最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

鳴海周平さんの著書「健康の基本~心と体を健康にするカンタン習慣63」が出版

2012年11月29日 09時53分57秒 | 函館・道南情報
 「メディカルはこだて」創刊時からの知人で、私が尊敬する一人でもある鳴海周平さん(札幌市在住)の初めての著書である「健康の基本~心と体を健康にするカンタン習慣63」がワニ・プラスから出版された。
 乙部町出身の鳴海さんは「自然の恵みそのままお届けしたい」というコンセプトで、こころとからだを癒す本物商品の開発を行っているエヌ・ピュア(札幌市)を経営しているが、同時に健康や養生法を研究し、道内の情報誌やテレビ、ラジオなどで「心と体の健康」について情報発信を行ってきた。
 鳴海さんの著書が誕生するきっかけは、健康情報の連載のエッセンスをブログやツイッターで発信していた内容が出版社の目に留まったこと。興味をもった編集者から「面白いので本にしませんか?」と依頼された鳴海さんは約3カ月を費やして準備を進めてきた。
 鳴海さんが大切な理念としてきたものは「自然の摂理に適った生活」。自然の一部である人間は自然の摂理に適った食べものなどで心身ともに本来の健康体となることができるという想いからの理念である。本書はこうした理念のもとで鳴海さんが今まで出会った健康情報の中から実践してみて勧めることのできるものや長寿者の例、自然界の法則などから学んだことに基づいて紹介している。
 「からだが教えてくれること」「快食のコツ」「漢字が教えてくれること」「快眠と快便のコツ」「先人たちが教えてくれること」「長寿者に学ぶ健康のコツ」「自然が教えてくれること」の7つの章に分かれているが、どの章から読み始めても「自然の摂理」に適うような生活へと導いてくれる。
 また、人間をまるごと診る「ホリスティック医学」の第一人者である帯津三敬病院の帯津良一名誉院長が監修者となっていて、各章毎に帯津氏の「養生講話」と巻末には帯津氏との対談も掲載している。この対談「いのちのエネルギーを高める養生法」については、「メディカルはこだて」でも2回に分けて紹介する。
 帯津氏は本書について「養生法の真髄がこれほどわかりやすく書かれていることに感心して読みました。こころとからだと魂が癒される素晴らしい本」と絶賛している。
 本書の価格は1,470円で全国の書店で販売されている。

「健康の基本~心と体を健康にするカンタン習慣63」(ワニ・プラス)

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