令和元年(2019)10月15日、数年ぶりに寄島町のアッケシソウを見に行ってきました。
井原からの所要時間は、約30分。目指すは三ツ山スポーツ公園です。
途中、国道2号線に近い道路の脇で、案内板の取り付け作業をしている浅口市教育委員会の方を目にしました。
目的地に近くなるころ、「寄島アッケシランド」と書かれた幟が何本も立っています。
例年、見ごろは10月中旬とされていますが、今年は紅葉が例年より1週間程度遅かったようです。
アッケシソウ祭りは、10月12日(土)~10月22日(火)の11日間、行われました。この期間は、自生地近くまで直接、車を乗り入れることができます。
アッケシソウを守る会の方が、期間中テントに常駐し、ガイドやパンフレットなどで来訪者をもてなしてくれ、仮設のトイレも用意されています。
自生地は、A地区からD地区までありますが、来園者が鑑賞できるのは、A・B地区(2500㎡)とC地区(500㎡)のみ、D・E地区は手をつけず、自然のままの生育を見守るようになっているようです。
広い駐車場があります。
A・B地区
見ごろは1週間先でしょうか。
きれいに紅葉したエリア
アッケシソウは、1891年に北海道厚岸(あっけし)町の牡蠣島で発見され、その町名をとり命名されました。別名サンゴソウとも呼ばれています。
海水の流入する塩湿地に生育する1年草です。北半球に広く分布し、日本では現在、北海道、岡山県、香川県でのみ、その生育が確認されています。
ということで、浅口市寄島町が本州唯一の自生地ということになります。絶滅の危険性が増大している種ということで、絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
壮観な紅葉を見るにはA・B地区、近くでアップで見るには、木道が整備されているC地区が適しています。会の方によると、今年の見ごろは一週間先とか、尚、C地区は堤防下の道を百メートル以上、歩かなくてはなりませんが、自転車が4・5台用意されているので、空いていれば無料で借りることもできます。
観賞が終わったら、堤防の上に上がって、三ツ山や穏やかな瀬戸内海を眺めるのもお勧めです。
守る会は、2004年に結成されてから、早や15年。地球の温暖化や天敵アッケシソウキバガが今後の重大な課題に挙げられています。また作業会員も八十半ばを越え離脱を余儀なくされているのが現状のようです。町内外の多くのボランティアの方の援助が必要とされています。
(参考:寄島アッケシランドパンフレット、アッケシソウ通信第9号)
C地区のアッケシソウ
堤防沿いの道 正面がA・B地区
C地区入り口
木道が整備されています。
近くで撮影することができます。
熱心に撮影するカメラマン
井原からの所要時間は、約30分。目指すは三ツ山スポーツ公園です。
途中、国道2号線に近い道路の脇で、案内板の取り付け作業をしている浅口市教育委員会の方を目にしました。
目的地に近くなるころ、「寄島アッケシランド」と書かれた幟が何本も立っています。
例年、見ごろは10月中旬とされていますが、今年は紅葉が例年より1週間程度遅かったようです。
アッケシソウ祭りは、10月12日(土)~10月22日(火)の11日間、行われました。この期間は、自生地近くまで直接、車を乗り入れることができます。
アッケシソウを守る会の方が、期間中テントに常駐し、ガイドやパンフレットなどで来訪者をもてなしてくれ、仮設のトイレも用意されています。
自生地は、A地区からD地区までありますが、来園者が鑑賞できるのは、A・B地区(2500㎡)とC地区(500㎡)のみ、D・E地区は手をつけず、自然のままの生育を見守るようになっているようです。
広い駐車場があります。
A・B地区
見ごろは1週間先でしょうか。
きれいに紅葉したエリア
アッケシソウは、1891年に北海道厚岸(あっけし)町の牡蠣島で発見され、その町名をとり命名されました。別名サンゴソウとも呼ばれています。
海水の流入する塩湿地に生育する1年草です。北半球に広く分布し、日本では現在、北海道、岡山県、香川県でのみ、その生育が確認されています。
ということで、浅口市寄島町が本州唯一の自生地ということになります。絶滅の危険性が増大している種ということで、絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
壮観な紅葉を見るにはA・B地区、近くでアップで見るには、木道が整備されているC地区が適しています。会の方によると、今年の見ごろは一週間先とか、尚、C地区は堤防下の道を百メートル以上、歩かなくてはなりませんが、自転車が4・5台用意されているので、空いていれば無料で借りることもできます。
観賞が終わったら、堤防の上に上がって、三ツ山や穏やかな瀬戸内海を眺めるのもお勧めです。
守る会は、2004年に結成されてから、早や15年。地球の温暖化や天敵アッケシソウキバガが今後の重大な課題に挙げられています。また作業会員も八十半ばを越え離脱を余儀なくされているのが現状のようです。町内外の多くのボランティアの方の援助が必要とされています。
(参考:寄島アッケシランドパンフレット、アッケシソウ通信第9号)
C地区のアッケシソウ
堤防沿いの道 正面がA・B地区
C地区入り口
木道が整備されています。
近くで撮影することができます。
熱心に撮影するカメラマン