今日は長閑な日。
桜咲く城下町。
お城まつりに相応しい満開の桜であるが、今年のイベントはすべて中止。
大和郡山に来られる観光客が最もにぎわうお城まつりに、ひとっ子一人いない簡素な景観。
新型コロナウイルスまん延措置に、出かける気も起らない。
カナダの国に住まいする次男からFBメールが届いた。
それより数日前の1日にもメールを送ってきた。
3月の取材はどれくらい出かけているのか。
数多く行っていないか、の質問である。
カナダから日本国の新型コロナウイルスの情報をみているらしく、うつらないようにちゃんとした行動をとっているか。
親父を心配し、発信したメール質問である。
私の回答は、「新型コロナウイルスに遭遇しないように3密(※密閉・密集・密接)回避策を常に念頭におき、自粛している。1月に続いて4月も発症した圧迫骨折のおふくろの入院退院や介護ケア関係の対応にバタバタしている状況に取材どころではない。ただこれだけは、と2年待ってやっと確認得られた山城町・市坂の3月5日の村行事は三蜜に該当しないと判断して出かけたくらいや」と伝えた。
発令の10時間前に受け取った次男からのメールは、①「How’s going there? Finally I got masks Do you wear a mask?」。
ネット利用の翻訳は、「おはよう ようやく、私はマスクを手に入れました あなたは、マスクをつけますか?」だ。
そのメールに返信したコメントは「病院行きにマスクは必須。密集地、密閉空間、密接距離に行くこともないが、絶対拒否。電車移動は避け車移動が最適。例えば青空の下の自然地、閑散状態にマスク無用」。
十数分後に送ってきた返答メールは、②「Yup I do same way but I’m afraid of 空気感染 And just remind us that don’t touch eye and nose stuff」。
翻訳は、「はい、私は同じ方法をします、しかし、私は空気感染が怖いです そして、ちょっと我々に思い出させてください、目と鼻ものに触れません」である。
私が返答したメールは「青空の下の感染予防に、大勢(※密集)の人が居る風下は避ける。通院に歯の治療をしてもらっている井戸西歯科医院は、待合室はもちろん、すべての窓を解放して治療にあたっていたのが素晴らしい」と送った。
長年の苦労を経て、念願のカナダ国永住権を取得(※令和元年9月)した次男は、この5月にニュージーランド入りを予定していた。
就業に必要な書類送付に検証。
さまざまなやり取りを経た1月初旬に就業許可が下りた。
エージェントを通してニュージーランド入りを計画していたが、全世界的に広まった新型コロナウイルス拡散対策に入国は渾沌状態に、入りは二の次。
カナダ国での仕事を辞めて、暖かなニュージーランド入りはさておき、当分はカナダの国で自粛している、という。
賢明な判断をする次男の考え方・行動は、今どきの若者たちの見本になり得るものと思っている。
京都産大の学生3人が、2月初めから半ばにかけて卒業旅行に渡航した欧州の国々(※イギリスやアイスランド、スイス、フランス、スペイン)でうつった新型コロナウイルスが発端。
発覚したのは3月末だった。
以降、4月8日現在のデータによれば、国立大学が、北海道大学、東北大学、東京大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、金沢大学などの12大学。
公立大学は、県立広島大学と愛知県立大学の2校。
私立大学が、京都産業大学の他、日本大学、早稲田大学、明治大学、関西学院大学、立命館大学、大阪音楽大学などの34大学。
尤も海外出張していた教職員もその件数に入っているが、数えるだけでもなんてこったい・・・。
帰国した大学生は、多人数の懇親会などの会合はするわ、出身地に戻ったところでばら撒き。
その県は、愛媛、石川、富山、滋賀、和歌山、徳島、香川、岡山・・・。
渡航は3月初めから半ば辺り。
新型コロナウイルス付きの身体で戻った日本の国で一気に拡がった。
多発情報が報道されていても、それを無視してまで渡航した卒論、ではなく卒業旅行に、なんてことをしてくれるんだ。
緊急事態宣言発令が遅い、という人もおられるが、それをいうなら2月末であろう。
世界保健機関(※WHO)が、パンデミック宣言を発表した日は3月11日。
この段階で、すでに世界中にまん延していたわけである。
欧州、特にイタリアの患者数に急激な伸びがみられたのは2月26日ごろ。
2月27日は、全国の小中学校に休校要請の通達。
大学生なら自覚した行動をとるであろう、と考えた人は多くない。
政府の専門家会議に、どれほど意見交換されたか存知しないが・・・。
休校要請のときにテレビなどの報道関係者がインタビューした町の人の声は「かわいそう」だった。
京都産大の卒業旅行帰国後の発症のときもまた「かわいそう」だ。
大学生の場合は、さらに「卒業旅行は一生に一度きりしかないから、みなそうするよね」と女子大生が云った言葉にも唖然とする。
3月31日に陽性が判明した慶応大学病院、京大病院の研修医たちもまた集団感染源。
自粛もせずに海外旅行に行くわ、帰国して大勢集まった飲食会によって広まったとは・・・
情けない、の言葉では済まされない行為・行動。
遡ってみる新型コロナウイルス感染。
日本人初の感染者の判明、厚生省発表の日が1月28日。
日本に訪れていたインバウンドツアー客が引き金であった。
寄港した英国船籍のダイアモンド・プリンセス号騒動(※3カ月ぶりの5月16日に横浜港から離岸・出港)。
1月25日、香港で下船した人が陽性と判明したのが2月1日。
19日から順次下船し、3月1日にはすべての乗客、乗員は下船した。
大阪で集団感染したライブハウス。発生源は4施設。
月15日から24日、それぞれの日程に行き来していた人たちが感染源だったようだ。
このころまでは接触経路がつかめていたが・・・。
緊急事態宣言発令が出る数週間前から増加一方の東京、大阪などの都市部感染者数。
7割方が感染経路不明とあった。
膨大に増えつつある感染経路を話したがらない感染者が徐々に増えている、と報道される。
兆候が見え始めた2月12日から19日。
23日から29日に突出する大都市東京。
わかってきた夜の街クラスター。
キャバレー等、ナイトクラブ等、バー・酒場等の特定業種に寄りあった人たちが感染源とされる。
これもまたばら撒きであるが、大学生感染源よりもはるかに規模が大きく拡散にかかわっている。
なんてこったい、で済む話ではない。
怒りがこみ上げる身勝手な行動が起こした非常事態である。
いずれ陽性反応が出ると思っていたテレビ関係者。
局員よりもいち早く発覚した芸能人関係者。
それとほぼ同時期に判明したスポーツアスリート。
大企業役員も発症するのだから、新型コロナウイルスの脅威は留まることを知らない。
4月7日の火曜日、午後5時半過ぎ。
安倍総理が特措法に基づいた日本初の「緊急事態宣言」の発令に、午後7時から述べた首相会見。
NHKテレビの他、民放のすべてが、地デジ、BS放送も含めて、一斉に報じた「緊急事態宣言」の言葉が重い。
対象の都府県は、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫に福岡。
期間は、5月6日までの1カ月間。
どうか正しい情報に基づいて行動していただきたい、と強く思うのである。
特措法に基づいた日本初の「緊急事態宣言」の発令・会見より3時間前。
おふくろが、この4月1日から圧迫骨折に専念する安静加療入院する病院では、明日から?の対応にテントの設営、救急車の配置をしていた。
同病院は面会謝絶対応中。
受付にお願いして病棟の看護師さん若しくは介護士さんがもってくる着替えた衣服。
受付の場で、新しく持ってきた着替えと交換する。
患者とは一切会えない面会謝絶に、来られたときにおふくろの容態を伝えてもらうしかない。
それは、ともかく病院では、事務職、医師、看護師、看護補助師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、薬剤師の他、関連する職員らが、明日の対応に、風が吹き抜ける玄関前に集まり、青空の下、緊急連絡を伝えていた。
翌日の8日からは、外来受診されるすべての方は付き添いも含めて、正面玄関で行われる検温実施である。
設営から13日目の20日である。
NHK奈良が報道していた夕方のニュースに「奈良県の病院で車に乗ったまま行われるドライブスルー方式の診療が始まっています。新型コロナウイルスへの感染が疑われる人が、迅速に診察や検査を受けられるようなることが期待されています。ドライブスルー方式での診療、県では今月の4月15日から始めていて、詳しい手順などが報道陣に公開されました。駐車場の一角に設置された専用のテント。その前に患者役の車が停まると、感染防護のためのガウンやフェースシールドを着用した医師らが近づき、車の窓越しに問診票を記入してもらいます。さらに、検査のために鼻から検体(※PCR検査/遺伝子検査)を採取する手順などを公開しました。県内では11病院(帰国者・接触者外来病院)に設けられた専門外来で、新型コロナウイルスへの感染が疑われた人の診療を行っていますが、屋内では換気が必要なことなどから、1人あたり最大で2時間程度かかることが課題となっていました。この方式では、1人あたり20分程度に短縮できるということで、今日までに40人ほどの患者に対応したということです。この診療は、事前に県の相談センターに電話し、感染の疑いがあると判断された人に限られ、県では合わせて(※当面は)三つの病院の病院に導入する方針です」とあった。
その報道に、県中和保健所主幹は「この方式だと手袋を替えるだけで検体採取ができますので、病院のスタッフの負担も減らすことができます・・・」とコメントしていた。
奈良県の新型コロナウイルス患者入院医療機関の11病院(※奈良県立医科大学付属病院、済生会中和病院、南奈良総合医療センター、市立奈病院、奈良県総合医療センター、奈良医療センター、奈良県西和医療センター、生駒市立病院、済生会奈良病院、済生会御所病院、国保中央病院、近畿大学奈良病院)。
その他に3施設の医療機関はあるらしいが、さてどこの医療機関になるのだろうか・・。
また、奈良県内感染症指定医療機関とはどう区別されているのだろうか。
知らないことは多々ある。
特措法に基づいた日本初の「緊急事態宣言」の発令・会見より2時間前。
気分転換に出かけた登弥神社。
玄関出て、一歩、二歩、散歩は、5百歩くらいの散歩道。
風もなく穏やかな時間帯の桜に見入っていた。
気分転換に見入る登弥神社の桜。
年中行事に粥占はあるが、舞楽は聞いたことがないなぁ・・・
それはともかく悲しき人たちが拡散する嘘、デマ情報を流すSNS。
宣言が発令されたなかに福岡県がある。
突然のごとく対象にあがった福岡県が入っているのは「首相の忖度だ」と書いたデマ情報に家人が釣られてしまった。
すぐにわかりそうな嘘の情報に釣られてしまう悲しきこと。
もう一つは、まだ正式発送の発表もされていた国民配布の布マスク。
こんなんが届いたと画像付き。
しかも首相の言葉が・・。
ありえないことを創作する首相嫌いの人たちが発するSNS。
これもまた拡散を止めなくてはならないのにシェアする人、そのまま知人に流す人、種々多々。
のっかってしまう悲しき人たちはさまざまな形で登場する厄介な時代になったもんだ。
(R2. 4. 5、 7 SB805SH撮影)
(R2. 4. 5 ~ 20 記)
桜咲く城下町。
お城まつりに相応しい満開の桜であるが、今年のイベントはすべて中止。
大和郡山に来られる観光客が最もにぎわうお城まつりに、ひとっ子一人いない簡素な景観。
新型コロナウイルスまん延措置に、出かける気も起らない。
カナダの国に住まいする次男からFBメールが届いた。
それより数日前の1日にもメールを送ってきた。
3月の取材はどれくらい出かけているのか。
数多く行っていないか、の質問である。
カナダから日本国の新型コロナウイルスの情報をみているらしく、うつらないようにちゃんとした行動をとっているか。
親父を心配し、発信したメール質問である。
私の回答は、「新型コロナウイルスに遭遇しないように3密(※密閉・密集・密接)回避策を常に念頭におき、自粛している。1月に続いて4月も発症した圧迫骨折のおふくろの入院退院や介護ケア関係の対応にバタバタしている状況に取材どころではない。ただこれだけは、と2年待ってやっと確認得られた山城町・市坂の3月5日の村行事は三蜜に該当しないと判断して出かけたくらいや」と伝えた。
発令の10時間前に受け取った次男からのメールは、①「How’s going there? Finally I got masks Do you wear a mask?」。
ネット利用の翻訳は、「おはよう ようやく、私はマスクを手に入れました あなたは、マスクをつけますか?」だ。
そのメールに返信したコメントは「病院行きにマスクは必須。密集地、密閉空間、密接距離に行くこともないが、絶対拒否。電車移動は避け車移動が最適。例えば青空の下の自然地、閑散状態にマスク無用」。
十数分後に送ってきた返答メールは、②「Yup I do same way but I’m afraid of 空気感染 And just remind us that don’t touch eye and nose stuff」。
翻訳は、「はい、私は同じ方法をします、しかし、私は空気感染が怖いです そして、ちょっと我々に思い出させてください、目と鼻ものに触れません」である。
私が返答したメールは「青空の下の感染予防に、大勢(※密集)の人が居る風下は避ける。通院に歯の治療をしてもらっている井戸西歯科医院は、待合室はもちろん、すべての窓を解放して治療にあたっていたのが素晴らしい」と送った。
長年の苦労を経て、念願のカナダ国永住権を取得(※令和元年9月)した次男は、この5月にニュージーランド入りを予定していた。
就業に必要な書類送付に検証。
さまざまなやり取りを経た1月初旬に就業許可が下りた。
エージェントを通してニュージーランド入りを計画していたが、全世界的に広まった新型コロナウイルス拡散対策に入国は渾沌状態に、入りは二の次。
カナダ国での仕事を辞めて、暖かなニュージーランド入りはさておき、当分はカナダの国で自粛している、という。
賢明な判断をする次男の考え方・行動は、今どきの若者たちの見本になり得るものと思っている。
京都産大の学生3人が、2月初めから半ばにかけて卒業旅行に渡航した欧州の国々(※イギリスやアイスランド、スイス、フランス、スペイン)でうつった新型コロナウイルスが発端。
発覚したのは3月末だった。
以降、4月8日現在のデータによれば、国立大学が、北海道大学、東北大学、東京大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、金沢大学などの12大学。
公立大学は、県立広島大学と愛知県立大学の2校。
私立大学が、京都産業大学の他、日本大学、早稲田大学、明治大学、関西学院大学、立命館大学、大阪音楽大学などの34大学。
尤も海外出張していた教職員もその件数に入っているが、数えるだけでもなんてこったい・・・。
帰国した大学生は、多人数の懇親会などの会合はするわ、出身地に戻ったところでばら撒き。
その県は、愛媛、石川、富山、滋賀、和歌山、徳島、香川、岡山・・・。
渡航は3月初めから半ば辺り。
新型コロナウイルス付きの身体で戻った日本の国で一気に拡がった。
多発情報が報道されていても、それを無視してまで渡航した卒論、ではなく卒業旅行に、なんてことをしてくれるんだ。
緊急事態宣言発令が遅い、という人もおられるが、それをいうなら2月末であろう。
世界保健機関(※WHO)が、パンデミック宣言を発表した日は3月11日。
この段階で、すでに世界中にまん延していたわけである。
欧州、特にイタリアの患者数に急激な伸びがみられたのは2月26日ごろ。
2月27日は、全国の小中学校に休校要請の通達。
大学生なら自覚した行動をとるであろう、と考えた人は多くない。
政府の専門家会議に、どれほど意見交換されたか存知しないが・・・。
休校要請のときにテレビなどの報道関係者がインタビューした町の人の声は「かわいそう」だった。
京都産大の卒業旅行帰国後の発症のときもまた「かわいそう」だ。
大学生の場合は、さらに「卒業旅行は一生に一度きりしかないから、みなそうするよね」と女子大生が云った言葉にも唖然とする。
3月31日に陽性が判明した慶応大学病院、京大病院の研修医たちもまた集団感染源。
自粛もせずに海外旅行に行くわ、帰国して大勢集まった飲食会によって広まったとは・・・
情けない、の言葉では済まされない行為・行動。
遡ってみる新型コロナウイルス感染。
日本人初の感染者の判明、厚生省発表の日が1月28日。
日本に訪れていたインバウンドツアー客が引き金であった。
寄港した英国船籍のダイアモンド・プリンセス号騒動(※3カ月ぶりの5月16日に横浜港から離岸・出港)。
1月25日、香港で下船した人が陽性と判明したのが2月1日。
19日から順次下船し、3月1日にはすべての乗客、乗員は下船した。
大阪で集団感染したライブハウス。発生源は4施設。
月15日から24日、それぞれの日程に行き来していた人たちが感染源だったようだ。
このころまでは接触経路がつかめていたが・・・。
緊急事態宣言発令が出る数週間前から増加一方の東京、大阪などの都市部感染者数。
7割方が感染経路不明とあった。
膨大に増えつつある感染経路を話したがらない感染者が徐々に増えている、と報道される。
兆候が見え始めた2月12日から19日。
23日から29日に突出する大都市東京。
わかってきた夜の街クラスター。
キャバレー等、ナイトクラブ等、バー・酒場等の特定業種に寄りあった人たちが感染源とされる。
これもまたばら撒きであるが、大学生感染源よりもはるかに規模が大きく拡散にかかわっている。
なんてこったい、で済む話ではない。
怒りがこみ上げる身勝手な行動が起こした非常事態である。
いずれ陽性反応が出ると思っていたテレビ関係者。
局員よりもいち早く発覚した芸能人関係者。
それとほぼ同時期に判明したスポーツアスリート。
大企業役員も発症するのだから、新型コロナウイルスの脅威は留まることを知らない。
4月7日の火曜日、午後5時半過ぎ。
安倍総理が特措法に基づいた日本初の「緊急事態宣言」の発令に、午後7時から述べた首相会見。
NHKテレビの他、民放のすべてが、地デジ、BS放送も含めて、一斉に報じた「緊急事態宣言」の言葉が重い。
対象の都府県は、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫に福岡。
期間は、5月6日までの1カ月間。
どうか正しい情報に基づいて行動していただきたい、と強く思うのである。
特措法に基づいた日本初の「緊急事態宣言」の発令・会見より3時間前。
おふくろが、この4月1日から圧迫骨折に専念する安静加療入院する病院では、明日から?の対応にテントの設営、救急車の配置をしていた。
同病院は面会謝絶対応中。
受付にお願いして病棟の看護師さん若しくは介護士さんがもってくる着替えた衣服。
受付の場で、新しく持ってきた着替えと交換する。
患者とは一切会えない面会謝絶に、来られたときにおふくろの容態を伝えてもらうしかない。
それは、ともかく病院では、事務職、医師、看護師、看護補助師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、薬剤師の他、関連する職員らが、明日の対応に、風が吹き抜ける玄関前に集まり、青空の下、緊急連絡を伝えていた。
翌日の8日からは、外来受診されるすべての方は付き添いも含めて、正面玄関で行われる検温実施である。
設営から13日目の20日である。
NHK奈良が報道していた夕方のニュースに「奈良県の病院で車に乗ったまま行われるドライブスルー方式の診療が始まっています。新型コロナウイルスへの感染が疑われる人が、迅速に診察や検査を受けられるようなることが期待されています。ドライブスルー方式での診療、県では今月の4月15日から始めていて、詳しい手順などが報道陣に公開されました。駐車場の一角に設置された専用のテント。その前に患者役の車が停まると、感染防護のためのガウンやフェースシールドを着用した医師らが近づき、車の窓越しに問診票を記入してもらいます。さらに、検査のために鼻から検体(※PCR検査/遺伝子検査)を採取する手順などを公開しました。県内では11病院(帰国者・接触者外来病院)に設けられた専門外来で、新型コロナウイルスへの感染が疑われた人の診療を行っていますが、屋内では換気が必要なことなどから、1人あたり最大で2時間程度かかることが課題となっていました。この方式では、1人あたり20分程度に短縮できるということで、今日までに40人ほどの患者に対応したということです。この診療は、事前に県の相談センターに電話し、感染の疑いがあると判断された人に限られ、県では合わせて(※当面は)三つの病院の病院に導入する方針です」とあった。
その報道に、県中和保健所主幹は「この方式だと手袋を替えるだけで検体採取ができますので、病院のスタッフの負担も減らすことができます・・・」とコメントしていた。
奈良県の新型コロナウイルス患者入院医療機関の11病院(※奈良県立医科大学付属病院、済生会中和病院、南奈良総合医療センター、市立奈病院、奈良県総合医療センター、奈良医療センター、奈良県西和医療センター、生駒市立病院、済生会奈良病院、済生会御所病院、国保中央病院、近畿大学奈良病院)。
その他に3施設の医療機関はあるらしいが、さてどこの医療機関になるのだろうか・・。
また、奈良県内感染症指定医療機関とはどう区別されているのだろうか。
知らないことは多々ある。
特措法に基づいた日本初の「緊急事態宣言」の発令・会見より2時間前。
気分転換に出かけた登弥神社。
玄関出て、一歩、二歩、散歩は、5百歩くらいの散歩道。
風もなく穏やかな時間帯の桜に見入っていた。
気分転換に見入る登弥神社の桜。
年中行事に粥占はあるが、舞楽は聞いたことがないなぁ・・・
それはともかく悲しき人たちが拡散する嘘、デマ情報を流すSNS。
宣言が発令されたなかに福岡県がある。
突然のごとく対象にあがった福岡県が入っているのは「首相の忖度だ」と書いたデマ情報に家人が釣られてしまった。
すぐにわかりそうな嘘の情報に釣られてしまう悲しきこと。
もう一つは、まだ正式発送の発表もされていた国民配布の布マスク。
こんなんが届いたと画像付き。
しかも首相の言葉が・・。
ありえないことを創作する首相嫌いの人たちが発するSNS。
これもまた拡散を止めなくてはならないのにシェアする人、そのまま知人に流す人、種々多々。
のっかってしまう悲しき人たちはさまざまな形で登場する厄介な時代になったもんだ。
(R2. 4. 5、 7 SB805SH撮影)
(R2. 4. 5 ~ 20 記)