ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

叱られちゃった、マイダーリンたち

2009-03-24 | 外国から日本訪問


コメントでいただいたこの風景。
>(日本では)二人連れの女の子でも互いに携帯に夢中で、ロクに話もせず・・・
マイダーリンたちも夜行バスで東京に行くとき、この様子に出くわしたそうです。

「僕たち、バスの一番後ろ、5列シートでね、となりは女の子さ。僕が真ん中だったんで、ニッポンの女の子に話しかけたよ。」とヴラッド。「バスは若い子たちで一杯、それぞれみんな携帯をさわっていて、誰も話しをしないのさ。」と、相手にされなかったとのこと。
 
仕方ないので窓側のマイダーリンとルーマニア人同士二人でしゃべっていると、隣の女の子がすっと立ち上がってバスの運転手さんのところに何か言いに行ったそうです。「てっきり、気分が悪い、とか、トイレにいきたくなったから近くで止めてくれ、とか、そんなことを言いに行ったと思ったよ。」
 
ところが次に運転手さんが、ルーマニア人二人のところにやってきて「静かにしてください。お隣から苦情が来ています。」とお叱りを受けたそうな。
 
これにはさすがの押しの強いヴラッドもびっくり。「僕たちの声が騒がしかったら、なぜ直接言わないんだい?」~「きっと変な外人さん、と思ったんじゃない?だから直接言うことが、いやだったのよ。」
 
観光地などで女の子に「ピクチャー、ピクチャー」と声をかけるのはもっぱらヴラッド(=ヴラッドはほとんど英語を話しません、かんたんな単語くらい)。たいてい女の子たちも喜んで、外人さんと一緒に写真撮影に応じてくれるのですが、たまに嫌がる人もいます。

「なぜなんだい?」~「日本では顔写真はいちばんの個人情報、法律で守られているの。勝手に写真を撮ることは出来ないの。公共の場であっても、本人の許しを得てからカメラを向けてね。女の子に付きまとうのも、ストーカーといって、犯罪になるの。」
 
女の子が嫌がれば、それは立派なセクハラ。「ちょっとした楽しみなのに。」と不満げなヴラッドですが、ここらあたりはマナーの問題もあります。外人さんなので大目に見てもらえる部分は多大にあるかもしれないけれど、郷に入っては郷に従え、マナーを守ってね。
 
一番上の写真はマイダーリン撮影のゲームセンター内。面白がって撮っていただけですが、顔写真が写っていたら問題になるかも??第一、ゲームセンター内は撮影禁止かも?

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ファッショナブルな日本の女の子に苦言

2009-03-23 | 外国から日本訪問


マイダーリンが日本滞在中に驚いたこと。ファッションを決めた日本の女の子たち。おしゃれして、自転車に乗っていること。ルーマニアではミニサイクルは一般的ではなく、ちょいのり感覚の自転車はありません~残念ながら治安の問題。ブカレストでそこらあたりに止めておけば、またたく間になくなってしまいます。これ、確実。
 


街を歩いている女の子たちもみんな、ファッショナブル。「ブーツを履いた女の子が多いね~。」と流行を分析。「でも、どうして多くの女の子が、立ち姿勢・歩き姿勢が悪いの?脚が曲がっているように見えるよ。」ヒールのあるブーツを履いている女の子たちが、内股であったり、ぺたぺたと足音をたてて歩いていることが気になり、「履きこなせなければ、自分にあった靴を履けば良いのに。」と
 
確かにこのあたり、ルーマニア女性たちは心得ていて歩き方も含めてトータルコーディネート。ハイヒールでもカツカツと軽妙な音を立てて颯爽と歩いている人ばかり。老いも若きもしかり。
 


公園で親子連れ2組に出会いました。「日本の若いお母さんは、これまたファッショナブル。」驚きながらも苦言。「ファッションを決めて、ヒールの高いブーツを履いているけれど、あの活動的でない靴で子供に万が一のことがあった場合に、走って行って守ってあげることが出来るの?」
 


なんとなく気になって拡大写真をこちらへ。言われるまでもなく、確かにその通り。男性であるダーリンの目にもTPOを考えていない過剰なファッションに写ったのかも。
 
滞在中、何度も女の子達の観光客に出会い、声をかけて一緒に写真を撮ってもらったりして「日本の女の子のコレクションだよ。」と喜んでいたダーリンたち。でも、楽しんでいるだけでなく、よく観察しています。
 
え?わたし?ランニングシューズという快適な履物に慣れてしまい、パンプスなど履かなくなりました。自分の履きこなせるローヒール。これが楽チンだぁ~って、おばちゃんかなぁ~。




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マイダーリン、代替便で離日

2009-03-21 | 外国から日本訪問


ダーリンたちは今日、離日。日本在住のルーマニア人女性(=職業は通訳で、大阪弁ぺらぺら)のご厚意で、ホームステイ先の我が家から空港まで車で送っていただきました。十分余裕を持って到着した空港で待っていたのは・・・。 



予定していた便がまた欠航(パリからやってくるはずの飛行機が、フライト途中の急病人のためモスクワに緊急着陸、そのままパリに引き返してしまったため)になって、チェックインカウンターで代替便の手配を受けます。旅慣れたお友達のヴラッドが「航空会社の都合による欠航は航空会社の非100%。僕たちはなんとでも交渉できるのさ。」と強気の姿勢。

自己主張の強いルーマニア人がさらに自分の都合をまじえ、アリタリア航空でローマ経由の便を取り付けます。しかもこの便だとブカレスト乗り継ぎ便の到着が深夜0時半になり、それでは公共の交通機関で帰宅できない、と申し出て、翌日の乗り継ぎ便を指定し、ローマで一泊、ホテル代・ローマでの交通費・食費すべてを要求して受け入れられました。

彼らは大喜び。ローマ一泊旅行までおまけについてきたのです。実際のところ、彼らのもともとの予定便で乗り継いでブカレスト到着は22時50分。この時刻でも公共の交通機関はありません。タクシーで帰宅しなければならなかったのですが、そこらあたりの現地事情はカウンター係員の知るところではなく、ほぼ言いなりの交渉成立。強気でした。

マイダーリンは初めてのヨーロッパ圏外への旅行。同行してきたヴラッドは南アメリカ・オーストラリアなど遠方へ何度も飛んでいます。飛行機の利用の仕方も心得ているのです。心強い同行者を得て、マイダーリンも安心。



交渉の一切がっさいをそばで見ていただけのマイダーリン、降って湧いた珍道中にすっかり気を良くして、空港でこんな記念撮影。滞在中にSEIKOの腕時計を2つも買い、シチズンの置時計も買っていました。「日本へ来たからには、日本製の時計を買わなくっちゃね。」~すっかり気に入った二つの腕時計を両手首にしっかりはめて、帰国となりました。無事、到着してね。



上の写真、お世話になったルーマニア人女性。この方、マラソン関係者ではちょっと顔が知られているかた。わたしは2006年に大阪で知り合ったのですが、今回来日していたヴラッドの勤務地が彼女の出身地ということで、「日本へ行くならこの人に連絡を取るように。」と言われヴラッドもこの方の電話番号を携えてやってきたのです。

彼女にとっては懐かしいふるさとの味、ルーマニアのソーセージや豚肉のサラミをお土産に持ってきたヴラッドたちに、とても親切にしてくださいました。わたしもお世話になりました。

注)ヨーロッパ産のソーセージやサラミは、たとえお土産であっても日本の持ち込み、厳禁。法律違反。税関で見つかると即、没収されてしまうもの。よくぞ隠して持ち込んできました。見つかったりして面倒なことにならなくて良かったです、ここも強気、かな。

来日中のマイダーリンにかかりきりで、PCに向う時間なくって、ダーリン滞在記をアップできていませんが追ってぼちぼち。




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つながった、神戸⇔大阪⇔奈良

2009-03-20 | 外国から日本訪問


阪神なんば線開業で、三都市がつながりました、乗り換えなしで一直線。それぞれすべての見所をマイダーリン、滞在中に訪問済み。(上の写真、新聞折込チラシより)

「この3つがつながって、乗り換えなしで直通運転しているのよ。」
「いつから?」
「今日!」
「じゃあ、今から神戸へ行こう!」
ってなわけには行かないです、明日の離日に備え、荷物のパッキングが待っています。
 
「3月20日に開業」と予告していて、予定どおりに開通すること、素晴しい、さすがニッポンだ、とマイダーリン、絶賛。ルーマニアでは?
「2007年中に開業、といっても工事は終わらない。予定変更して2008年中に開通、といっても、工事は進まず。2009年中に完成、といってももう誰も信用していないよ。」
 
確かにそうかも。社会主義時代に着工したブカレスト地下鉄の伸張工事、資金が調達できなくなり頓挫したまま。2007年ユーロ加盟した当時、いったん工事再開されたけれども、昨年はまた封鎖され、工事中断。いつ開通するのか、誰も当てにしていません。
 
なぜそんなことになるの?ダーリンの解説によると、工事発注者による資金の横取り、横流し、横行する賄賂。腐敗しきった政治家と工事受注者のなせる業。それが20年以上もつついてきているのが今のルーマニア。市民レベルで何とかしてほしい、と訴える力も無し。  

マイダーリンは自虐的に言うけれども、困りものです。




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東京マラソン・エキスポでお買い物

2009-03-20 | 外国から日本訪問
ダーリンたちの日本滞在記、続きます。

マイダーリンたち、早朝に、無事に東京から帰ってきました。そうなのです、東京に行ってたのです!!東京マラソンのエキスポが目当てで、たくさん買い物してきました。往復夜行バスの強行軍、(私は同行せず)よく二人で行ってきました~。



なぜエキスポ?東京マラソンのオリジナルウォッチがほしかったのです。もともと今回日本で、セイコーのランニングウオッチを買う予定でした。わたしの地元のスポーツ店でスーパーランナーズ(=セイコーのランニングウオッチ)を見せてもらっているとき、店員さんが「これ、東京マラソン2009の限定オリジナルウォッチなんですよ。」と自分のはめている時計を見せてくれました。女の子だったのでピンク、裏面には東京マラソン2009のロゴ入り。もちろんスーパーランナーズ。



800個限定のこの時計、今年の1月に発売になり、店頭からはすでに売り切れ。「東京マラソンのエキスポだけで買うことが出来ます。」と情報を得て、どうしても欲しくなったのです。



でもお店の人によると、この手の限定品は東京マラソンが終わると誰も欲しがる人がなくなり、売れ残ってしまう商品。来年はまた来年のモデルが出るので、見向きもされなくなる、とのこと。だから最後に売り切ってしまおうとエキスポに集められているもの。



マイダーリンももちろん、東京マラソンを走りたがっています~「今度東京マラソンを走るときに、その年のものを買えば?」~でも、7倍以上の倍率の抽選で外国人枠もなし、ほぼあきらめています。で、今回の強行軍で弾丸お買い物ツアー。自分の好きなブルーの時計をゲットして、ハッピ~。おまけにオリジナルピンバッチをもらって、もっとハッピ~。



エキスポに昼12時から5時まで、じつに5時間滞在し、いろいろゲットしてきました。



ここからの写真はマイダーリンが購入した東京マラソンのオリジナルグッズ、大阪のショップで買ったものも含めてご紹介。画像はオフィシャルホームページからいただきました。

ほかに東京で訪問したところは?早朝6時過ぎに新宿に着き、てくてく歩いて皇居周辺・ルーマニア大使館、特に用事があったわけではないけれど駐日大使と出会い雑談してきたそうです。さらにてくてく歩いてエキスポ会場のビッグサイト手前の橋まで到着。がここは歩行者は通れず、やむを得ず電車に乗って橋を渡り、ビッグサイト到着。

東京タワーも浅草も秋葉原も行かず。帰りは新橋・銀座あたりでうろうろしていたそうです。でもよく、二人で行って帰ってきました。東京って、地下鉄が複雑だし、道路も複雑。英語版の地図を渡しておいたけれど、一日中歩き回ってきたそうです。お疲れさま~。 




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マイダーリン、顔見世興行

2009-03-19 | 外国から日本訪問
2週間の滞在もあっという間に過ぎていき、早くも週末土曜日には離日となりました。

その前に、明日(祝日)、ラン仲間がちょっと早いお花見宴会を桜ノ宮公園で企画してくれています。時間は午後1時~4時ごろ。
アウトドアなので、人数が増えても大丈夫。

ぜひ、周辺を走るついでにでもかねてちょこっと顔を見せていただければとっても嬉しいです。
ビールなど飲み物は用意しています、何か一品、持ち寄っていただければなお嬉しいです。

場所はここです。
(地図の表示は期間限定、明日の午後に削除いたします)

お待ちいたしております~~

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日帰り弾丸ツアーで東京へ

2009-03-19 | 外国から日本訪問
マイダーリンの日本滞在中、最大の冒険は東京・両夜行・日帰りツアー。
マイダーリンたち、東京に行きました。どうしても行ってみたいようで、夜行バスで行って夜行で帰ってくる日帰り弾丸ツアー。しかも価格優先、往復11000円で4列シートの詰めつめバス、トイレ無し。私は同行せず。

集合場所まで見送りに行きました。とかくこういう夜行バスは、集合地がビルの谷間だったりして探し当てるのが難しいのです。案の定、集合地から大きな駐車場まで20分ほどシャトルバスに乗って、そこで東京行きのバスで乗り換え、という難関がありました。係員の説明はすべて日本語。通訳して乗り換えのバスの号車をしっかり伝えて、わたしはその場で見送り。ちゃんと乗り換えることが出来るかな、心配です。

でも案ずるより生むが易し、乗れば目的地まで一直線、翌朝、無事東京に着いた、と電話ありました。とりあえず、東京見物しているみたい。

さあ、次の心配は、無事帰ってくるでしょうか???東京から戻ってくるバスの集合場所もビルの谷間。地図をプリントアウトし、日本語で「わたしはここに行きたいです。」と書いて持って行ってもらったけれど・・・。




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日本で困ったことといえば?

2009-03-18 | 外国から日本訪問


マイダーリンの日本滞在中、よく外でお弁当を買って食べました。もちろんビールも一緒。かんたんにお弁当が買えるコンビニ、これはルーマニアにはありません。バランスよく&彩りよく盛り付けられたお弁当、という概念もなし。公共の場での飲酒は法律で禁止されているので、公園でのランチビールも、ありません。
 

 
公園のベンチでお弁当を広げ、乾杯。春めいてきていることもあって外で食べるお弁当、おいしいです。が、このあと、食べた後のごみを捨てるのが難問。あたりにゴミ箱が見当たらないのです。

「ブカレストでは30mおきにゴミ箱が設置されているよ、でも、通りにはごみがいっぱい散らかっている。日本ではゴミ箱を見つけるのが難しい、でも、通りはとてもきれい。」~これまた、マイダーリンの絶賛。



公園の片隅に、ホームレスの寝泊りしている場所がありました。「ホームレスの仕事に協力しよう。」と空き缶を寄付。日本でもホームレスが居ることをニュースなどで知っています。

「どうして政府はこの人たちを援助しないの?」~「しようとしているけれど、政策が追いつかないのよ。」、経済危機は世界中を巻き込んでいるのでいずこも同じ、深刻な問題。ブカレストでも工場閉鎖が相次ぎ、かつてない数の労働者が職を失っているのです。



それでも日本の繁華街には人があふれ、ファッションに身を包んだ人たちがいっぱい。建物も通りも整然としていてとてもきれい。野宿生活をする人たちとの落差を感じながら、日本のパワーに見とれるダーリンたちでした。



ブカレストのゴミ事情、分別収集箱はこちらから。
ちょっと驚き、チャイナマーケットの舞台裏、ゴミ散乱はこちらから。
街をきれいにする清掃員さんの様子はこちらから。




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ルーマニア人のお土産スポット

2009-03-17 | 外国から日本訪問


ダーリンたち、神戸へ出かけたときのこと。三宮・フラワーロードあたりでビルの谷間にたなびく三色旗、赤・黄・青。「あれ、僕たちの色だよ。」「行って見よう。」~わたしは知識として知っていました、ルーマニア国旗と同じ三色カラーを使っているこの建物はルーマニアの大使館などではなく「創価学会」の文化会館。



さらに文化会館のすぐそばに、金剛堂、というショップを見つけました。ここはわたしも初めて。創価学会のお仏壇やさんです。三色旗につられて~「入ってみよう!」
 


シンボルカラーはルーマニアの三色旗と同じ、とても気に入ってお土産に買っていました。こんなにウケルとは思いませんでした。上の写真、彼らが持っているのはルーマニアから持参の三色旗。
 


宗教のひとつ、と説明したのですが・・・ずらりとお仏壇が並んだ店内のほんの一角の三色グッズコーナーで夢中になって品選び。



真ん中に「必勝」と書かれた三色のハチマキ。5本いり400円。お土産にはグッド・プライスです。みんなで分けてすぐにリュックに飾っていました。



三色のアームバンド、200円。これも、買い。つられて私も買いました、三色のカスタネット(100円、ルーマニアのお友達の赤ちゃんへ)、三色のセロテープ(250円)。三色カラーのリボン(350円)はルーマニアにも売っているけれど、セロテープは見かけない、とマイダーリンも進言。即、買い。
 
店員さん、われらのノリにたじたじ~三色つながりでたまたま訪ねてきただけということを説明しても、にこやかに受け入れてくださいました。コーヒーサービスまでしていただきました。
 
いや~、楽しかったです。ここ、もしかしてルーマニア人向けのお土産やさん??
(ちゃうちゃう~~)


  

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マイダーリン、分別収集を実践

2009-03-15 | 外国から日本訪問

 
我が家に滞在中にマイダーリンが協力してくれたもの、ゴミの分別収集。我が家では行政の指導に沿って、家庭一般ゴミ・プラスチックごみ・紙ごみ・発泡スチロールトレー・空き缶空き瓶・ペットボトルをすべて分別しています。
 
ルーマニアでは何もかも一緒くたに捨て、そのなかから使えそうなものを拾い集めていくのは「チガン」と呼ばれる人たちの仕事。EUにも加盟しているルーマニア、ゴミの分別収集について先進国のドイツなどから知識はあるのですが、まったく実践されず。
 
我が家でしっかり分別している様子を見て、マイダーリンは協力してくれました。プラスチックごみと紙ごみを区別。近所のスーパーにエコバック持参。「買い物袋持参カード」にスタンプを押してもらいます(=1持参で1スタンプ、20個たまると100円のお買い物券になるもの)。

「5円の節約で、何が買えるというんだい?たったの5円だよ。」とまったく無関心だったのは、お友達のヴラッド。「これは節約だけじゃないの、地球環境の保護、カーボン・マネジメントよ。」と力説しても、「そんなちっぽけなこと。」、我が家でのゴミ分別にもまったく関心なし。一緒くたにゴミ箱へ。

ブカレストの巨大スーパー・オーシャンでも、今年からレジ袋の無料配布は無くな
りました。昨年秋までは、いくらでももらえたのですが、EUスタンダードを見習って、買い物袋持参運動が起こっているのです。

ゴミ問題は一人一人の心がけから。地球環境問題も同じ。けれどルーマニアでゴミの分別収集が進むのは、まだまだ先のことになりそう。「チガン」の仕事を取り上げることになる、などと言う人もいるくらいで。

一番上の写真、駅でカラフルなパンフレットを品定めするマイダーリン。きれいな写真が掲載されているので、気に入ったものを切り取ってスクラップブックに貼る予定。切り抜いた後のチラシもちゃんと紙ごみとして分別してくれました。




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