マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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日本酒にぴったしの島根出雲・寿隆の〆鯖かまぼこ②

2021年12月21日 09時14分00秒 | あれこれテイクアウト
4日前、初めて口にした島根出雲・寿隆の〆鯖かまぼこは、絶品味だった。

気を利かしたかーさんは半分を残していた。

残り1/2の味わい方は、製造販売元の寿隆が推奨する山葵で、と。

私のお奨めは日本酒とともに、である。

山葵は天然ものでなく一般的なチューブ入り生山葵。

これをちょいと〆鯖かまぼこに盛って口にする。

旨くなと思っていたが、そうではなかった。

先に食べたかーさんも同じ意見の山葵無用。

まさにその通りである。

一般的な蒲鉾であれば山葵添え、暑い葉山葵醤油につけて食べるのは、良しであるが、〆鯖かまぼこに山葵は、製法の〆鯖の味を殺してしまう。

関西でも〆鯖はよく口にする。

酢に浸けて作る〆鯖は関西では“キズシ“と呼ぶ。

なぜにキズシ(※たぶんに生鮨)であるのか存知しないが、酢液に浸して作る製法である。

酢で〆て作る〆鯖、またはキズシは〆の酢味が肝心

そう、肝心かなめの〆た酢味がすっからかんに消えてしまうのである。

生で食べる〆鯖かまぼこは絶品味。

〆の酢がむちゃ効いているのである。

一切り身で味がわかった山葵のせ〆鯖かまぼこ。

日本酒も口にしたが、山葵だけがたってしまって酒も美味くない。

それならと思って山葵なしを口にする日本酒。

これが美味いんだな。

今夜のお酒は、正月用にと実弟三男が贈ってくれた日本酒。

住まいする地元産の灘の魚崎郷の一つである櫻政宗酒造つくりの「山田錦」。

口あたりはさっぱり爽やか。

ぐいぐい飲んでしまう。

(R2. 4.15 SB805SH撮影)