最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

名水とうどん

2016年09月21日 09時11分30秒 | 山歩き・散歩・温泉
ニセコの山登りの後の楽しみは温泉と食事、それと名水だ。
名水とは、良好な水質と水量を保ち続けて古くから土地の財産となってきた湧水や地下水で、無料開放の名水スポットは週末になるとペットボトルやポリタンク持参の多くの人で賑わっている。
ニセコ町の「さかもと公園の甘露水」をよく利用してきたが、数年前から取水場が大幅に縮小されたことから、ペットボトル数十本の大量取水者が多くいる場合などは諦めることが多くなった。
連休中は「さかもと公園の甘露水」、さらに真狩村の「羊蹄山の湧き水」も予想通りの賑わいだったので、京極町の「ふきだし湧水」を訪れた。


広い駐車場も満杯状態だった真狩村の「羊蹄山の湧き水」。

ふきだし湧水は羊蹄山に降った雨や雪が数十年の歳月を経て流れ出ている湧水場だが、1日の湧水量が8万トンと30万人の生活水に匹敵するなど、名水場としては国内最大級の規模を誇っている。
駐車場は3カ所あるが、第一駐車場(名水プラザ側)に停めて、吊り橋を渡る。


ふきだし公園にある吊り橋。

湧水の一帯は「ふきだし公園」となっていて、販売施設や遊具などのある芝生広場、隣接して温泉やパークゴルフ場、キャンプ場が整備されている。
おいしい水が絶え間なく湧き出る公園は、名水の里として多くの人に親しまれてきた。


ふきだし湧水の取水場は、駐車場から少し離れているので大量の取水者は少ない。


1日の湧水量が8万トンにも達する「ふきだし湧水」。

ニセコ周辺は蕎麦屋が多い。
「いし豆」(真狩村)や「そば処楽一(らくいち)」(ニセコ町)、「手打蕎麦いちむら」(倶知安町)などの人気店の週末は、1時間近い待ち時間が当たり前になっている。
折角、京極町の「ふきだし湧水」へ行ったので、蕎麦ではなく同じ京極町の更進にある「名水うどん野々傘(ののさん)」へ。


名水うどん野々傘

このうどん屋もすごい人気店で50分は待った。
テーブルに着いてからも10分は待つ。
メニューは温かいうどんと冷たいうどんが、それぞれ7~8種類。
店主が修行した大阪の有名店「釜たけ」をルーツとする逸品「ちく玉天ぶっかけ」と、甘辛に炊き上げた牛肉と温泉卵が絶品の「牛温玉ぶっかけ」のどちらにするかで少し迷ったが、今回は「牛温玉ぶっかけ」を選んだ。


牛温玉ぶっかけ



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