未熟なカメラマン さてものひとりごと

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天空の城 備中松山城を訪ねる 平成26年11月3日(月)

2014-11-05 22:41:45 | 観光名所

備中松山城展望台への登り口

先日の弥高山の雲海に気をよくしていた私は、岡山県のもう一つの名所、備中松山城の雲海も撮りたいと思うようになりました。まずは、現地の下調べということで、祝日の3日、出かけてみることにしました。ネットで得た情報によりますと、雲海の松山城を見ることができるスポットは一か所のみ。それは木製の2階建て展望台で、撮影できるスペースは、せいぜい6名が限度とありました。現地での案内板は特になく、駐車スペースも道路の反対側にせいぜい5.6台のみとありました。しかし駐車場から徒歩1分という立地といいますから有難いですね。 

 県北に出かけるときいつも利用する賀陽IC、高梁市内を抜けて行きますがその途中、国道484号線上で備中松山城展望台と書かれた案内板があることを記憶していました。確認してみるとその場所に間違いないようでした。その道は目的地まで舗装されていて対向車も容易に交わせる道幅です。しかし、これで合っているのか、通り過ぎてしまったかな、と思いながら疑心暗鬼で進んでいると、備中松山城展望台と書かれた小さな看板が目に留まりました。そして整備された山道を登るとすぐに展望台が見えてきました。



山の頂に見える山城 備中松山城

先客はお年寄りのご夫婦1組のみ。展望台に上がると遠く臥牛山頂上に小さなお城らしき建物が見えました。まさに山城という形容がぴったりです。よくぞあのようなところに作ったものだと感心します。この日は晴れたり曇ったりと安定しない天気でしたが、この時間は残念ながら曇り空でした。私の望遠レンズは、300㎜ですがそれでも十分に撮影できました。展望台の全面の樹木は一帯が切り取られ、展望台に登らなくても撮影は可能になっていました。とにかく場所が確認できたので納得し、それではと松山城天守閣に久しぶりに登ってみることにしました。

松山城への道は非常に狭く、対向車が来たらどうしようかと思う箇所がいくつもあります。そして城見橋公園駐車場へ着きましたがどうしたことでしょう。2つある駐車場はほぼ満車状態でした。係員の誘導に従って何とか停めることができました。ここからシャトルバス(往復300円 土日祝のみ)がふいご峠の駐車場までピストン送迎しているようです。係の人に歩いたらどのくらいかかるか尋ねると、「1時間はかかります。そこからさらに20分!」と聞いて仕方なくバスに乗ることにしました。

以前訪ねたときは、閑散としていましたが、この賑わいはどうでしょう。この日は三連休の最終日。天気もよかったので好条件がそろったということでしょうが、この多さ、やはり竹田城跡の影響もあるのだと思います。山城と雲海、その魅力が大勢の観光客を呼び寄せているのでしょう。満員の乗客をのせバスは、エンジンを噴かせながら細い山道を登って行きます。(つづく)



賑う城見橋公園駐車場 シャトルバスが運行しています。
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