徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

「漣流」発刊記念パーティ

2009-04-30 01:43:33 | 漣流 sazanami-ryu


清水対浦和戦終了後すぐに新宿へ向かう。
新宿JAMで<Sazanami label presents サザナミナイトvol.12~「漣流」発刊記念パーティ~>。サザナミレーベルのカマチさん、音楽出版社のFさん、シンコーミュージックのYさんに挨拶。

出演したザ・モーレツアタック40's、ゴーグルエース、デリシャスウィートスの3バンドとも漣健児ナンバーを織り交ぜながら3時間。



しかし驚いたのが2、3年ぶりに観たデリシャスウィートス。熱狂的な男性ファンにも驚いたけれども、ショウの完成度が格段に上がっているように思えた。デリシャがアングラっぽく見えるのは梟さんの力だとは思うけれども、竹部さんのテラヤマ(フリークショウ)的な存在感は何なんだろう。演劇実験室◎万有引力の公演に参加したというのも納得。一方でチャーマァ女史のポップ路線も更に堂に入っている。ビデオ買えば良かったかなァ。
来月9日・10日には中野駅北口広場で<中野テントショウ>を開催する模様。無料だそうです。



で、急遽セッティングの合間のトークで話すことになった。司会のサエキけんぞうさん、カマチさんと一緒に読みどころなどを少々話す。
『漣流』にも登場していただいたサエキさん、チャーマァさん、梟さん、ありがとうございました。カマチさん、本当にお疲れ様でした。

ライブが終わって帰り際のYさんから軽く肩を叩かれたとき、いろいろあったけれども、本当に形になって良かったと思ったよ。

いくつか修正箇所が発見されたとはいえ、だが。

チームのために/第8節浦和戦

2009-04-30 00:27:56 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
パウロ「今の状況では、誰が出たとしてもチームのためにサッカーをすることがすごく大事だし、(中略)こうしてみんなが力を合わせれば勝ちにつながると思うし、今日は残念ながら勝てなかったけど、素晴らしいゲームだったと思う」(J'sGOAL 4月29日付

スカパーで清水対浦和
発展途上のはずの浦和にDFが揺さぶられて2失点。特に勝ち越しゴールは素晴らしいシュートだった。
が、しかし。
J9年目にして初めて(そんなことないか)、ようやくゴールの目の前で、左足の前にボールがきた児玉のボレーシュートが決まる。負傷の兵働に替わってゲーム・キャプテンを務める漢の公式戦初ゴール。このゴールが観る者の胸を熱くさせたのは、終了間際の同点ゴールというだけではなく、児玉をはじめとするチームが勝ち越されても諦めずに闘う姿勢を見せ続けていたからだろう。
だからドローにだって希望はある。希望を見出せ(さ)ない人は、おそらく別の意図があるのだと思う。

柏戦の1-1に続いて2-2。
次の広島戦は3-3になったりして。
それは勘弁して欲しいが。

今日のゲームも(ひとまず)拍手を送るのが当然だと思う。愚痴と中傷はチームにとって何の力にもならない。
健太とチームの戦い方にブレさえなければ問題はない。連戦は続く。連戦から自分たちの戦い方を取り戻していくしかないのだと思う。



これがお前たちの100%の力じゃない/第7節柏戦

2009-04-26 22:28:37 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
「これがお前たちの100%の力じゃない」
「少しでも最後サポーターがね、拍手で選手を迎えてくれたっていうのは、そういう思いが伝わったからではないかなという風には思ってます」(Sの極み 4月25日付)

土曜日。アウスタで清水対柏
空は明るいように見えたものの100%の降雨予報は間違いなく、豪雨と強風に身体も冷える。ということで、豪雨と強風、そして久々に酷いレフリーに当たってしまった。これだけ悪条件が揃えば多少の不運やミステイクは仕方がないのである。髪を刈り、さらにコワモテになった岩下の替わりにスタンドからレフリーに対して怒声が上がる。ロクでもないレフリーに対してプレーヤーがカードをもらわないように俺たちが岩下の替わりに怒ってやらなきゃいけない。
しかし特に前半はチーム自体にダービーの影響がまだ拭えないように見えた。そして後半の早い時間に失点。これもまたダービーと同じ展開である。ここからどう闘うのかが問題なのだ。
結果的にゲーム終了後、チームは拍手で迎えられた。それはエスパルスらしい、美しいワンタッチプレーの同点ゴールはもちろん、逆転はできなかったものの、彼らが悪条件の中、最後まで攻め切るプレーを見せたことに他ならない。スタンドにはそれが伝わったのだ。
希望の持つことのできる引き分けだったと思う。新しい9番である永井の動きも、フローデの起用法も可能性が見えた。ひとまず、このまま来月10日の鹿島戦まで走り切って欲しい。

<僕は観客動員数が少ない時期を知っています。やはり勝てなければ離れていってしまうもの。7,000人ぐらいしか入らなかった時代を知っている僕としては、これを繰り返してはならないと思っています。>(MDP vol.4 高木純平インタビュー)

<4月12日、試合後の「ロコロコ」はDJ席から見ていて涙の出るほど最高なモノでした。選手の背番号とオレンジのサポーターで埋め尽くされたスタンドが右に左の揺れている。>(MDP vol.4 POINT OF VIEW 鈴木克馬)

あまりにも身体が冷え切ったので南口酒場で酒。気がつけば始発で帰京。
裸にはならなかった。

(追記)
飯田淳平
<2009年4月15日、東京ヴェルディ対サガン鳥栖戦のキックオフ直後、鳥栖のFW池田圭を倒した東京のMF菅原智にレッドカードを出し一発退場。開始9秒というプロリーグでは世界最速の退場記録となった。>

いよいよリリース

2009-04-24 01:44:16 | 漣流 sazanami-ryu

音楽出版社で出来上がった本を受け取り、シンコーへ届けに行く。

ということで、音楽出版社から聞いていた予定よりは1日早く書店に並んだ模様です。実際にはまだ見ていないんですが。

『漣流(さざなみりゅう)~日本のポップスの源流を作り出したヒットメーカー 草野昌一×漣 健児』(音楽出版社/2,100円)

<漣流>という言葉がよくわからないという方も多いと思うので説明すると、この<漣>はシンコーミュージック・エンタテイメントの前会長の故・草野昌一さん、またの名を60年代のカヴァーポップス時代を仕掛けた訳詞家・漣健児さんの<漣>を指す。つまり漣健児=草野昌一=シンコーミュージック物語なのであります。
前半は草野さんの生い立ちから「ミュージックライフ」創刊(実際は復刊)、ビートルズ独占取材まで。草野さんがますます仕掛け人=フィクサー的になっていく70年代以降は「ミュージック・ライフ」を中心にしたシンコーの編集者、スタッフの群像劇(DiskUnion)。

ここまで約3年ほどかかったので実に感慨深いものがあるのだが(そのうち1年間はトラブルでほぼ膠着状態)、難産の末についに完成、そしてリリース。取材ご協力者の皆様、難航していた制作を受け入れてくれた音楽出版社のSさん、Fさん、本当にありがとうございました。
んまあ、内容的にすぐにどうこうなるような本でもないと思うので、ここからがスタートなのでありますが。

早速、来週の29日(水・祝)にはプロデュースのカマチさんのサザナミレーベルが新宿で発刊記念ライヴやります。

Sazanami label presents サザナミナイトvol.12~「漣流」発刊記念パーティ~
日時:4月29日(水・祝) open18:30/start19:00
会場:新宿JAM
料金:2000円(当日2500円)
出演:ゴーグルエースデリシャスウィートスザ・モーレツアタック40'sほか
DJ:カマチガク(ゴーグルエース/サザナミレーベル)
ゲストのトークもある模様。

ということでエコパのレッズ戦は行けません。

今後もトークイベントとかやるみたいです。

獣は裸になりたがる

2009-04-23 21:25:58 | News
<公然わいせつ容疑で逮捕された人気グループSMAPのメンバー、草なぎ剛容疑者(34)が所属するジャニーズ事務所は23日夜、報道機関に向けFAXでコメントを発表、草なぎ容疑者の活動を当面自粛するとした。>(スポーツ報知 4月23日付)

何で裸になったのか。
暑いから。
そういうこと。
引き起こしてしまった物凄い数の「迷惑」は謝罪するしかないけれども、酒飲みのオレは草君の気持ちがわからないでもないよ。
HIROMI GOもわかるはず。



それにしても、コメントの増長ぶりから悪代官キャラが板についてきた鳩山弟。いつか足をすくわれそうな感じがぷんぷんするんだが、何であの人は強気でいられるんだろう…。

まとめて

2009-04-19 20:33:17 | Works
先週もまとめて。

月曜は3年越しの仕事になった『漣流』がついに校了。最後の最後にバタバタになってしまったが、今週末には音楽出版社さんから発売の予定です。

金曜日まではひたすらナカス6月号の作業。いや『漣流』がようやく終わったもんでボケてました。ツー・スリーの衆、迷惑かけた。ごめん。
土曜の夕方に静岡に到着し前泊。

で、惨敗ダービー観たってわけさ。つらいのう……。

3失点うんぬんというよりも/第6節磐田戦

2009-04-19 19:09:00 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
兵働「慌てて攻撃することが多くなったというのはある」
西部「3失点うんぬんというよりも、あの1点目の場面に後悔が残る」
健太「中盤を作る選手がいなくなってしまったというのは、ひとつ大きかったと思っている」(以上J'sGOAL 4月19日

ここ2戦、ブログに書く暇がなかった。まず神戸戦。戦前の予想通り堅守とカウンターの斬り合いのようなゲームを何とか制する。川崎戦。おそらく健太エスパルスの理想の形ともいえる「1-0」での完勝。安定感でいえば、現時点で今季最高のゲーム。

そして今日はエコパで磐田vs清水戦。前半は川崎戦を思い出させるような堅守でほとんど危険な場面は見られなかったと思う。おそらくゴール裏も安心しきって観ていた。残念なのはチャンスがありながら前半のうちに先制点を決め切れなかったこと。イージーなミスを繰り返した中盤に問題はあったものの、前線もいやに淡白だった。シュートを打つ気はあるのかね。いや、しかし、守備ブロックは安定しているのだから、後半は期待できるだろうといったところか。
しかし反対に西部の判断ミスから先制点を叩き込まれてしまう。ここからが見るも無残だった。攻め急いでボールを簡単に奪われると一気に危険な位置までボールを運ばれてしまう。神戸戦のようなじりじりするような緊張感ではなく、明らかに焦燥感。あれではジュビロは楽になってしまう。実際先制点を奪った直後のジュビロの動きは明らかによくなっていた。
そしてカウンター気味に2失点。先制点がなければ1失点も3失点も今のエスパルスには同じことだ(だから川崎戦は最高の完勝だったのだ)。西部が言うように「1点目の場面に後悔が残る」。何で大敗したのかよくわからないという意味で、まるで名古屋戦のような負けっぷりである。
彼らは若いのだろうが、もはや4年目、5年目のプロなのである。もはや若いことは何のエクスキューズにはならんのだ。
ひとつ采配に関して言えば、やはり先制点を獲られた後、テルかパウロを入れた方がよかったんじゃないだろうか。

とはいえ、神戸、川崎、磐田戦というのはエスパルスというチームのポテンシャルと可能性と課題と問題点がわかりやすく浮き彫りにされた、実に興味深いゲームになった。
来週からGWにかけては中2日、中3日の連戦が続く。そしてGW直後の10日には鹿島戦が控えている。下を向いている暇はまったくないよ。ひとつひとつ勝負を続けながら成熟していくしかない。

掛川から新幹線に乗ってとっとと静岡へ戻る。
エコパの磐田戦というのは本当にロクなことがない。

「異動」ということ

2009-04-11 01:35:26 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
午前中、エスパルスから「チームユニフォーム」が代引きで届く。注文した覚えがなかったのだが、確認してみるとサポサンで応募した選手使用ユニフォーム・オークションが当選したらしい。
どの選手を応募したのかさっぱり忘れてしまっていたのだけれども、袋を開けてみたらフェルナンジーニョだった。
フェルは健太エスパルスの4年間にとって、特に(いろんな意味で)印象深いプレーヤーだったので全然オッケーであるのだが…皮肉にも、その日にこんなニュースが入ってきた。

<来る4月23日に開催される株主総会での承認をもって、山崎雅彦強化育成本部長が(株)エスパルスを退任する見込みとなった。後任については未定で、外部招聘・内部昇格を含めて検討中とのこと。山崎氏によれば、「今回の異動はチーム成績とは関係ない」とのこと。>(Sの極み 4月10日付)

つまり、この人にとっては「異動」なわけである。
何だかアホらしくなってくるが「異動」と言われてしまったら、それまでの話で、最初からこの人を批判しても仕方がなかったということになる。怒っただけ損である。
フロントも、これを機に本当の「プロ」になっていただきたいものだ。
サッカー(だけ)でメシを喰ってる本当のプロが真剣にやってりゃ、対外的に「毎年優勝しなくてもいい、常勝クラブは目指さない」なんて言わないもの。

フェルのユニフォームはそんな時代の思い出として保管する。
それにしても、フェルの身体って本当に小さかったんだな。

帰還

2009-04-10 04:11:37 | 漣流 sazanami-ryu
水曜日。
5時30分に目覚ましをセットして、5時30分の目覚ましのチャイムを消して7時に起きる。そしてPCを起動させたのが8時。完璧に予定通り。10時のチェックアウトをやり過ごして、11時前にはひとまずサザナミの楽曲リストの修正をツースリーにメールで送る。

14時の飛行機まで時間があるので、体調復活した大甲君と伽哩本舗の焼きカレーで昼食。ふたりともルー大盛、ライス大盛。考えていることは一緒だった。しかし大盛だと焼きカレーの特徴であるオコゲ感がちと欠けているような気がする。やはり焼きカレーは普通盛りの方がお勧め。

定刻通り福岡を飛び、15時30分に羽田到着。
気がつけば週の半分が終わっている。うぎゃー。

ノイズ

2009-04-10 03:53:33 | Music
火曜日その2。
夜になってカメラマンの大甲君の体調が悪くなったので彼はホテルに帰還。ここのところなぜか福岡に来ると高確率で体調が悪くなって、いつも先にホテルに帰るという謎の男なのだ…。

ということでNOIS/NOIZ。
1日に2度偶然あったら3回目は店にいかなきゃオチないだろということで、出田さんにも付き合ってもらい、久々にNOIS/NOIZで酒。だからって別に表情に出すわけでもなくクールなのがtoshさんなんだが(だからモテるか、この男)。
toshさんがモアリズムを強く勧めるのでライブ情報。

LUV MUSIC vol.3@cafe galleria
日時:05月14日(木)open 19:30 / start 20:00
会場:cafe galleria(福岡市中央区大名2-1-50-2F)
前売り¥2,000 / 当日¥2,500(要1drink order)
予約:092-751-2189(カフェガレリア)
出演:モアリズム(ex.カリフラワーズ)/松本かつひろ/アンチムジカ

オレ、聴きに行けないですけど…ナカスの情報に掲載予定。

お約束のSIONで送り出してもらい、おとなしくホテルに帰る。
翌日午前中の作業の準備をして落ちる。

博多取材③あまごころさん

2009-04-10 03:19:47 | LB中洲通信2004~2010
火曜日。11時にホテルをチェックアウトして、対馬小路にあるあまごころ本舗の本社前で編集長を待つ。
そこに自転車に乗ってこちらを見ているしている不審な男。
NOIS/NOIZのtoshさんだった。
数時間前にうどん屋で別れたのに。
近くに住んでいるらしい。偶然にもほどがある。NOIS/NOIZに来いということか。

12時からあまごころ(海女心)本舗の社長、村田妃富美さんの取材。うにを中心にした海産物の専門販売店で、壱岐島の観光にも力を入れている企業。話は仕事というよりも、現在村田さんが取り組んでいるさまざまな「桜」プロジェクトについての話。

取材終了後、西鉄グランドホテルで出田さんと再合流。ナカス関連の書籍企画についての打ち合わせ。もう一泊することになった。