リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

何だか秋風と共に忙しくなりそうな・・・

2022年08月03日 | 日々の風の吹くまま
8月2日(火曜日)。☁⛅。あはっ、曇り空。とうとう天気が変わって来たな。朝っぱらからあっつぅ~いと言う感じがなくて、カレシの水やりにくっついてバルコニーに出たら、そよっと吹く風が何とも言えない心地良さ。この1週間は42度を記録した去年のヒートドームほどじゃなかったけど、猛暑に関連して救急車が200回以上も出動したそうだす、ワタシも最後はさすがにヘタレて来るくらい暑かった。おとといなんかは湿度までがバンクーバーとしては観測史上最高の85%を記録したそうで、うはぁ、暑くても何とかしのげるけど、蒸し暑いのだけは勘弁してほしいなあ。ワタシ、道産子なんだもん。

今日は洗濯ドライヤーのフィルターと排気管を清掃する日で、我が家は「11時から1時の間」と言うお知らせが来ていたので、9時半には早々とウォーキング。エレベータは2台とも何事もなかったように動いていて、ロビーは冷房が効いていてひんやり(猛暑の警報が出ている時は住人のクーリングセンターになる)。あちこちの庭で咲き誇っている白いアジサイはアナベルと言う種類のようで、手鞠のようなこんもりした白い花がびっしり付いているのは見事と言うほかない。ドアにノックがあったのは11時過ぎで、業務用掃除機とホースを持ったお兄さんが2人来て、1人がドライヤーのフィルターと排気ダクトを掃除している間にもう1人がホースを引っ張ってルーフデッキに出て、オフィスの上にある排気口を掃除。ときどき綿ぼこりがふわふわと飛ぶ程度で、「ほとんど溜まってませんね」。何年か前に上の階の(迷惑家族の)排気口からモップのパッドみたいにカチカチになったのがバタッと落ちて来てびっくりしたから、ドライヤーを回すたびにフィルターを取り出して綿ごみを取り除いていると言ったら、「よくいるんですよ。買ってから一度もフィルターを外したことがないという人」。へえ。週一で使うだけでもひと握りの綿ごみが付くのにね。そっか、あのパッド、そういうことだったんだ。

ランチの後で、朝メールをチェックしたときに入っていた元のお得意さんからのメールに返事。社長直々の「本をもう1冊やらない?」という意味深なタイトルのメール。おととしから去年にかけて、日本国内で出版された経済学系の本を英語訳するプロジェクトに駆り出されて、校正とリサーチをやったんだけど、今回は日本の伝統芸術の本。英語を母語とする翻訳者と日本語を母語とする校正者を決めてからでないと応札できないので、「ちょっとリタイアから出て来てくれないかなあ」。つまり、仕事をしないかというお誘いね。そうねえ、翻訳は前回ペアを組んで息が合っていたルイザが担当するそうだし、今年はどこにも遊びに行かないから、まあ、いいか。と、すぐ乗り気になってしまうワタシ。受注したらの話だし、うまく受注しても作業が始まるのは秋になっての話だから、よし、オッケー。

アメリカのペロシ連邦下院議長がほんとに台湾に「上陸」。習近平が脅しをかけたのに、さすがペロシおばちゃん、やれるならやってみたらどうよ、というところか。ブルームバーグ誌によると、ペロシおばちゃんが台湾に着くまでの1週間ほどの間に少なくとも8回は攻撃的な脅しをぶち上げていて、台湾に向かう直前にはおばちゃんに無事に着けるように祈れと、まるで飛行機の撃墜を仄めかすような投稿がツイッターに載ったり、何としても止めさせなければと必死だったのが、おばちゃんが台湾入りしたら、今度は「やると言ったことはやる。今は辛抱するとき」と歯切れの悪いことを言っているらしい。何だかチンピラやくざや小学校のいじめっ子かみたいな感じで笑っちゃうけど、体面とか体裁とかいう「メンツ」が命の文化だし、プーチンの苦戦を見て来ているはずだし、党大会が迫る中での茶番劇にも見えるゼロコロナ政策やら不動産バブル崩壊やら経済成長の減速やら何やらの火消しで手一杯の習近平は泣く子も黙るペロシおばちゃんにしてやられたってところかな。また、専門家諸氏の岡目八目が賑わいそう・・・。