未熟なカメラマン さてものひとりごと

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岡山県のアジサイの名所 吉備津神社あじさい園を訪ねて 令和2年6月15日(月)

2020-06-25 23:10:37 | 花の名所

駐車場から回廊を望む


人影がない回廊


下ったところに人の塊が見える

昨年に引き続き、岡山市の吉備津神社を訪ねました。広い駐車場の回廊に一番近い場所に車を停めました。

重要文化財の回廊に人の姿はほとんどありませんでしたが、アジサイが咲く斜面の前あたりには、カメラ教室のお年寄りでしょうか。10人ほどの人の姿がありました。
実は、度々訪ねる吉備津神社にこのようなアジサイ園があるとは、昨年まで、つゆ知りませんでした。

回廊の脇にある石の鳥居の前の山の斜面、岩山宮へと続く急な勾配の参道の両側は、びっしりとアジサイで埋め尽くされています。
淡い紫色、ブルーや白が中心ですが、回廊の前には、やや濃い目の赤紫のものもあって、
それら全体が遠目に見るとハーモニーとなり美しいアジサイ園となっています。



石の鳥居が目印


岩山宮に通じる急な参道


一目1000株


密度がすごい

















あじさい園から本殿に向かう


回廊の起点


回廊が伸びる

散策には、傾斜のゆるやかな遊歩道もあって、周囲を気にせず、ゆっくり鑑賞することもできます。一番上の岩山宮から、参道を見下ろすと、カメラマンがカメラを構えて人がいなくなるのをじっと待っている様子が伺えます。
こちらのアジサイ、約1500株で、他と比べるとそれほど多い本数ではありませんが、傾斜に植栽されているところから、回廊からの眺めは、ひとめ1000株状態、圧巻となるのです。


国宝 本殿・拝殿

アジサイの撮影が終わったあと、せっかくなので、お参りして帰ろうと本殿に向かいました。
この本殿と拝殿は、1425年(室町時代)に再建され、国宝に指定されています。
この建築様式はわが国唯一のもので、「比翼入母屋造」または「吉備津造」ともいわれます。
また、この吉備津神社は、桃太郎伝説のモデルとなっており、全国的に有名な神社のひとつです。

境内には、樹齢約600年の大イチョウがあり、本殿・拝殿とセットで撮影されるところが多いようです。
また、意外と知られていないのですが、祈祷受付の建物の後ろに、山の斜面を取り込んだ、本格的な日本庭園もあり、みどころ十分です。



授与所


国宝・本殿は吉備津造


拝殿


日本庭園


池のコイ


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