未熟なカメラマン さてものひとりごと

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とっとり花回廊から蒜山高原へ

2012-05-24 21:47:35 | 公園
5月13日(日)、蒜山高原に若葉を求めて、自宅を出発しましたが、湯原温泉あたりで考え直し、久しぶりに「とっとり花回廊」を見て、帰りに大山桝水高原から、大山環状道路経由で蒜山を通って帰るコースに変更しました。
「とっとり花回廊」は実に10年ぶりぐらいでしょうか、確か3度目の訪問です。駐車場は、ほぼ満車に近い状態で、想像以上に賑わいを見せていました。驚いたのが場内放送、韓国語のアナウンスでした。その前後に日本語で放送されていたかどうかは、記憶にありません。どこか、海外の公園に来たような錯覚を覚えます。鳥取空港~ソウル便が出ているので、そちらからの観光客を意識しているのでしょうか。しかし、韓国語、ことばのひびきがいいですね。

入園券を買い求め、入園口を入ると、ちょうど、園内を一周する、フラワートレインが間もなく出発するところでした。せっかくなので、乗ってみることにしました、初めての体験です。所要時間は20分、料金は300円でした。幅員の狭い遊歩道を、巧みに進んでいきます。車内アナウンスもあるので、わかりやすいですね。このあと、回廊を一周することにしました。その距離、実に1キロメートル。屋根つきの全天候型です。床が木材なので、ソフトで非常に歩きやすいです。最初に見えてくるのが、碁盤の目のように見える水上花壇です。これはアイデアですね。以前、食べた箱弁当を連想してしまいました。植えられているのは主にリビングストーンデージー、昨年の5月に行った、大分の「くじゅう花公園」のリビングストーンデージーの丘を思い起こします。さらに回廊を進むと、クレマチスギャラリーというクレマチスが展示されているエリアが見えてきました。早速、回廊を出ると、なんとその出口に黄色の藤の花。初めてみましたが、実は藤の仲間ではなく、マメ科の植物だそうです。そして、その向こうにいろんな種類のクレマチス、色、形、大きさ、よくこれだけ集めたものと感心しました。(国内有数と紹介されている)私も数種類育てていますが、冬を越し、まるで枯れてしまっているように見える細い軸から新芽を出す、その生命力にはいつも感心します。



見たこともないクレマチス


花の丘の背後に広がる大山

次に回廊に戻って、展望喫茶で食事をすることにしました。大きくとられた窓から、園内の景色も見え、なかなか爽快です。このあと再び、回廊に戻り、花の丘をめざします。花の丘は丘陵地となっています。現在、植えられている花はポピーです。この丘の一番のウリは、背後に大山が見え、花と大山がツーショットで見ることができることです。この日は春霞がかかり今ひとつすっきりしないお天気でしたが、ポピーの花が風にそよぎ、多くの人が記念撮影をしていました。
このあと、中央にあるガラス張りのドームを見たあと、園内を散策しながら歩いて出口に向かいました。こちらには、バラ園もありますが、まだほとんど咲いていません。でももう半月もすると、華やかな季節を迎えることになることでしょう。
 この「とっとり花回廊」、日本最大級の花の公園だそうです。広さを基準としているのでしょうか。

さて、「とっとり花回廊」を見た後、桝水高原に向かいました。大山に向かって延びる、一直線の道路。桝水高原は、大山の裾野にある高原です。黒と白の二匹のヤギがゆったりと草を食んでいました。休む暇もなく、大山環状道路を、蒜山方面に進みます。ヘアピンカーブの連続で道の両側には、新緑のブナの林が続きます。秋には、とてもきれいに紅葉するブナですが、新緑も素敵です。途中、写真を撮ろうと思いますは、道路が狭いのでなかなか駐車ができません。そうこうするうちに、大山を仰ぐ、一番のビュースポット「鍵掛峠」の展望台に到着しました。何とか車を停めて眺める大山とブナの原生林。緑一色のブナの原生林を上から見る、誠に爽快な気分です。

そして最後の目的地、蒜山の「ひるぜんジャージーランド」に向かいます。すでに時刻は午後3時を過ぎていました。少し陽が西に傾き、ゆったり横たわるジャージー牛です。牛の大きな瞳を見ていると心が優しくなる気がします。このあと、蒜山ICから帰路につきました。何とか明るいうちに着けそうです。



鍵掛峠は、一番のビュースポット


ジャージー牛の大きな瞳に癒される
コメント
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