明日開催、イスラエルのマラソン

4年前の年明けのこの時期、私はイスラエルにマラソン遠征していました。その前年5月のフランスの大会でイスラエルの選手団に出会い、そのご縁で2005年1月にイスラエルのマラソンを走り、イスラエルは私にとってとても身近な国です。上はそのティベリアス・マラソンのスタート風景、2008年。
　


このマラソン、例年1月第1木曜に予定されているもの。昨年末からガザ地区においてパレスチナとの空前の大規模戦闘を抱えるイスラエル、世情不安でとてもマラソン大会どころではないかも、と案じていましたが、明日、予定通り開催されるとのこと。イスラエルのラン仲間が「僕、がんばるからね。>On Thursday this week (8th January 2009) I'll be running the Tiberias marathon, hoping to result a best possible time...」と、メールで知らせてくれました。
　


イスラエルに実際足を踏み入れてみるまでは、怖い国なの？危ない国なの？と危険意識だけが先行していたのですが、訪れてみるとその地の人々はみな、「私の家は貴女の家だと思って、ゆっくりしていってください。」と、とりわけ訪ねてくる他者に対して寛容でありもてなしの心にあふれていました。
　
わたしが出会ったイスラエルの人々は、美しい風土の中で人生を謳歌している人々であり、私たちと同じように仕事を持ちながら、またはキブツ（イスラエル独自の共同生活体）で暮らしながらランニングを楽しんでいる人たちなのです。
　


イスラエル北部に位置する海抜マイナス200ｍのガリラヤ湖（Sea of Galilee）、その南半周を走るティベリアス・マラソン。ティベリアスとはローマ帝国統治時代に用いられたこの湖の呼び名に由来するもの。写真の地図は読売新聞昨日の夕刊紙面に赤でマーキング。


　
この美しい湖畔を走るのは、やっぱり笑顔であってほしい～マラソン大会では多くの笑顔に出会います。ティベリアス・マラソンも同じ。



無事に開催されることを祈っています。国政が市民の生活を脅かすことのないように。そして一日も早く停戦・和平を。



Good Luck！
　



いつもご声援ありがとうございますm(__)m