ある感情はあるとき、一斉に、結詞を結ぶように
関係の死を裏書きし確定するように動いていく
世界の砂漠化、喪失の感情に魅せられたように
世界経験の苦悩、失墜、悲劇、虚無、諦念を裏書きするように
貧しくやせ細った姿を証明したがっているかのように
それにふさわしい言葉だけを選んでみずからを強化していく
言葉たちを、別の必然性において、その逆の方角へ
新たな「ありうる」を導き、支えるものとなるように
いまここに、つねに見出されなければならない
生きることを励ますよき感情がある
重要なこと──未来を損なわないこと
世界記述の確定を急ぎすぎて未来を先取りしないこと
相互に与え支えあうフリーハンド、フリースペース
現実論理が決して知りえないintermissionの位相がある