訪問日:2023年6月19日(月)
久しぶりにアジサイの名所を訪ねてみようと思いました。当初、朝の早い時間帯に吉備津神社と思っていましたが、まだ一度も訪ねたことのない名所が他にないか探したところ、備前市大内に大滝山西法院(おおたきさんさいほういん)が見つかりました。先にこちらを訪ねることにしました。
(大滝山福生寺西法院)
福生寺境内 左が本堂、正面が大師堂
本堂は県指定重要文化財
鐘楼
菩提樹 花をいっぱい付けて甘い香りが周辺に漂っていました
菩提樹のアップ
奈良時代創建の古刹、福生寺。盛時には三十三坊を数えましたが現在は西法院、実相院、福寿院の三院で法灯を守り継いでいます。西法院は通称あじさい寺と呼ばれ、滝とアジサイの両方が拝めることで知られています。境内には40品種、1500株のアジサイが咲き乱れるとあり、これは期待できそうと自宅を出発しました。目的地は和気IC近くで、随分東に向かって走ることになりました。途中、国道から山道に入り道幅が狭く離合が難しいところも何か所かありましたが、マイクロバスも普通に走っていましたので、特に問題はありません。
お寺の駐車場に着くと、福生寺の境内にいかにも年代を感じさせる本堂と太子堂、鐘楼があります。また、存在感のある菩提樹の大きな木がいっぱい花を付けて、周辺は甘い香りが漂っていました。
(西法院)
西法院には、本堂の脇に、渓流をまたぐ小さな赤い橋が架かっており、そこが入口のようでした。傾斜のある細い参道の両側にはアジサイと石灯篭が競って立ち、とても賑やかです。ここがアジサイの第一の見所でしょうか。以前の資料を見ると、道の両側にはサツキのみでしたからアジサイは近年植栽されたものと思われます。
赤い橋を渡ると参道があります。
アジサイは見ごろのようでした
緩い勾配の細い参道 春日燈籠とアジサイが競い合う珍しい景色です
院内を流れる谷川
アジサイのアップ その1
ピンクのたおやかなガクアジサイ
八重のガクアジサイ
白い縁取りが印象的
こちらは紫系のガクアジサイ
いろんな色が混ざり合うめずらしい品種
西法院は「山陽花の寺二十四か寺」に名を連ねています
参道を過ぎると、お寺の大きな建物があり、その前では地元のボランティアの方でしょうか、
アジサイの苗の販売が行われていました。西法院は山陽花の寺二十四か寺に名前を連ねています。
その向こうには、赤い弁天堂と、岩肌を流れ落ちる小さな滝(渓流)がとても涼やかです。
ただ、このところ雨が降っていなかったので水量はさほどでもありません。
この弁天堂と滝、何とかアジサイを取り込めば、第二の見所といってもよいでしょう
建物の裏側の遊歩道を上っていくと、眼下に遠く山並みを望むことができます。岡山の県南の地にこのような深遠の地があるとは意外です。裏山の傾斜地は三段に分かれてアジサイが植えられており、ここが第三の見所です。
弁天堂と滝は西法院を代表する景観
中段に位置する石塔とアジサイ
境内の様子
県南の地でありながら、見下ろすとご覧のような景色
滝とアジサイ この日は水量が少ないようでした
水子地蔵
歓喜天の石の鳥居
見下ろすとご覧のようにアジサイ
少しアップしてみました
山裾に位置しています
アジサイのアップ その2
清楚な紫
花が少ないガクアジサイ
純白のアジサイ
色は変化するようです
ガクアジサイ 外の花のように見えるのはがくで、花は中心部の小さな球状のもの
中心部の花を開花し、満開のようです
そして最後に、近年整備されたと思われる裏参道(車道)の側面にもアジサイの大きな株が連なり実に絵になります。写真を撮っていると下の方から猫がゆっくり歩いてきました。座って「おいで」をしましたが無視されました。この山すその側面が最後の見所になります。アジサイはちょうど見ごろでした。帰るころ次々に来館者がやってきて駐車場はほぼいっぱいになっていました。次は、吉備津神社です。到着は1時間後でしょうか。
あとで残念に思ったのが、国の重要文化財に指定されている三重塔を見忘れたことです。
大滝山の緑深い渓谷にたたずむ西法院
くぐり大師
オニヤンマがとまっていました
山の斜面の少ない土地をうまく利用してアジサイは植えられている
この日は最高の天気でした
広い道沿いにもアジサイが連なる ねこが一匹ゆっくり歩いてきました
ここは一番のポイントかもしれません
振り返ってみたところ
ほんとに見ごろでした。
久しぶりにアジサイの名所を訪ねてみようと思いました。当初、朝の早い時間帯に吉備津神社と思っていましたが、まだ一度も訪ねたことのない名所が他にないか探したところ、備前市大内に大滝山西法院(おおたきさんさいほういん)が見つかりました。先にこちらを訪ねることにしました。
(大滝山福生寺西法院)
福生寺境内 左が本堂、正面が大師堂
本堂は県指定重要文化財
鐘楼
菩提樹 花をいっぱい付けて甘い香りが周辺に漂っていました
菩提樹のアップ
奈良時代創建の古刹、福生寺。盛時には三十三坊を数えましたが現在は西法院、実相院、福寿院の三院で法灯を守り継いでいます。西法院は通称あじさい寺と呼ばれ、滝とアジサイの両方が拝めることで知られています。境内には40品種、1500株のアジサイが咲き乱れるとあり、これは期待できそうと自宅を出発しました。目的地は和気IC近くで、随分東に向かって走ることになりました。途中、国道から山道に入り道幅が狭く離合が難しいところも何か所かありましたが、マイクロバスも普通に走っていましたので、特に問題はありません。
お寺の駐車場に着くと、福生寺の境内にいかにも年代を感じさせる本堂と太子堂、鐘楼があります。また、存在感のある菩提樹の大きな木がいっぱい花を付けて、周辺は甘い香りが漂っていました。
(西法院)
西法院には、本堂の脇に、渓流をまたぐ小さな赤い橋が架かっており、そこが入口のようでした。傾斜のある細い参道の両側にはアジサイと石灯篭が競って立ち、とても賑やかです。ここがアジサイの第一の見所でしょうか。以前の資料を見ると、道の両側にはサツキのみでしたからアジサイは近年植栽されたものと思われます。
赤い橋を渡ると参道があります。
アジサイは見ごろのようでした
緩い勾配の細い参道 春日燈籠とアジサイが競い合う珍しい景色です
院内を流れる谷川
アジサイのアップ その1
ピンクのたおやかなガクアジサイ
八重のガクアジサイ
白い縁取りが印象的
こちらは紫系のガクアジサイ
いろんな色が混ざり合うめずらしい品種
西法院は「山陽花の寺二十四か寺」に名を連ねています
参道を過ぎると、お寺の大きな建物があり、その前では地元のボランティアの方でしょうか、
アジサイの苗の販売が行われていました。西法院は山陽花の寺二十四か寺に名前を連ねています。
その向こうには、赤い弁天堂と、岩肌を流れ落ちる小さな滝(渓流)がとても涼やかです。
ただ、このところ雨が降っていなかったので水量はさほどでもありません。
この弁天堂と滝、何とかアジサイを取り込めば、第二の見所といってもよいでしょう
建物の裏側の遊歩道を上っていくと、眼下に遠く山並みを望むことができます。岡山の県南の地にこのような深遠の地があるとは意外です。裏山の傾斜地は三段に分かれてアジサイが植えられており、ここが第三の見所です。
弁天堂と滝は西法院を代表する景観
中段に位置する石塔とアジサイ
境内の様子
県南の地でありながら、見下ろすとご覧のような景色
滝とアジサイ この日は水量が少ないようでした
水子地蔵
歓喜天の石の鳥居
見下ろすとご覧のようにアジサイ
少しアップしてみました
山裾に位置しています
アジサイのアップ その2
清楚な紫
花が少ないガクアジサイ
純白のアジサイ
色は変化するようです
ガクアジサイ 外の花のように見えるのはがくで、花は中心部の小さな球状のもの
中心部の花を開花し、満開のようです
そして最後に、近年整備されたと思われる裏参道(車道)の側面にもアジサイの大きな株が連なり実に絵になります。写真を撮っていると下の方から猫がゆっくり歩いてきました。座って「おいで」をしましたが無視されました。この山すその側面が最後の見所になります。アジサイはちょうど見ごろでした。帰るころ次々に来館者がやってきて駐車場はほぼいっぱいになっていました。次は、吉備津神社です。到着は1時間後でしょうか。
あとで残念に思ったのが、国の重要文化財に指定されている三重塔を見忘れたことです。
大滝山の緑深い渓谷にたたずむ西法院
くぐり大師
オニヤンマがとまっていました
山の斜面の少ない土地をうまく利用してアジサイは植えられている
この日は最高の天気でした
広い道沿いにもアジサイが連なる ねこが一匹ゆっくり歩いてきました
ここは一番のポイントかもしれません
振り返ってみたところ
ほんとに見ごろでした。
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