マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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2度あることは3度あると云われた圧迫骨折はまさに・・

2021年12月10日 08時36分40秒 | むびょうそくさい(おかん編)
やまね耳鼻科医院に行く予定でやって来た大阪・住之江の居住地。

部屋に上がるなり、左の腰が痛くて、痛くて動かれへんねん、と訴えるおふくろ。

玄関ドアの解錠も、難儀したほどの痛み。

トイレさえもいけないほどの痛み。

腰痛は左から右へ行ったり、来たり・・・

ぐるぐる回っているような気がする、というからこれまで2度も発症した圧迫骨折の状況とまったく同じ症状その状態に、思わず発した「あっぱくこっせつやー」と、叫んでしまった。

判断は、医師の判定を待つしかないが、とにかく圧迫骨折の可能性も否定できない状態に救急車を大阪でコールするか、それとも何とかして4日に退院後診察を控えているT病院にするか。

ケアプランデイア1・ケアマネジャーのFさんの判断を仰ぐ。

4階から階段くだった1階まで行けたらT病院。

無理ならここで救急車をコール。

運ばれた場合は、すぐに病院を伝えて欲しい。

その間にかーさんが連絡した耳鼻科医院。

今日の予約診察はキャンセル。

部屋を出るまでも難儀な容体。
動く都度に、移動式手すりを動かす。

炊事場にあって助かった、と喜ぶ。

座椅子まで少し動いて、しんどい。

ちょっと休めに座ることを繰り返すおふくろ。

なんとかして、やっとこさ漕ぎついた玄関。

高椅子に座ってから、新しく買ったオレンジ色の靴を自力で履いた。

この靴、履きやすいわ、と喜んでいる。

問題は、階段を下れるか、である。

階段下りは、4回ほどの休憩があった。

階段下りに高椅子があれば、休みやすい。

そう思っておふくろの移動とともに高椅子も移動・・・

停まったその都度に座った高椅子。

うまく利用できた。

下りの階段は、これまでと同じように、両手で階段手すりを支える。

一段ずつ、一段ずつ慎重に下りきってほっとしたが、外は雨。

降る雨にできる限り、濡れないように、右杖に左手。

かーさんの介助に支えてもらって、軽バンに乗り込んだ。

濡れた踏み台にも滑らず、なんとかして乗車した。

今朝、到着したときの痛さにこりゃぁ、もう無理では、と思っていたが、なんとか乗できた。

かーさんはT病院に状態を伝える。

その間、私は安全運転走行。

二日前の3月29日に開通した阪神高速湾岸線鉄砲町入り口から一直線

西名阪高速道のまほろばインターまで突っ走った。

インターからは北に4㎞の距離。

もうすぐ着くT病院までの40分、二日前に開通した供用区間。

阪神高速湾岸線鉄砲町から河内松原の三宅西(大和川線)・松原ジャンクションまでが直結され、ほんまに助かった。

病院に到着し、すぐの車椅子移乗もなんとかできた。

総合受付前に特設の受付コーナーも設営されたT病院。

つい2週間前に退院したときよりも、物々しい雰囲気になった玄関付近。



11時半過ぎにレントゲン検査。

12時20分にMRI検査は、入れ歯を外し、頭にしているピン止めも外す。

20分ほどのMRI検査実施。

11時55分ころ、お腹が空いたからうどんを食べたくなった、というおふくろ。

いやいや検査に、今度は診察があるから、お昼はまだや。

退院時までの主治医。N医師の診察まだやし、と伝えたら、そうかって・・・

検査の結果は、腰椎第5節圧迫骨折。

前回の1月4日の入院時は第3節に半分が黒かったが、今回は前回より酷くなっている。

真っ黒だという、レントゲン画像は見ていないが、診断にどうされますか?って、そりゃぁ、先生。

病院でまた安静加療にリハビリしてもらうしかないでしょ。

骨折が第3節に近いなら、こちらの治療に落ち度とも言えないが、第5節であれば生活習慣範囲内で発症することが多い。

再入院は決まったが、アロンティアクラブのリハビリ運動は、以前より緩めてもらった。

翌日の朝起きたときだから、寝返りか、起きかたに問題がある生活習慣に気をつけていても、なんせもうすぐ94歳になる年齢は、なにがおきてもおかしくない、と云いながら、頭を抱えるN医師。

コルセットは、位置的に問題はないから継続使用する。

そういえば、おふくろが車に乗っていたときに、ふと漏らしたひと言である。

3カ月ぶりに復帰した通所サービス。

また、お世話になったアロンテイアクラブのWリハビリ療法士。

戻ったおふくろにたいそう喜んでくれたのだが、その場で伝えた「圧迫骨折は2度あることは3度ある」と・・・。

予告は大当たりの結果である。

午後2時10分、静脈血栓予防タイツ着用同意書に家族代理サインするとともに診察室で横になってもらっている間に病室を用意される。

お腹が減った、と訴えるので地下1階にあるディリーストアで購入しようとしたが、うどんもなく、たぬき蕎麦買ってきた。

買ってきたら、いらん、というおふくろに、これならどう、と渡した赤飯おこわ。

病室ベッドに横たわりながら食べた。

かーさんは、まぐろ山葵の手巻きおにぎり。

私は、二人からいらんと返されたたぬき蕎麦。

これが旨かった。

受け入れ病棟は東303。

K看護師に確認の上、問診票に介護要支援2を記入。

新型コロナウイルス感染症拡大対策のため、基本、面会は禁止に。

これまでと同じように検温、手指徹底消毒、マスク着用。

許可された面会であっても、少人数、短時間の面会遵守。

無接触取扱い。入院患者さんの衣類交換は、患者さんと直接手渡す接触手段は禁止。

ケアプランデイア1・ケアマネジャーのFさんに電話した。

入院したと、伝えたら状況が変化したから、再度再認定にかけるそうだ。

実弟三男にも、緊急事態措置になった入院経過を伝えた。

午後4時45分、抗菌薬使用問診票同意書に入院診療計画書(※推定入院期間は、ここ東病棟では1ヶ月で、西病棟に移ったら、またそこで計画書をたてることに・・)、転倒アセスメント、転倒転落防止対策、入院生活上安全対策説明承諾書にサインに押印をしていたら

Aリハビリ療法士とばったり出会った。

そうか、また入院されたのですか・・と、病室ベッドに居たおふくろに声をかけてくれた。

当面は、金曜日の器械入浴。

歩行器に移った場合になれば、週2回の水曜日と土曜日を担当する。

若い男の子のTくん。受持看護師はSさん。

当分は、顔を合わせられないから、寂しいと思うが、新型コロナ対策に仕方ない。

携帯電話、充電して満杯やから電話してや。

何でも構わんから看護師さんにしてもらわなあかんこと遠慮しなや、と握手して病室を離れた。

院併設の駐車場に停めた時間は、午前11時30分から午後2時42分まで。

このときの駐車は、緊急入院のために・・。

2度目の駐車時間は、午後4時36分から午後6時4分まで。

このときは、お腹が減った対応に買い物、院内病室で食事を摂っていたからだ。

長丁場の入院対応。

帰宅してから・・・

かーさんが云った3度目の圧迫骨折。

今度の場合は、たぶん大阪には戻れない、と思うから奈良の我が家で介護するか、ホーム入所の決断を考えるときがきた。

私も同じ判断だけにそう思っている。

奈良であれば、目が行き届くが、介護の地が奈良となれば住居変更に籍も移すことになる。

居住地の大和川団地を清算、引っ越し、ケアマネージャーの移転手続きなどがある。

煩雑に、動かないといけないだろう。

住之江であるなら、実弟三男もまだ行きやすいが・・・

奈良と中間地点もある。

私の考えは、ケアマネージャーもリハビリ療法士も、おふくろの状態を知っているから入所施設は住之江にしたい・・・

(R2. 4. 1 SB805SH撮影)