太陽を浴びるとすぐに真っ黒に日焼けしてしまうわたし。おまけに紫外線は赤血球を壊す(→貧血に陥る)という医学的レポートもあることから、直射日光は大敵です。
外出に必ず持っていくのがパラソル。けれどもルーマニアではパラソルは存在せず、雨傘しかありません。パラソル【parasol】は英語ですが、これに当たるルーマニア語は【umbrela de soare】直訳すると【太陽の(ための)傘】。けれども日傘、という独立した傘がなく、お店にも置いてありません。
この国で日傘をさす習慣があったのは100年も前のこと。優雅な貴婦人の習慣もその後の相次ぐ世界大戦・そして共産主義の台頭でどこかに置き去りにされてしまいました。そして最近の強い太陽、ごくまれにお年寄りが雨傘を日よけにしているのを見かけるだけです。
日本から持参の小ぶりのパラソルをさして歩いていると、小さな子供が「雨、降ッテナイヨ~。」、子供が明らかに不審がるシロモノ、一緒に歩いているおばあちゃまが「太陽ガ強イカラネ。」と子供にコメントしてくれます。
マイダーリンやお姑さんと一緒に出かけるときにもパラソルをさします。最初は面食らっていたようですが、「日本カラ来タコノ子ハ、太陽ノ傘ヲサス子。」と納得してもらったようです。
ルーマニアでパラソルを流行らせようと一人奮闘、ファッション・リーダーへの道は異端児から?!?~はい、とっても険しいです。
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そんななかで、男性用の日傘も売れているとか。
(ワタクシ、デパートにほとんど足を運んでいませんのでお目にかかったことはありません。街行く男性で傘を差された方は見かけましたが、なにぶん雨傘と区別のつかない色だったので、遠目では材質チェックはかなわず、雨傘・日傘判定はできませんでした。)
白人のほうが、皮膚がんになりやすい体質なのに、大丈夫なんでしょうか?
白色人種のヨーロッパ人は、小麦色の肌願望。
日本人は髪を茶色にそめるけれども、
金髪の人が黒髪に染めることもあるそうで。
これって、皮膚がん、云々よりも
自分に無いものに憧れる、かな?