とても暑い日が続いています。この16日は全国的にも今年一番の暑さだったようです。
これだけ暑いと、なかなか出かける気にもなりませんが、ふと、滝で涼感を味わうのもいいかなと思いました。目的地は普段なかなか行く機会の少ない県北の、布滝、岩井滝、神庭の滝に決めました。最初に目指したのは、布滝です。過去、一度だけ秋に訪ねたことがありました。
岡山道「賀陽IC」から中国道「津山IC」で降り、鳥取県の県境に近い津山市阿波大高下・旧阿波村(あばむら)をめざします。この地域は、「大高下ふるさと村」として昭和49年、岡山県のふるさと村に指定されています。
ひっそりとした駐車場
滝への遊歩道
滝への道、一部細いところもありますが、比較的良く整備されています。渓流沿いの山道には幾つもの滝への標識がありました。しかし目指すのは布滝のみ。駐車場に着くと、車は、なんと神戸NOの一台だけでした。これには正直、拍子抜けしました。駐車場から遊歩道を歩くこと約5分、ザーという音とともに滝が見えてきます。こんなに短い時間で目的地に着けるというのは、ありがたいですね。
黒い玄武岩の岩肌を伝って流れる滝は、どこか網目のように見え、女性的で清くやさしく美しい、そんなイメージです。名前の由来は、流れる様子が、白い布を晒しているように見えるからだそうです。うまく表現したものですね。真正面からの撮影は位置的に難しいのですが、人が少ないのでいろんな角度からゆっくり撮影することができました。
資料によりますと、滝の高さは25m、上部には更に滑り落ちるようにして流れるナメ滝が続き、合わせると50mに及ぶそうです。岡山県内には、たくさんの滝がありますが、この布滝、豪華さ、迫力はそれほどでもありませんが、美しさでは群を抜いていると思います。ぜひお勧めしたい滝です。
こうして撮影を終えたあと、せっかくなので旧阿波村を散策して帰ることにしました。山里の盆地の中に、今でも茅葺屋根の民家があちこちに点在し、どこか懐かしい佇まいを見せています。
その中でも特に風格のある一軒の民家を発見。門構えも立派です。道路の反対側の畑で農作業をしていたご婦人に、「すみません、お宅の写真を撮らせてもらってもいいでしょうか?」と尋ねると「はい、どうぞ!」と心地よい返事が返ってきました。撮影のあと、「このお家はいつ頃建てられたものですか?」と尋ねると「400年前と聞いています」とのこと。「それは、随分古いですね」、「でも家の中は暗くてね!」と暗に、現代社会では住みにくいと言われているようでした。しかし、築400年とは、重要文化財級だと思いますが、本当でしょうか?それとも聞き間違いでしょうか。400年前の西暦1617年は江戸時代の初め頃になります。
400年前の茅葺き民家
六地蔵伝説
きれいなアジサイ
この旧阿波村エリア、ふるさと村に選定された頃に比べ、茅葺の民家は、随分少なくなったそうです。ただひとつ残念だったのが、阿波民具展示館です。休憩所も兼ねているこの建物、屋根も相当傷んでおり、開設当時の面影はなく、どう見ても廃屋状態でした。なんとか、整備し復活させてもらいたいものです。
こうして、阿波をあとにして、次に向かったのが、人気の滝、岩井滝です。とりあえずナビを奥津温泉にセットしました。(つづく)
これだけ暑いと、なかなか出かける気にもなりませんが、ふと、滝で涼感を味わうのもいいかなと思いました。目的地は普段なかなか行く機会の少ない県北の、布滝、岩井滝、神庭の滝に決めました。最初に目指したのは、布滝です。過去、一度だけ秋に訪ねたことがありました。
岡山道「賀陽IC」から中国道「津山IC」で降り、鳥取県の県境に近い津山市阿波大高下・旧阿波村(あばむら)をめざします。この地域は、「大高下ふるさと村」として昭和49年、岡山県のふるさと村に指定されています。
ひっそりとした駐車場
滝への遊歩道
滝への道、一部細いところもありますが、比較的良く整備されています。渓流沿いの山道には幾つもの滝への標識がありました。しかし目指すのは布滝のみ。駐車場に着くと、車は、なんと神戸NOの一台だけでした。これには正直、拍子抜けしました。駐車場から遊歩道を歩くこと約5分、ザーという音とともに滝が見えてきます。こんなに短い時間で目的地に着けるというのは、ありがたいですね。
黒い玄武岩の岩肌を伝って流れる滝は、どこか網目のように見え、女性的で清くやさしく美しい、そんなイメージです。名前の由来は、流れる様子が、白い布を晒しているように見えるからだそうです。うまく表現したものですね。真正面からの撮影は位置的に難しいのですが、人が少ないのでいろんな角度からゆっくり撮影することができました。
資料によりますと、滝の高さは25m、上部には更に滑り落ちるようにして流れるナメ滝が続き、合わせると50mに及ぶそうです。岡山県内には、たくさんの滝がありますが、この布滝、豪華さ、迫力はそれほどでもありませんが、美しさでは群を抜いていると思います。ぜひお勧めしたい滝です。
こうして撮影を終えたあと、せっかくなので旧阿波村を散策して帰ることにしました。山里の盆地の中に、今でも茅葺屋根の民家があちこちに点在し、どこか懐かしい佇まいを見せています。
その中でも特に風格のある一軒の民家を発見。門構えも立派です。道路の反対側の畑で農作業をしていたご婦人に、「すみません、お宅の写真を撮らせてもらってもいいでしょうか?」と尋ねると「はい、どうぞ!」と心地よい返事が返ってきました。撮影のあと、「このお家はいつ頃建てられたものですか?」と尋ねると「400年前と聞いています」とのこと。「それは、随分古いですね」、「でも家の中は暗くてね!」と暗に、現代社会では住みにくいと言われているようでした。しかし、築400年とは、重要文化財級だと思いますが、本当でしょうか?それとも聞き間違いでしょうか。400年前の西暦1617年は江戸時代の初め頃になります。
400年前の茅葺き民家
六地蔵伝説
きれいなアジサイ
この旧阿波村エリア、ふるさと村に選定された頃に比べ、茅葺の民家は、随分少なくなったそうです。ただひとつ残念だったのが、阿波民具展示館です。休憩所も兼ねているこの建物、屋根も相当傷んでおり、開設当時の面影はなく、どう見ても廃屋状態でした。なんとか、整備し復活させてもらいたいものです。
こうして、阿波をあとにして、次に向かったのが、人気の滝、岩井滝です。とりあえずナビを奥津温泉にセットしました。(つづく)
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