先週末からコソコソとHS1のクラッチ周りの作業を進めているんだが(別にコソコソの必要はないけど)
色々と苦労させられている。
まぁ、いつものことだがボルトが緩まん!
最初に苦労したのはこのボルト・・・
クラッチ側のカバーを固定しているボルトの1本が素敵に朽ち果てている?
すでに山があるとは思えない形状になっているので、最終兵器のショックドライバーも歯が立たない。
しかたがないので、ボルトの頭をドリルでもんで外すことにした。
大汗かきながらなんとか頭の部分を除去したら、あとは小さなマイナスドライバーで簡単に緩んだ。
まぁ、取れるとは思っているけど、やはりドキドキするね。
あ~ぁ こんなになっちゃった!
他のボルトは無傷と言った感じなので、前回整備をやったときは途中であきらめたのかもしれないね。
実はドレンボルトも不思議な状態だった?
メガネレンチが入らなかったので、えええ!
って思ったけど、タガネ見たいなものでひっぱたいたのかなぁ
でも、締め込む方向に傷が付いてるんだけど・・・
緩まなかったからひっぱたいたんぢゃぁなく、締めるときにひっぱたいたのか?
それとも、単に回転方向を間違えた?
まぁ、緩んだから問題はないんだけどね。
クラッチは微妙な感じ?
フリクションプレートの磨耗は限界ではないけど、あと0.1ミリで交換限界という数値だった。
まぁ、これを機会に交換するほうが良いかもね。
クラッチハウジングのガタが気になっていたんだが、原因はこれかもしれない?
カラーにかなりの磨耗が出ている。
ミッションオイルがない状態で走ったのか?
手で触ってわかる磨耗なので、部品があれば交換する方向で考えよう。
実はプライマリーギアーも抜くのに一苦労した。
ユルユルでも困るけど、固着している感じだった。
シリンダーヘッドが綺麗なのは塗装してあるからで、実は外さないで塗装したんだね。
ナットまで色が乗ってるモン!
と言う事は、シリンダーは開けていないのか?
と思ったけど、左シリンダーのオイルラインにガスケットが入っていなかった!
つまり外した経緯があるんだと思う。
ここの「ガスケットなし」はまずいでしょう!
シリンダーヘッドを外して内部を確認したけど、左シリンダーの吸気側に縦傷が入っている。
詳しくはシリンダーを外さないとわからないけど、ピストンの損傷が少ないことを祈ろう。