、この夜撮った写真のうち半分近くが珠也中心の写真になってしまった。『赤い靴』の本田さん、珠也、米木さんのトリオは最強。素晴らしい。ライブレビューはLB2月号で。

打ち上げで御大に挨拶し、会場を出ようとしたところでこもれびホールのOさんに声をかけられ名刺交換。本田さんを追う取材は一応来年7月31日まで続く。先はまだ長い。出会う人もまだ増えそうだ。とりあえず次回は今月25日、JIROKICHIでTHE PUREの予定。

帰りは中野新橋でホッピー。