ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

マイダーリン、代替便で離日

2009-03-21 | 外国から日本訪問


ダーリンたちは今日、離日。日本在住のルーマニア人女性(=職業は通訳で、大阪弁ぺらぺら)のご厚意で、ホームステイ先の我が家から空港まで車で送っていただきました。十分余裕を持って到着した空港で待っていたのは・・・。 



予定していた便がまた欠航(パリからやってくるはずの飛行機が、フライト途中の急病人のためモスクワに緊急着陸、そのままパリに引き返してしまったため)になって、チェックインカウンターで代替便の手配を受けます。旅慣れたお友達のヴラッドが「航空会社の都合による欠航は航空会社の非100%。僕たちはなんとでも交渉できるのさ。」と強気の姿勢。

自己主張の強いルーマニア人がさらに自分の都合をまじえ、アリタリア航空でローマ経由の便を取り付けます。しかもこの便だとブカレスト乗り継ぎ便の到着が深夜0時半になり、それでは公共の交通機関で帰宅できない、と申し出て、翌日の乗り継ぎ便を指定し、ローマで一泊、ホテル代・ローマでの交通費・食費すべてを要求して受け入れられました。

彼らは大喜び。ローマ一泊旅行までおまけについてきたのです。実際のところ、彼らのもともとの予定便で乗り継いでブカレスト到着は22時50分。この時刻でも公共の交通機関はありません。タクシーで帰宅しなければならなかったのですが、そこらあたりの現地事情はカウンター係員の知るところではなく、ほぼ言いなりの交渉成立。強気でした。

マイダーリンは初めてのヨーロッパ圏外への旅行。同行してきたヴラッドは南アメリカ・オーストラリアなど遠方へ何度も飛んでいます。飛行機の利用の仕方も心得ているのです。心強い同行者を得て、マイダーリンも安心。



交渉の一切がっさいをそばで見ていただけのマイダーリン、降って湧いた珍道中にすっかり気を良くして、空港でこんな記念撮影。滞在中にSEIKOの腕時計を2つも買い、シチズンの置時計も買っていました。「日本へ来たからには、日本製の時計を買わなくっちゃね。」~すっかり気に入った二つの腕時計を両手首にしっかりはめて、帰国となりました。無事、到着してね。



上の写真、お世話になったルーマニア人女性。この方、マラソン関係者ではちょっと顔が知られているかた。わたしは2006年に大阪で知り合ったのですが、今回来日していたヴラッドの勤務地が彼女の出身地ということで、「日本へ行くならこの人に連絡を取るように。」と言われヴラッドもこの方の電話番号を携えてやってきたのです。

彼女にとっては懐かしいふるさとの味、ルーマニアのソーセージや豚肉のサラミをお土産に持ってきたヴラッドたちに、とても親切にしてくださいました。わたしもお世話になりました。

注)ヨーロッパ産のソーセージやサラミは、たとえお土産であっても日本の持ち込み、厳禁。法律違反。税関で見つかると即、没収されてしまうもの。よくぞ隠して持ち込んできました。見つかったりして面倒なことにならなくて良かったです、ここも強気、かな。

来日中のマイダーリンにかかりきりで、PCに向う時間なくって、ダーリン滞在記をアップできていませんが追ってぼちぼち。




いつもご声援ありがとうございますm(__)m