徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

同じバカなら

2007-01-31 04:29:48 | Books
吾妻光良さんの『ブルース飲むバカ歌うバカ』が復刊されていたので購入。オレも復刊ドットコムに投票したことあるけれども、またもや入手困難ぽい雰囲気。どんだけ人気なんだよ(刷り部数が少ないのか)。ウェブで探すよりも書店に行った方がいいかもよ。

んでもって『俺たちに明日はない』を観る。
何回観てもフェイ・ダナウェイ最高す。
<これが僕の一生だ。これで全部だ。それを君が書いてくれた。>
少年のようにウォーレン・ビーティーは叫び、少女のように微笑むフェイ・ダナウェイを抱きしめる。ロマンチックすぎるかもしれないけれども、エバーグリーンというのはこういうことなのだ。

妖艶/「犬神家の一族」

2007-01-30 00:33:00 | Movie/Theater
『犬神家の一族』2本。
LDで市川崑版とスカパーのTBSチャンネルで放送中の横溝正史シリーズ(毎日放送)工藤栄一版を観る。映画版の高峰美枝子に対してシリーズは京マチ子。大家族の長女役を凛として演じ、最後には年齢不詳なくらい可愛い表情を見せる高峰美枝子の方が好みだけれど、艶かしさではやはり京マチ子かな。ということで業の深さ、殺人犯としては京マチ子のハマリ役。しかしシリーズ版での野々宮珠世役・四季乃花恵がどうにも陰が薄い。クレジットを見ると宝塚出身のようなのだけれども、よくわからない。遺産は別にして、男たちが獲り合うほどのヒロインなのか。映画版の島田陽子もかなり微妙だったけれども(時代の勢いはあったとはいえ)。
ちなみに映画のデジタルリマスター版のレビューはすごいことになってますな。さすが人気作。

ということでリメイク版も早く観よっと。

今年の日程

2007-01-28 02:37:12 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
今年の日程
静岡以西が名古屋、大阪、広島、大分、そして遠方は新潟。しかしほとんど関東圏。しかもナビスコカップの対戦クラブも首都圏ばかり。昨年の失策とも言えるホーム国立開催が今年はなく、ホームは全ゲーム日本平開催というのはいい事だとは言え、この日程、関東組は全試合観戦も可能かも。果たしてそんな時間と金があるのか。まずはGWのガンバ戦が山場。さらに同じく5月末には広島。無理だな……。どなたか出張取材入れて下さい。

●リーグ
第1節 神戸(3月3日(土)15時/日本平)
第2節 千葉(3月10日(土)19時/フクアリ)
第3節 柏(3月17日(土)15時/日本平)
第4節 大宮(3月31日(土)16時/駒場)
第5節 大分(4月8日(日)16時/日本平)
第6節 川崎(4月15日(日)15時/等々力)
第7節 鹿島(4月21日(土)19時/日本平)
第8節 横浜FC(4月28日(土)13時/日産)
第9節 磐田(5月3日(木)19時/日本平)
第10節 ガンバ(5月6日(日)14時/万博)
第11節 新潟(5月12日(土)15時/日本平)
第12節 甲府(5月19日(土)19時/小瀬)
第13節 広島(5月26日(土)19時/ビッグアーチ)
第14節 FC東京(6月10日(日)16時/日本平)   
第15節 横浜M(6月16日(土)15時/日本平)
第16節 名古屋(6月20日(水)19時/瑞穂)
第17節 浦和(6月23日(土)14時/日本平)
第18節 柏(6月30日(土)16時/柏)
第19節 大宮(8月11日(土)H)
第20節 大分(8月15日(水)A)
第21節 川崎(8月18日(土)H)
第22節 新潟(8月26日(日)A)
第23節 横浜FC(8月29日(水)H)
第24節 磐田(9月1日(土)A)
第25節 甲府(9月15日(土)H)
第26節 FC東京(9月22日(土)A)
第27節 神戸(9月29日(土)A)
第28節 名古屋(10月6日(土)H)
第29節 横浜M(10月20日(土)A)
第30節 G大阪(10月27日(土)H)
第31節 広島(11月10日(土)H)
第32節 浦和(11月18日(日)A)
第33節 千葉(11月24日(土)H)
第34節 鹿島(12月1日(土)A)

●ナビスコカップ(予選B組)
第1節 柏(3月21日(水)15時/柏)
第2節 横浜M(3月25日(日)15時/日本平)
第3節 横浜M(4月4日(水)19時/三ツ沢)
第4節 柏(4月11日(水)19時/日本平)
第5節 大宮(5月9日(水)19時/駒場)
第6節 大宮(5月23日(水)19時/日本平)

「山河燃ゆ」終了

2007-01-27 23:46:29 | Movie/Theater
ファミリー劇場で放送されていたNHK大河ドラマ『山河燃ゆ』の最終回。
オレの2006年の大河ドラマというのは、スカパー(ファミリー劇場とホームドラマチャンネル)で放送された真田広之の『太平記』西田敏行の『翔ぶが如く』、そして松本幸四郎の『山河燃ゆ』だったりしたのだ。特に集中放送だった『太平記』はあっと言う間に終わってしまったが、『翔ぶが如く』『山河燃ゆ』はきっちり1年かけて放送。普段はほとんどテレビドラマは観ないし、NHKの方も見ていないけれども、こちらの「大河ドラマ」はしっかり最後まで観た。
『山河燃ゆ』は、リアルタイムの放送時では英語の台詞が不自然だったりして、視聴率的にはあまり良くなかったようだけれども、松本幸四郎、沢田研二、三船敏郎出演の重厚なドラマ。しかも脚本は市川森一、音楽は林光。
主人公の天羽賢司の煮え切らなさ加減や“恋人たち”とのすれ違い加減が時代を感じさせた。でも今の時代に地上波で放送されてもいい内容じゃないかと思った。「国にプライドがあるように個人にもプライドはある」と自殺する主人公の件は、現代にも通じるものがあるんでないかい。このドラマを観ている間に改めて小林正樹監督『東京裁判』、東郷茂徳『時代の一面』も購入。

次の放送が和泉元彌の『北条時宗』というのは微妙だが……。

合唱/「遊星からの物体Ⅹ」「ふたり」

2007-01-25 04:43:42 | Movie/Theater
昼に原稿1本。ひとまず今月の作業の山場は越えたので映画を観る。
ジョン・カーペンターの『遊星からの物体Ⅹ』と大林宣彦の『ふたり』。この組み合わせに深い意味はない。
『ふたり』を観終わったあと、エンドロールをリピートして、大林宣彦監督、久石譲さんと「草の想い」を深夜に10回ほど合唱♪(サントラ2種類持ってますが)。やっぱり中島朋子、石田ひかり姉妹は身悶えするくらいイイ……。

発送

2007-01-24 00:57:21 | LB中洲通信2004~2010
諸般の事情で関係者に発送が遅れに遅れていたLB中洲通信2月号の発送を開始しました。
今回の特集は映画『幽閉者(テロリスト)』の足立正生監督。そして出演者で、先月新作をリリースしたPANTAさん、本多章一さん、そして「オールナイトニッポンエバーグリーン」の齋藤安弘さん、映画『フリージア』の熊切和嘉監督、峰厚介さん。
登場していただいた方々を始め、ご協力者の皆様ありがとうございました。

そして3月号は本日校了。こちらも間もなく。

図書館

2007-01-24 00:48:07 | Works
鶴巻町にある現代マンガ図書館を取材。単行本の書庫や蔵書リストも見せていただいたのだけれども、古本の匂いと手書きのリストに古本屋でバイトしていたときを思い出した。漫喫に飽き足らない、マニア、研究者向けかな(最新刊を読みたいだけなら漫喫の方がいいと思うが)。
事務所と近いし、LBの特集・企画にも使えそうだ。

MEGA

2007-01-23 23:31:40 | 素日記
近所のマックでは限定30個、11時30分頃には売り切れるというMEGA MAC。何回振られたことか……ということで編集部のある神楽坂のマックでMEGA MACをついに購入。こちらは限定70個。17時過ぎでも手に入った。

で、食べた。
すでに形が崩れているように見えて、かぶりついても意外と崩れない。
まあそのまんまなんだけど、これダブルダブルバーガーですな。
でもダブルバーガーよりは覚悟を決めているので喰えるかも。

let your soul be your pilot

2007-01-22 01:56:40 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
ラモス瑠偉「声掛けてくれてありがとう……それだけです」(Sの極み 1月21日付け)

今日の日本平は、日本で最も幸せな場所のひとつだっただろうと思う。沢登正朗の引退ゲームには90年代の日本サッカーを彩ったプレーヤーが集まった。エスパルスOB&現役組に対するのは、ラモス、カズ、きーちゃん、柱谷兄、都並、武田といった、エスパルスと共にJリーグ黎明期を盛り上げた旧ヴェルディ川崎黄金時代のプレーヤー、さらにヤス、ゴン、川口、磯貝、岩本輝、小倉、山口素弘、小村、相馬、藤田俊哉というドーハからフランスにかけて活躍したプレーヤーも加わったジャパン・オールスターズ。何で大将は来てないの?というぐらいのメンバーだ(キー各局のサッカー解説者はほぼ来ているのに)。

よくもまあこれだけのメンバーが日本平まで集まったものだと思う。

こんな弾幕や小村の旗を振っていた人もいたなあ…。Jリーグ懐かし地獄ですよ、これ。ラモス、カズ(←フル出場!さすが現役)を中心にしたヴェルディ軍団は、さすがJ最強のエンタテインメント軍団でスタジアムを盛り上げまくる。柱谷兄と都並もあの当時のキャラを再演してくれて盛り上がる。さすがだなあ。まあジャパンで一番盛り上げたのは磯貝の体型だったのだけれども。エスパルスOBも健太がダッシュし、大榎がテルとともに現役を彷彿とさせるボランチぶりを見せる。大榎と向島は現役できるんじゃないかというぐらい。これなら99年のメンバー復活企画でもよかったなと思う。

しかし、このメンバー、この引退ゲームには人それぞれ思うところはあるのだろうけれども、これでノボリを含めた90年代の初期エスパルスにピリオドが打たれたのかな、というのが正直な感想。

初期エスパルスというのは三羽烏と若きノボリを中心に作り上げてきたわけで。
今日はそのためのお祭りだと。
ノボリには悪いんだけれども、三羽烏とノボリの引退ゲームだったなと思うわけです。それから京都へ移籍してしまった森岡への、ひとまずお別れゲームだったわけです。いや、それだけノボリの決断というのはあまりにも大きな節目で、象徴だったわけですが、これからが新しい時代の幕開けなわけです。
ノボリ、本当にお疲れ様でした。一昨年のホーム最終戦ほどのエモーショナルな感動はなかったけれども、本当にどこを切っても幸せな1日でした。

20日、21日はエスパルスサポーター、ファンにとっては至福の2日間だったな。今年もいいスタートが切れたと思う。
個人的にも仕事へのモチベーションも上がったですよ。朝まで原稿~。

sting『mercury falling』『fields of gold 1984-1994』、水木しげる『妖怪画談』『続妖怪画談』(岩波新書)、小嵐九八郎『蜂起には至らず』(講談社)購入。

初旗

2007-01-21 03:18:28 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
静岡に前泊して、ツインメッセでエスパルスのサポーターズサンクスデー。
イベント開始の1時間前には到着していたのだけれども、すでにファミリーと選手ヲタと、エスパルスクレイジーな方々の集うワンダーランドの様相を呈していて、ステージ前は当然満席。

まずはプレーヤー使用のユニフォーム(抽選)とスパイク(オークション)に応募してから、今季の新ユニフォームをチェック。数年前に買ったバレンシアマフラーもつ使えそうでいい感じ(これがなかなかかっちょいい)。
13時からイベント開始。社長の「ホーム戦全試合満員でも年間40万人!(だから来てね)」を強調した挨拶に始まり、山西キャプテンの反則技ともいえるヘリウムガスを使った挨拶で盛り上がる。そしてオレンジウェーブ&パルちゃんショー。

これOZMA以上に「不謹慎」で「子供に見せられない」類のものだが、エスパルスファンは大人だからいいのである。しかしサブのイベントスペースがあるためか、PAの具合がどうもよくない。ちとサウンド的には物足りず、迫力不足で盛り上がり難い。
シーズンシート購入者用のプレーヤーとのツーショットでは、迷わずテル。
……しかし画像がボケてた。やはり屋内だったし嫌でもストロボ使えば良かったか。
その間、ステージでは月刊、スポパラ、選手会イベント。月刊の罰ゲームで引っ張り出された西部がカラオケを歌いながら客席へダイブ(ジャンプ)したのが盛り上がりどころか。
サブイベントでのオレンジウェーブとコパルちゃんのダンス教室にプレーヤーも参加。浩太は子供とのやり取りが妙にハマっていたけれども体操のお兄さんや保父さんもできるんじゃないか。
後援会が選ぶ2006年シーズンのMVP表彰では1位テル、2位西部、3位淳吾と、観ている人には順当な評価。

最後は『王者の旗』の大合唱。今シーズンは、20回は歌いたいものである。

そしていよいよ今日はノボリの引退ゲーム。

大きな背中

2007-01-19 05:09:22 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
<私、西澤明訓はセレッソ大阪を退団し、清水エスパルスに移籍することになりました。(中略)セレッソでは本当に素晴らしいチームメイト、クラブ、サポーターのおかげで、たくさんの貴重な経験をさせていただきました。自分としては、8番の大きな背中を追いかけて、好き勝手にやってきただけですが・・・。(後略)AKI 20>(セレッソ大阪公式

<清水でプレーすることは自分にとって念願だったので、エスパルスの一員になることが出来て非常にうれしく思います。>(清水エスパルス公式

3年越しに清水の西澤明訓が誕生した。これで西澤、ジェジン、矢島の3トップも見られるのか。昨季は勝たなければ後がないゲームをことごとく落としてしまった清水だけに、今季はスクランブル的な状況では物凄い攻撃的布陣が見られるかもしれない。フェルナンジーニョ(レンタル)、戸田(完全)、児玉(レンタル)の加入も心強い。一昨年、昨季から続いているチームのベースは一点の揺ぎも無く、さらに上を目指す効果的な補強が進められていると言っていいだろう。斎藤、森岡が移籍し、これでテルはもちろん、これから山西、西澤の役割は大きくなる。西澤には清水で<8番の大きな背中>になってもらいたいものである。
明日はいよいよ夢いっぱい、夢広がりまくりんぐの新体制発表記者会見。

それにしても生え抜きといっていいプレーヤーが移籍するのは胸が痛む。その意味でセレッソサポーターを気遣う西澤のコメントが泣かせる。かつて清水ファンの怒りの炎に油を注ぐようなコメントで、後ろ足で砂をかけるようにエスパルスから赤い某クラブに移籍したプレーヤー(五都主)がいた。移籍金の問題じゃない。やはり人間性の問題なのだと思う。その辺はルサンチマンでいいです、もう。

田舎というハードボイルド

2007-01-16 22:03:36 | LB中洲通信2004~2010
山下敦弘監督の最新作『松ヶ根乱射事件』
これはかなりの傑作。名作『どんてん生活』『リアリズムの宿』等で見せた山下テイストを失わないまま、バブル崩壊後の地方の町を舞台に(しかし所謂“バブル”とは無縁に見える静かな田舎町)、ドメスティックでドロドロな人間関係を描き、ラストの「事件」までぐいぐい引っ張っていく。静かに壊れていくその様は、まさにハードボイルド。“松ヶ根”の人々に静かな波紋を巻き起こす木村祐一、川越美和のコンビはもちろん、主役の新井浩文、山中崇をはじめ、登場人物のキャラ立ち過ぎ。立ち過ぎと言ってもそれがまったく不自然ではなく、絶妙で濃厚な空間を作っていく。
映画の舞台だから、というわけではないが、田舎というのは淡々と(どんよりと)した時間の中で、実にドラマチックで、濃厚な「関係」が渦巻く場所だが、例えば渋谷で起きたバラバラ殺人事件というのは、東京のド真ん中にも「田舎」があったということでもある。東京は、スピード感で「関係」を麻痺させているけれども、そんな「関係」について改めて考えさせられる一本。

ということで、渋谷のビターズエンドで山下監督取材。『リンダリンダリンダ』以来のインタビュー。3月号でレポート予定。久しぶりの山下監督は実にすっきりとした男前になっていた。さすが売れっ子。

斎藤貴男『報道されない重大事』(ちくま文庫)、「マガジン9条」編集部編『みんなの9条』(集英社新書)、橋本治『このストレスな社会! ああでもなくこうでもなく5』(マドラ出版)購入。

凝視する男

2007-01-16 01:50:49 | LB中洲通信2004~2010
新宿でKOKAMI@network vol.9「僕たちの好きだった革命」の制作発表記者会見。出席者は演出の鴻上尚史、中村雅俊、片瀬那奈、塩谷瞬、森田彩華、GAKU-MCの6名。
内容は、<1969年、高校2年の時に機動隊の催涙弾で意識を失い、30年後に目を覚まし主人公・山崎が47歳で高校に再入学する>という、ちとタイムスリップな、「レナードの朝」風味の設定。
高校生相手に水平撃ちはありなのか、山崎という役名はもしかして羽田闘争で亡くなった「山崎君」から採用したのかなど等、鴻上さんに訊きたいことはいろいろあったけれども、記者会見で面倒な質問をするのも何なので、ひとつだけ。実際あの時代の学園紛争の主人公は大学生だったのに、なぜ高校生の設定にしたのか? <「世代を超えた青春学園ドラマ。笑いあり、ラップあり、アクションありの舞台に」>(asahi.com 2006年11月6日)という鴻上さんのスタイルから言って、まあ真正面からヘヴィな大学生の設定にしてしまうと遊べなくなるという思いがあったのかも。
まだ頭ん中で整理できていないけれども、3月号の予測レポートで。

それにしても塩谷瞬君は男前だった。他の役者がコメントしてる間も、発言者をひたすら、じーっと凝視している姿も好感が持てた。あそこまで記者会見で凝視できる男はなかなかいないよ。
日本自転車振興会は惜しい男を逃したと思う。

決勝

2007-01-15 02:03:45 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
全日本大学サッカー選手権大会決勝で国立。大榎が監督を務める早稲田大学と、今季清水に加入する原一樹(FW)と廣井友信(DF)が所属する駒澤大学が決勝へ進出し、清水ファンとししては注目の一戦。メインスタンドは使用せず、バックスタンドの一部にぎゅーっと詰め込んで1万人来場。さすがに清水サポの姿もちらほらと見える。
結果は5点という大差をつけて駒大3連覇。3点を追う早稲田が兵藤の得点で勢いのついた時間帯に追加点を奪えず、オウンゴールを与えてしまった時点で終了。で、原一樹。結果は残せなかったとは言え前線、サイドのターゲット、潰れ役になり、それなりの存在感はあった。前半にスピードを生かした抜け出し、そしてゴール(オフサイド)も見せたし、健太エスパルスの下で噂どおりのスピードスターになって下さい。廣井は…遠くてよくわかなかった。まあ最後まで走り負けなかった駒大を率いたということで期待してます。
でも、今日は巻弟のひとり舞台でした。MVPは当然。名古屋はいいプレーヤー獲ったね。あと竹内と田谷は見所あり。

一周忌/本田竹広メモリアルコンサート~目を覚ませHONDA!~

2007-01-13 22:59:36 | Music
昨夜は保谷こもれびホールで「本田竹広メモリアルコンサート~目を覚ませHONDA!~」。早いもので一周忌なのである。まずは本田珠也トリオ(荒武裕一朗p、米木康志b)+鈴木道子(vo)。2曲目に「water under the bridge」。荒武さんのピアノが熱かった。道子さんが加わって、影響を受けたという本田さんとmamaTのセッションアルバム『MISTY』から「i love you more today than yesterday」など。もっと聴きたかったな~。
休憩を挟んで、the pure sonの一夜限りの復活ライブ。勢いもあるし盛り上がったけれどもやっぱりヴォーカリストと、信二さんと本田さんの不在は大きいなあ…という、今更どうしようもないことを再認識。最後の「save our soul」はいろんな意味で切ないものでありました。終演後、マネージャーの田村さんに挨拶。お疲れ様でした。ライブの模様は3月号にてレポート予定。
吉祥寺へ移動して、袴田さんと終電まで酒。国定忠治とM-1グランプリについて熱く語る。

で、久々にgate oneへ行く。入口で帰りがけの尾崎さんと挨拶。当然ライブは終わっていたのだけれども、この日は大口純一郎(p)、橋本信二(gt)、小杉敏(b)、村上寛(dr)、梶原まり子(vo)という気合いの入ったメンバー。村上さんはもういなかったが、まり子さんがご機嫌で、信二さんがマイクを持ち、小杉さんがドラムを叩き、大口さんがピアノを弾きセッションが始まる。3時ぐらいまで。

本田竹曠トリオ『ライブ・アット鹿児島USA1974第一集“オレオ”』『ライブ・アット鹿児島USA1974第二集“朝日の如く爽やかに”』購入。