徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

清掃

2008-08-29 02:02:36 | Works
木曜日。昼から神楽坂の事務所で数年ぶりの清掃。LBのバックナンバーの箱詰め、輸送準備。

「サザナミ流(仮)」のゲラも出たので、事務所で目を通す。スケジュール的にもようやく見通しがついたようなので(おそらく)これから年末に向けて本格的に作業再開。
その前に予定を過ぎた原稿が……。

2年連続4位のメンタリティ/第23節名古屋戦

2008-08-29 01:47:13 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
水曜日。原稿。

夜はスカパーで「名古屋対清水」戦。
ここのところ2点以上獲っているオフェンスを責めるわけにはいかない。かと言って失点も、完全にエアポケット状態だったとしか思えない1失点目以外は何だかよくわからないもので、グランパス君のラッキーポイントという感じで負けた気がしない(現実的には負けたけれども)。健太は自嘲的に「自滅ですよ」と言うが、何だかそうとばかりも言えない印象が残る。

勝負の世界には<勝者のメンタリティ>という誇り高き言葉がある。しかし<2年連続4位のメンタリティ>などというガラスのハートみたいな言葉はない。名古屋にすでに<勝者のメンタリティ>があるとはとても思えないが、少なくともそれに準じる勢いだけは手に入れている。なかなか勢いを手に入れることのできない健太エスパルスは、こればかりは、やっぱり、どうしたって、とにかくタイトルを獲って本物の<メンタリティ>を手に入れるしかないのである。
それも、ピクシー・バブルで炎上する名古屋より先に、である。

上手く行けばナビの決勝で今季2敗の雪辱は充分果たせる。
名古屋に先を越されると癪に障るのである。クラブ出身のカリスマを擁して体質を変えるという、ほとんど2005年、2006年の清水と同じような道筋を辿りつつ、さらに<20点FW><5年太鼓判>という詐欺的発言を残して、よりによって名古屋へ行った久米のオヤジ(前強化部長、現名古屋強化部長)が関わっていると思うと、これは先を越されるわけにはいかないのである。
この先、誰に何を言いたいのかは、わかる人にはわかる。

いや、確かに名古屋は強くなった。しかし、タイトルは先に獲る。

名古屋番のへんてこな女ライターに同情される必要はまったくはない。

アンバサダー

2008-08-29 00:59:17 | Works
火曜日。
「サザナミ流(仮)」の原稿をぎりぎりまで書きつつ、夕方からBAT(ブリティシュ・アメリカ・タバコ)の新商品ダンヒル/ファインカットのアンバサダー氏(若い、イケメン)の取材。ダンヒルルームなるオフィスの喫煙室でインタビューと撮影。アンバサダー(ambassador,使節、大使)という言葉で思い出すのは、JFAのキーちゃん(2006年退任)だったり、ノボリだったりするのだが、要するにダンヒルのスペリシャスト、スーパー営業マンなのだ。コスチュームが、これがまた、女子だったら萌える…だろうなあ…。

何が何だか

2008-08-25 06:07:49 | Books
静岡に一晩泊まり、翌日はSBSカップを途中まで観てから、エスパルスドリームハウスでナビスコ準決勝ガンバ戦のチケット購入。

江崎書店へ行って『パルちゃんとグランパスくんのほん。』と新聞の書評を読んだ藤沢周平のエッセイ集でも買って帰るか……と思っていたら、何で新刊本のコーナーにあったのかよくわからないのだけれども、小林信彦の『定本・日本の喜劇人』を発見してしまったので、9500円だけど勢いで購入(もちろん『パルちゃん~』も併せて)。橋本治の本を除けば、『日本の喜劇人』ほど繰り返し、断続的に、しつこく読んでいた本も少ない。オレとしては、小林信彦という人は松村雄策氏とのビートルズ論争で<何だかなァ>という感じの人になってしまったし、タケちゃんにラジオで批判されたときに謝っちゃった時点でアレなんだけれども、やっぱし執念といえるぐらいすごい本である。渥美清の『おかしな男』、横山やすしの『天才伝説』などの評伝、昭和30年代末に連載していたタレント列伝などを加えた、決定版ということらしい。
『定本』のあとがきを読んで(特に自らゴチックにした部分…)、相変わらず<何だかなァ>とは思うのだけれども、まあ作家の人格と作品は別物なので、その辺はどうでもいいです。
ただ、「笑学百科」と重複する部分があるためか、80年代以降(つまりタケちゃん)のパートをすっぱりと改稿しまったのは、作家としてのプライドもあるのだろうけれどもいかがなものか。あえて<トリックスター>と評価した芸人ビートたけしの90年代以降は喜劇人でもなく<森繁病>とも言えないわけで、じゃあ<エンタティナー>というものちと乱暴かと思うのだが。

で、東京へ戻ろうとしたら、また新幹線が熱海-小田原間の豪雨で止まる。どこがどうなっているのかさっぱりわからないが、予想通り2時間を超えない程度に停車(2時間以上停車すると払い戻しに応じなければならないんだな、これが)。
熱海-小田原間でディープインパクト級の津波が来たという話も聞かないし、熱海-小田原間で洪水が起こってボートで避難している人も見かけなかった。

安全第一なのは重々承知だが、ディフェンシヴな風潮だなあと思う。
まあ、オフェンシヴになったらなったで、危なっかしくて困るんだけども。

ちなみにエスパサポとグラサポの皆さん、『パルちゃんとグランパスくんのほん。』は、なるべくクラブのショップではなく、普通の本屋さんかウェブ本屋さんで買いましょう。
それも清水と名古屋とJリーグの宣伝です。

さあ次/第22節柏戦

2008-08-25 04:11:44 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
土曜日。先週のマリノス戦は涙を呑んで断念したので久しぶりに日本平で「清水対柏」戦。

心配された雨は結局小康状態のままで、ゲームにもほとんど影響はなく、湿度は高いけれども涼しくて気持ちのいい夏の夜。前半1分、11分と早い時間に立て続けに得点したからなのか、それともチャンスがありながら3点目を決められなかったためなのか、前半27分に素晴らしいクロスから菅沼にゴールを決められたあとは、どうもいただけない内容だった。
精神論を嫌がる人もいるけれども、サッカーは一度ピッチに足を踏み入れたら45分間ノンストップで動き続けなければならないスポーツなのだから、どうしたってやはりメンタルを軽視するわけにはいかない。あの時間帯はここ何ゲームか続いている、先制し追いつかれ勝ち切れず、というイメージがプレーヤーにもフラッシュバックしてきたんじゃないかというような嫌な流れだった。
とはいえ、結局その後同点に追いつかれたのも、逆ホームタウンデシションを繰り返すことで、意味のない無駄なフェア精神を体現しようとするような、いまだにサッカーを「スポーツ」「エンタテインメント」ではなく「体育」としてでしか見られないような、力量不足の審判が意味不明のPKを柏に与えただけであって、焦るような内容では決してなかったのだ。
結果的に3点を獲ったオフェンスが悪いわけがなく、全体的に個々の小さなミスはあったとは言え、概ね清水のゲームと言っていい内容だったと思う。
残りはあと12節。残留争いなど想像したこともないが、さすがにいい加減、この辺りで走らないと置いてかれるぞ。
次は水曜日に瑞穂で名古屋戦。流れに乗り切れない今シーズンは、すべて3月の、あの無残な名古屋戦から始まったと思うのだ。やはりその名古屋に完勝することで、負の連鎖を断ち切るべきだろう。

馴れ合いするのはグランパス君とパルちゃんだけで結構。
今度は毎度の名古屋に戻してやるぐらいのつもりで戦い切って欲しいものだ。
ゲーム後の顛末を持ち出すまでもなく、それぐらいの屈辱だったですよ、アレは。いろんな意味で。

初号機

2008-08-25 04:06:09 | Works
ここのところまったく更新できていなかったので、まとめて。

まずは先週(先々週)末にメイン機のキーボードの調子が完全におかしくなり、執筆スピードが9割減してしまったので、急遽中古のVAIOを購入。これでまたデスクのモニターは3画面体制(それに加えて本体の壊れたモニターが1つ)。外はだいぶ涼しくなってきたってのにデスクは相変わらず酷暑状態。今度の中古初号機は携帯しやすいサイズにしたので、以前から調子の悪かったAir EDGEも思い切って最新機に買い替える。ただでさえ今月は経費がかかりまくりなのに、ちと痛い出費。

今週(先週)はコンビニとカズンにタバコと昼食を買いに行く以外は自宅から出ず、引きこもりでひたすら原稿書き。
火曜日の朝に自由国民社の原稿を入れ、金曜日にナカス10月号が校了。

金曜日は神楽坂で最後のゲラを見たあと、高田馬場の自由国民社Oさんにカセットテープの返却。そして新たなテープを何本か受け取る。
自由国民社の仕事はテープ起こしと、その構成という地味な作業でありながら、これが間もなく再開のサザナミ本並みになかなか面白い仕事になっている。まだ正式なインフォメーションが出ていないので詳しくは書けないけれども、ひとまず日本のフォーク&ロック史の一級資料になるだろうという内容。
という話をしながらOさんと酒。あんなにご機嫌なOさんも久しぶりだなあ…これは、きっといい本になります。

ナカスの柳沢さんのテキストもかなり面白くなったと思う。ただし校了日にヴィジュアル素材が届いても遅いんだよ…せっかくお盆休み前に手続きしたってのになァ。
ということで、悔しいのでここに掲載。


冤罪Fileにて

2008-08-15 00:30:15 | LB中洲通信2004~2010
西新宿で「冤罪File」編集部の取材。お盆休みで人も少ないオフィスで応対していただいたのは発行人の高崎さん。裁判員制度を前に司法に興味を持つ人も少なくない。また冤罪事件も数多く露見している。というわけでかなりアップデートな季刊誌なのである。もちろん内容はガチンコでヘヴィ。冤罪をひとつのテーマにしているだけあって、訴える人々の声は重い。幸いにも、何様のつもりかと思うような素人衆の裁判傍聴記ブームのようなテイストはない。
ただ、重いということは、ただそれだけで読者にも、編集者にもプレッシャーを与える。
15年以上前に笠倉出版の「ワトソンJAPAN」なる短命のサブカル法律雑誌があった。今読むと「サイゾー」あたりに通じるところ大の、あざといサブカル臭もするのだけれども、そこまでいかないまでも、こちらは頑張って続けていただきたいものだ。発刊の経緯から今後の展望まで。詳しくは10月号で。

これで今月の取材は(ほぼ)終了。やっと引き篭もれる…。

柳沢さん

2008-08-14 00:02:59 | LB中洲通信2004~2010
新宿御苑前のアームウッドコテージで柳沢慎吾さんの取材。
いま、愛(と妄想)に溢れたひとり甲子園を、ひとり23役で演じるCD「クライマックス甲子園!!」が売れている。ほとんどの日本人は、好き嫌いは別としてそれぞれの<甲子園の記憶>を持っているからブラバンCDが売れたりする。そんな中で熱心な甲子園マニアも納得させる小ネタやエピソードを織り交ぜる柳沢さんの<再現芸>がウケるのもまた当然なのだろう。インタビュー中も当然、甲子園のチェックは欠かさない。
インタビューは「俳優・柳沢慎吾」を中心にお聞きした。

インタビュー後、御苑近くで撮影。別れ際までサービス満点の<柳沢慎吾>でありました。10月号特集です。

ヴァラエティブックの極み/小西康陽「ぼくは散歩と雑学が好きだった」

2008-08-10 17:46:32 | Books
遅まきながら小西康陽「ぼくは散歩と雑学が好きだった。小西康陽のコラム1993-2008」(朝日新聞社)購入。
小西氏も<小西康陽が小西康陽になるために読んだ100冊>や<あとがき>で挙げている植草甚一の「ワンダー植草・甚一ランド」や小林信彦の「東京のロビンソンクルーソー」のような段組、見出し、ブックデザイン(さらには峰岸達氏がイラストを書いている!)。前から読んでも後ろから読んでも斜めから読んでもオッケーなヴァラエティブックの真骨頂。ときどきこういうブックデザインをしている書籍を見掛けることがあって、おそらく編集者かデザイナーは「東京のロビンソンクルーソー」や晶文社の書籍をイメージしているんだろうなあと思う。実は数年前に知野二郎さんと作った本も、まさにそのイメージで構想していた。思ったよりも時間がなかったこと、予算がそれほどなかったことなど、諸々のこともあって思い通りにはならなかったけれども、溢れるようなヴァラエティ感とヴォリューム感だけは出したつもり。
またこういうコラムを再編集したヴァラエティブックを作りたいといつも思う。
18歳か19歳の頃、古本屋で「東京のロビンソンクルーソー」を見つけたときの影響がまだ残っている。もうカヴァーはぼろぼろだし、繰り返し開いたせいで製本も怪しくなっているけれども、いまだ本棚に残っている。

イカキンさん

2008-08-10 02:35:29 | LB中洲通信2004~2010
金曜日。
高円寺でギタリストの宮崎イカキン健さんの取材。
the Pureのライブでも何度か顔を会わせているのだが、シラフで畏まるのは緊張するし、よろしくないということなのでJIROKICHI近くの酒場で酒を飲みながらインタビュー。それほど年齢は離れていないのでイカキンさんの音楽的な来歴は共感するところが多い。あまり多くは語らないイカキンさんだが、やはり本田竹広さんの存在は大きい。

ところでアメリカ戦敗退後、翌日のこの日、イカキンさんはナイジェリアTシャツを着て来た。聞いてみると、やはりサッカーファン。しかも海外サッカーだけではなく、Jリーグも語る横浜っ子。2日連続で深酒はできない状況なので電車で帰れる時間に別れましたが(原稿が…)、またJの話でもしましょう。

ハシゴ

2008-08-10 02:17:40 | LB中洲通信2004~2010
木曜日。コの字取材で王子。
取材前に北野さんとミーティング。写真家で、北野さんの友人である佐藤信太郎氏の写真集「Tokyo Twilight Zone-非常階段東京-」を見せてもらう。本を後ろから見るのが悪い癖なんだが、一応スタッフは確認しておかないと…と思ったら、装丁はマッチ&カンパニーの町口覚氏。おお、大物だ。
非常階段を上がり、手前に雑然とした生活感溢れる(もしくは団地のように整然とした)東京の風景を捉えつつ、彼方にもうひとつのパブリックな東京が見えるという、なかなか刺激的な写真集であります。北野さんの「OUR FACE」もそうだったけれども、こういう触発(挑発?)されるようなイメージを切り出せる写真家という仕事が羨ましく感じる。いや、もちろん北野さんの仕事を見ていれば、イメージの前提となる「言葉」をライター以上に費やさなければならないときもあることもわかるんだけれども。
写真集にしては安すぎないかというくらい安価なので、是非買って見ていただきたい。次回のナカスで紹介する予定。

新展開を見せている「OUR FACE」の取材でインド帰りの北野さんはひさびさの日本の居酒屋ということで、コの字取材は「串之介」さん。なかなか居心地の良いコの字。高校野球絶賛放映中の店内で取材と呑みで3時間。ブルーズ好きの学校の先生からホトケさん特集号を褒められる。ありがとうございます。
王子からバスに乗って雷門まで。ケバブ屋さんになってしまった沢正跡の前を通って、「浩二」で男子サッカー「日本対アメリカ」戦。関係ないが、浩二さんとこの女子がヒジョーに可愛くなっていた(いや、前の子も十分可愛かったですが)。アメリカ戦惜敗を見届けた後、赤津加の煮込みが食べたくなって秋葉原。

いつもハシゴして、酒飲んでるだけじゃなくて、本当はワリと深遠な話もしちゃったりしているんですけどね(酔っ払いなりに)。

難関その1クリア/ナビスコカップ準々決勝第二戦 鹿島戦

2008-08-08 18:12:20 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
静岡に向かう途中、京都-新大阪間で今話題の豪雨が降っているということで、三島駅で新幹線が突然止まる。何だかよくわかなくても今は豪雨ブームなのでとりあえず止まってしまうのである(現代日本人のディフェンシヴな思考についての論考はナカスに登場していただいた森達也さんの発言参照&発売中)。しかし時間の余裕がないので東海道線に乗り換える。ちなみにJR東海の駅員は2時間以上の停止でないと特急券の差額は払い戻さないと言い張る…緊急停止は仕方がないけれども、何ていう殿様商売だろう…と思ったが、そんなもんを相手に粘るほど時間もないのでホームまで走る、走る。そこから清水まで50分ほどかかり、結局キックオフには間に合わず。

日本平でナビスコカップ準々決勝第二戦「清水対鹿島」戦。
理想的な時間帯に先制点、追加点を奪い、鹿島の攻撃もほぼ押さえ込み、いつ3点目、4点目がきまってもおかしくない、完勝と言える内容。非情なまでホーム&アウエイのゲームプランを貫いた健太にとってはしてやったりだろう。もちろん後悔などはしなかったよ、岩政先輩。


これは自らの戦力を冷静に評価し、対戦相手を評価した上で下したプランであって、五輪組が不在で、淳吾が緊急離脱したとはいえ(個人的には戦力が極端に落ちるとは思っていなかったので)当然の結果とも言える。これが総力戦を試される局面でいつも苦しめられてきた清水が、過去3年に進めてきた補強とチーム作りの結果なのである。見てりゃわかるのである。見ていればね。
しかし、見もしないでわかったようなことを書く人間もいる。
朝日新聞の中川文如とかいう、どう読んでもよくわかっていないラグビー記者が頓珍漢なことを書いている。書いていただくのは結構なのだが、鹿島目線だか、Jリーグ目線だか、協会目線だか知らないが、よくわかってないものを自分のストーリーに当てはめて書かれるのは、はっきり言ってとても迷惑なのである。

来月3日、準決勝の相手はガンバ大阪。わかってない頓珍漢な連中を黙らせる「証明」の闘いは続く。最初は厳しい相手が続くトーナメントの組み合わせを恨んだものだが、まあ今となっては注目される相手が続いてよかったかもなあ…。

その前にリーグ戦でも、いい加減に「証明」して欲しいものだ。明日は大分戦。

あれから一ヶ月

2008-08-06 00:48:12 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
さて、あれから一ヶ月経った。

小笠原「あれはないでしょ」
岩政「理解できない。こんなサッカーをしてきて、第2戦では後悔させる結果を出したい」
スポーツ報知 7月3日付
興梠「ああいうチームに対しても積極的にいけたら良いんですけど…」
青木「ベタ引きで、ほとんど守備を考えながらやっている感じだった」
J's GOAL7月2日付

淳吾「ホームでは勝ちにいく。もちろん絶対に勝たないと。今日とは全く違うやり方をすると思うので、そっちの方が楽しみです。(中略)前後半で監督の指示に違いはありません」
J's GOAL7月2日付

第1戦後、このような力強いコメントを残した淳吾は残念ながらいないが、だからこそ、このままでは終われないだろう。

健太「ナビスコカップの1stレグでああいう戦い方をしたということは、逆にアントラーズ側から見れば(自分たちを)リスペクトしているという証拠なわけで、それに対して(何か)言うのは意味が分からない」(Sの極み 8月4日付)

先生がんばってください/VIBRASTONE

2008-08-05 19:38:11 | VIBE RHYME

<先生がんばってください>
六本木 
週刊誌によれば
どのディスコどのクラブ どこでも何でも買えるそうだけど え?
ハウスミュージック
18歳未満お断り
それ建前
IDカードを見せてください
冗談通じねえ奴は帰んな
どなたの紹介ですか?
(度胸のすわってような)の振りしたって
(びびってるかどうかぐらい)すぐわかるぜ
混じりっけなし
そう言っときな
商売ってのはそういうもんだろうが
いいところの坊っちゃんが(不明)
いいところの(不明)
どうして(不明)
育ちってのは隠せねえもんなんだな
何様だと思ってんだよこの野郎
喉から出かかった言葉を飲み込み
(不明)芸能人 有名人 大臣

先生 修学旅行の添乗員から聞いた話ですけど
相当エグイらしいじゃないですか
ストレスちょー溜まってるんだね
女子校の先生 生徒をガンガン
男子校の先生 暴力沙汰
大目に見といてあげなきゃ 給料上げてあげなきゃ辞めちゃうよみんな
好き好んでやってると思ってんの
予備校の先生
偉そうにテレビで
「ニセモノの(ロレックス)には本当に腹が立ちますね」

だってよ!

青山通り
渋滞横のミニパトカー
シートベルトしてねえじゃねえかよ
ノーブラの婦人警官 こすれて感じるからだってよ
ポケベル 携帯電話 盗聴されても
(いいのあるよ)先生
って言ったらアレのことね 先生
遊びに来て下さいよ 先生
こっちから行ってもいいすよ 先生
忙しいんだったら 先生
取りに行きますよ おっといけねえ 遊びに行きますよ 間違い
前の車についてるテレビで
いい女風のニュースキャスター
「ニセモノの麻薬には本当に腹が立ちますね」

だってよ!

渋谷センター街
真っ昼間
わけあって歩いてたら
ピストル持ってるんじゃねえかって感じの
友達に絶対なりたくないような
何すっかわかんないようなタイプっているじゃん?
アブナイっていう奴ですか?
そいつが不穏な視線で見てるわけよ俺を
と思ったら近寄ってきちまった
東京のど真ん中 ハチ公のすぐそば ここは若者文化のメッカ
ついにここまで来ちまったかニッポン
白昼堂々(hold on!)
サングラス ピアス やせぎす ゴム草履に
男が蚊の啼くような声で
「先生、最近全然(ずっと)テレビ出てないじゃないじゃないですか、がんばってくださいよ」

だってよ!

先生(はい)
がんばってください
先生(はい)
がんばってください
先生(はい)
がんばってください
先生(はい)
がんばってください!

はい、はい、はい、はい……
先生がんばってください/VIBRASTONE

聴き取り協力:salieliさん