この日も秋晴れのブカレスト、今年は11月にあらざらぬ温暖な気候。が、「この時期はもうすでに冷え込んでいるだろう」と予測して開催されたのがインドアでのクロス。「こんなにいい天気なのに~。」と誰しもが室内にこもることを拒否したいのだけれど、予定通り、競技会は室内競技場にて。
私にとっては初めてのインドアでのレースです。リア・マノリウ総合運動公園内の室内陸上競技場は1周180m、このトラックで走って(=ジョギングして)みたことはあるけれど、真剣勝負の競技会は初めて。なにせ、1周180mしかないので、コーナーは急カーブになります、そこではバンクが設けられ、傾斜のあるトラック。身体を傾けて走る技術が必要なんだろうか??
屋外で走るにもTシャツ1枚で十分な昨今、インドアは空気の循環もよくなく、熱気がこもっています。午前中は子供たちを中心に60mのスプリント・レース。
(ジュニアも走る!)
年代別クラス分けも11歳未満の部・11~14歳の部・15~18歳の部・18~34歳の部・35~44歳の部・45~60歳未満の部・60歳以上の部と分かれ、マスターズ陸上の短距離陣も参加して来ています。
(ベテランも走る!)
(80歳に近くても笑顔でゴール、競技魂を忘れない!)
エントリー人数の多い年代別部門では、予選が行われ、引き続き決勝へ。さすがに決勝となると本格派陸上選手のもの、みんなスパイクを履いています。
女子のマスターズの部(35歳以上)は、参加人数も多くなく、それぞれのクラスごとに一発決勝。いつも同年代で競っているイオアナ、クロスでは勝ち目がない(=1位にはなれない)と見て、60mにエントリー。
(白Tシャツに青のランパンがイオアナ、スタート直後ちょっと出遅れています)
スタートダッシュでは出遅れたけれど後半追い上げ、彼女の思惑通りトップゴール。これは胸の差でしたが、クロスの1800mを捨て、勝つことへの執念が出たところ。勝負魂にブラボー。
(午前の部、終了、60m出走の子供たちと。)
(こんなところで、ボルトの物まね、やっています~。ボルトはプーマがスポンサー。)
午前中いっぱいかかって60mの部が終了、午後からやっとクロスのスタート。なにせインドアなので全員いっしょによーいドン、というわけにも行かず、エントリー人数の多い若手男子部門は組み分けをしてタイム決勝に。4コースしかないインドアのトラック、選手が走るのを本当に身近で見ることが出来るので迫力満点。
熱気に押されて、ワタクシ、マドモワゼルも軽装で出走。
(まずは後ろ姿を)
こんな服装で走るなんてめったに無いことですが、確かに身体にまとわり付くものがなく、軽々と走れます!
コーナーの傾斜を気にしていたけれど、スピードが出るとそれなりに走れるものです。スピードが出たときのために、傾斜をつけてあるのだから、当たり前かな。インドアだけれどサングラスをしているのは、いつもの競技スタイルを変えたくないから。集中力を高める意味合いもあります。
賞品のプーマ・シューズ(ライト・ジョギング用)とボルト・モデルのTシャツ、ゲット。それにプーマショップで使える50レイの金券。これ、参加賞としても配っていました。60mの部の表彰式のとき、会場をうろうろしていて短距離の部参加賞としての50レイの金券ゲット~「靴下くらいは、買えるよね~。」とみんなといっしょに手を出してもらったもの。
クロスで1位になって同じ金券ゲット、さらにクロスの参加賞として同じ金券ゲット、つまり合計150レイの金券ゲット。たぶん一度に使える枚数に制限があると思うけれど、靴下か手袋か帽子くらいは、買えるかな。大判振る舞いのスポンサー、プーマのおかげで懐が暖かくなった気分の一日でした~。
50レイっていくらくらい?:
1レウ=27円くらいと計算して、1350円になります。この金券をみんなに配ってくれるのだから、ありがたいスポンサーさま♪
/@Bucureşţi
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体育の時間の1500m走でコーナーが走りにくかったのを思い出します。
今では200mを全力で走ってもスムースにコーナーを曲がれるでしょうね(笑)
3ケタはダメです
1周200mのトラックは室内ですか?
世界標準としては、200mらしいです。ちょっと足りないけれど、とにかく私にすれば初体験、楽しめました!
☆タカさんへ
ときどき、こんな短い距離の大会があります。
私は脚がもつれて、とっても走れません、2ケタの距離、転ぶの、必至。
でも、タカさんが走れそうなら、次はぜひ、お誘いしますね~。