朝一番でスクーターのオーナーさんから電話
「直った?」
いやいや
金曜日の晩にタイヤを引き取ってきて土曜日の10時に完成するわけないでしょ!
まだコンプレッサーの電源も入れてないし
オーナーさん(86歳のおじいちゃん)は病院に行くのに足が欲しいらしい
しかたがないので昼までに届けますと返事
ちゃっちゃとタイヤ交換して届けてきた
行きはスクーターに乗って行けるけど帰りは歩きだもんね
まぁ
俺は足が悪いわけではないので・・・
キャベツ畑をノンビリ散策できたし
店に戻ってしばらくすると
「父がお世話になりました」って
娘さんが手土産持って来店
いやいや
別に仕事でお金貰ってるので
と言ったところで押し付けられるわけで・・・
それより世間話されて時間が・・・
HX90青5のシートスポンジを成型しようと専用工具を準備して・・・
あれ?
なんか異音がする?
刃の動きもぎこちない感じ?
壊れたのか?
う~ん
カッターで作業するのも大変なので修理してみるかと分解しようと思ったら
突然の来客で作業は中断・・・
初めて来店される方でご自分でAS1を修理しているとのこと
いろいろとご質問いただいたのでわかる範囲で答えたつもり
結局は2時間くらい説明していた
最後に「ありがとうございました」と帰っていったんだけどね
良く考えると2時間くらい作業手順等を教えてあげて収入はゼロ・・・
まぁ
これも仕事なのか?
う~ん
「教えるんだから金よこせ」とも言えないしなぁ
別にケチクサイこと言うつもりはないけどね
クラッチ周りをはじめて分解する方に手順を説明するのって大変
HS1青3に使うボルト類が届いた
ヤマハさんの純正部品なのにステンレスに変更されてるのがあるんだね
純正部品なので文句は言えないけど何となく不思議な気分・・・
お預かりしたAS1のオイルポンプを分解してみると・・・
スタータープレート部分のオイルシールは抜けかかってた
しかもプランジャーのオイルシールは抜けてる・・・
こんなのは初めてだなぁ
やはり内部には水が混入した形跡があった
特に錆が発生している部品はなかったので各部品の洗浄作業
シャフト内の「栓」は僅かに動く感じ
本当に動いているように感じる程度?
だからと言って簡単に抜けるわけではなかった
しかるべき位置になったことを確認してから追加で樹脂を流し込んだ
アルト君のお漏らし事件
土曜日の夜
自宅に到着する頃から水温が不安定になった気がしていた
クーラントが減ってるのか?
今朝確認してみたら確かに減っていたけど目くじら立てるレベルではない
念のために水を追加して走り出した
あれ?
10分も走らないうちに水温上昇!
これはまずい感じ
幹線道路を避けて裏道でクーラントの確認をすると確かに減っている
水を足しても漏れている感じはないんだけどなぁ
走り出すとやはり水温の上昇が早い
しばらくして確認すると・・・
ぴゅぅぅぅ~
ラヂエターのロアホースから噴水のように水が!
だめぢゃん!
さて困った
お客さんと朝一番に約束があるんだけど
早めの対処が良いと判断してお客さんに来店時間の変更をお願いした
それからはコンビニエンスストアがある裏道を選んで走った
それでもちょうど中間地点で水温上昇
穴が開いてるので当然だよなぁ
予定していたコンビニエンスストアでペットボトルの水とガムテープを購入
店員さんに「車が水漏れを起こしたので応急処置で少し駐車させてね」とお願いして
ロアホースの穴あき部分をウエスで拭いてガムテープを貼り付けた
あまり押し付けると他の部分に亀裂が入りそうなので適度に固定
こんなことを2回ほど繰り返して無事?に店に到着した
もんげー疲れた・・・
時間を変更していただいたお客さんも到着
午後は他にも2名ほど来店
なんだか慌ただしい日曜日だった
実質的作業は進んでない気がする
ひと段落して・・・
そうだ!
工具を修理しないと
特殊形状のボルトだったので大変だったけど無事に開腹できた
内部はスポンジの破片で大変なことになってる
これはダメだよなぁ
しっかりファンが付いてるんだけど前側から吸って後ろへ排気するみたい
それは粉を吸うだろう
樹脂製のクランクがあるツイン的な構造
しかも180度クランク!
スポンジの粉を綺麗にしてから各部のグリスアップをやってみた
仮組してスイッチを入れると異音が全くなくなった!
それより信じられないくらい静かになった
これで作業が進められそうだ
って言うか
買い直さなくて良いのが嬉しい!
定期的なメンテナンスが必要ってことだな
OPWORK
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