マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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下笠間・真っ盛りの稲刈りにハザカケも

2023年12月07日 08時01分57秒 | 民俗あれこれ(四季耕作編)
行事取材に向かう道。

都祁白石から室生小原、染田を経て笠間経由に目的地の山添村の毛原へ

白石の信号に確認した角の商店。

そう、いつもお世話になっている辻村商店。

東に向けハンドル操作。

すぐに現れる村の境界向こうが室生の領域。

抜けたら街道筋に広がる田園地。



向こうの方に見える農機具は染田の野鍛冶家だろうか。

稲刈りはあちこちの地域に見られた。



目的地は、もうすぐ、という処に見たハザカケ。

この日、はじめて見る景観に急停車。

公民館の駐車場に停めようとした手前に、真っ最中の稲刈り作業を見た。

バリバリ音を立てて銀穂の波を刈っていく。

お昼を食べて、すぐに取り掛かった稲刈り作業に見惚れてシャッターを押していた。



撮影は稲刈りが主体でなく、ふと目に入った川向こうに見えたハザカケである。

これまで、いくつかのお家の民俗を取材させていただいたF家。

4月3日の旧暦桃の節句の蓬餅つくり

5月半ばは、田植え初めにされるウエゾメ

11月23日は、亥の子のクルミ餅。

その日は、新米を奉納し、新穀感謝祭をする村行事がある。

これら農耕に関する家行事に村行事であるが、ハザカケをしているとは聞いてなかった。

それだけに、見つけたときは、小躍りしたものだ。



近くまで寄って撮らせてもらったF家のハザカケ。

手前にコスモスが咲く田園地。

向こうに見える下笠間の集落。

長閑な景色に佇んでいた。



架かる橋を渡ったそこは、稲刈り機が、右に前進。

狭い稲田に切り返すUターン。

左に往復する稲刈り。

籾ごと収穫して袋詰め。

しばらく見ていた稲刈りに、ふと視線を移したその先に建つ民家。

建物でもない、色合いの何かが、奥の方に見える。

携帯電話のレンズでは遠いから、はっきりしないが・・。

あれは、ハザカケでは?。

2階・・たぶんベランダであろうか。

そこにハザカケが見える。

寄り道していたハザカケ撮影は、ここまで。

ハンドルを戻して再出発。



すぐのところにあった下笠間の掲示板。

9月、10月の行事予定にコロナによる中止が多い。

旧村であろうが、新町であろうが、中止の判断はやむを得ない対策である。

毛原も同様の対応をされている可能性が高いだろう。

(R3. 9.19 SB805SH 撮影)


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