最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

第47号が発刊しました

2013年06月15日 10時26分14秒 | メディカルはこだて
メディカルはこだて第47号が「ようやく」発刊できました。



今回の特集は「がんの不安や悩みを解決する方法を考える」。
がんは昭和56年から日本人の死因の第1位で、現在では年間30万人以上の人が、がんで亡くなっていますが、生涯のうちにがんになる可能性は、男性の2人に1人、女性の3人に1人と推測されています。
がんは自分には関係のないことだと思っていた人も、がんと診断された瞬間にがん患者となってしまいます。がん告知という大きな衝撃の中で、患者は多くの疑問や不安、悩みに直面しますが、それを短い時間で解消することは難しいでしょう。セカンドオピニオンや治療方針、仕事、お金のこと、再発・転移、ホスピスなどについて、患者や患者会、また医師や看護師、医療ソーシャルワーカーへ、がんに関わる様々な疑問や不安、悩みについて取材をしました。

インタビューしたのは下記の8人です。

■がん経験者の情報を得て、元気を分かち合う患者会
斉藤佐知子(函館がん患者家族会『元気会』代表)

■乳がんの患者会は悩みを共有し支えてくれる場所
相内カヨ(北斗市在住)

■納得できる医療を受けるために必要なこと
桐水一郎(仮名、函館市在住)

■セカンドオピニオン 最適な医師や治療選びのために上手な活用を
酒本清一(国立病院機構函館病院医療ソーシャルワーカー)

■抗がん剤 つらい副作用は我慢せずに伝えること
新井山ちづる(市立函館病院医療連携課がん相談支援センター専門相談員)

■主治医への不満 主治医とのコミュニケーション不足も要因
高橋玲子(函館五稜郭病院がん相談支援室看護師長)

■マンモグラフィでは見つけにくい乳がんもある
早川善郎(函館五稜郭病院外科主任医長)

■がん薬物治療の継続に患者サポートプログラムを開始がんの不安や悩みを解決する方法を考える
市立函館病院患者サポートチーム(ネクサリンク)

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