最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

町立松前病院の独法化検討。町長、中断を正式表明。

2016年09月18日 03時41分01秒 | 函館・道南情報
北海道新聞9月13日付の記事は下記の通り。



松前町の石山英雄町長は12日、同日開会した定例町議会の行政報告で、町立松前病院(100床)の地方行政法人化(独法化)の検討中断を正式表明した。石山町長は4月の町長選で、同病院の独法化検討を公約に掲げて再選されたが、院長が7月末に退職したことなどを理由に「検討継続は難しい」と述べた。これに伴い、町は、独法化実現に向けて町立病院事務局に派遣されていた道職員の任期を、来年3月末から今月15日に短縮する。
石山町長は独法化検討の再開時期について「新院長の下、一定の方向性が見えた段階で再検討する」と述べるにとどめた。老朽化した町立病院の改築は町総合計画(2008~17年度)に基づき、関係機関と協議を急ぐ考えを示した。
一般質問では、議員が前院長の後任選考の遅れや常勤医の4人体制への縮小について「リーダーの資質が問われている。事態を招いた責任を給与減給などでとるべきだ」などと追求。石山町長は「心配している町民におわびする。早期に(新しい)体制を確立するのが責任の取り方だ」とし、常勤医確保を急ぐ考えを強調した。
また、国から求められている「新公立病院改革プラン」は、提出期限の本年度内の策定計画には変わりはないとした。福原英夫、工藤松子両氏への答弁。
定例会はこの日、地域振興費など計2億4766万5千円を追加、総額52億9692万3千円とする本年度一般会計補正予算案など議案10案を可決した。会期は20日まで。



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