鶴見緑地公園の松林の中を飛ぶ、かなり小さな野鳥を見つけました。
こちらを向いて止まった姿を見ると、キクイタダキ(以下バーダー仲間の通称・キクイタとします)のようです。
キクイタの頭部には、黄色い冠羽があることから、菊(のような黄色い冠羽)を頭頂に頂く鳥、すなわちキクイタダキと呼ばれるようになったとか。
キクイタは、日本で見ることができる野鳥の仲間では最も小さいといわれ体長・翼開長とも10cm。体重は3g(1円玉3個分)しかありません。
世界で最も小さな野鳥は、キューバに生息する「マメハチドリ」で体長6cm、体重2g、ハチのように毎秒50~80回も羽ばたくことで知られています。
マメハチドリの翼をしっかり写真に写すには、相当早いシャッタースピードが必要でしょう。
このキクイタも、非常に俊敏に動き回るので、全身を写真に撮るだけでも大変でした。
薄暗い松林の中の逆光という悪条件だったので、ピントの甘い画像ばかりですが、何とかキクイタと判るのではないかと思います。
素早く動くキクイタは、あっという間に飛び去ってしまいました。これから写真の腕を磨いて、もっとちゃんとした写真を紹介したいと思います。