リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

外貨とおみやげを調達して来た

2018年11月10日 | 日々の風の吹くまま
11月9日(金曜日)。雨のち曇り。今日はダウンタウンにひとっ走りしてクルーズで使うお金を調達して来なくちゃ。月曜日に行くつもりでいたら、日曜日がRemembrance Day(戦没者追悼記念日)で、月曜日はその振替え休日。ということは銀行は休みだから、もう今日しかないよ。何だか自分たちだけで行く旅行よりも準備段階でやることが多くて忙しない感じだなあ。まあ、船に乗ってしまえば後は一切お任せ(というか事前に計画済みってこと)でのぉ~んびりってことだけど、自分たちで行くときは、どこに行こうか、どこでご飯を食べようか、どこにどうやって行けばいいのか、飛行機は何時でいつ空港に行けばいいのか、と毎日考えるわけだから、ま、忙しい段階が逆ってことかな。

ランチの後、スカイプレッスンがあるカレシを残して出発。雨は止んだけど、空気が冷たいから、フリース裏の防水ジャケットの下にセーターを着込んで正解。オンラインバンキングのおかげで、実際に我が家の口座があるダウンタウンの支店に行くのは久しぶり。長い行列でかなり待ってカウンターまで行き着いて、まずアメリカドル建ての口座から現金を引き出して、次に香港ドルとシンガポールドルの購入。(あら、今日はカナダドルが下がってるぅ・・・。)その足でベイに行って、香港で会うカレシの生徒のチオンとケルヴィンへのおみやげにおそろいのベイ伝統の縞模様の毛糸の帽子とオリンピック記念のマフラーを購入。

チオンと(少数民族の出身の)ケルヴィンは、双方の仕事や博士課程の勉強の都合で5、6年もの遠距離恋愛の末、今年アメリカの別々の大学への留学を終えて帰国して、広州でやっと一緒に暮らし始めた30代のカップル。揃って工学博士号を取得して、ケルヴィンが自動車メーカーの吉利汽車に就職したので今は浙江省の寧波にいる。わざわざ揃って香港まで会いに来て、船出の前日に香港大学に留学していたチオンが香港の観光名所を案内してくれることになっている。(このために私たちは1日早く香港入りするわけ。)

すれ違いの遠距離恋愛を数年も続けて来て、やっと一緒になったらすでに30代半ばが目の前という2人。カレシとのスカイプレッスンも別々で、博士論文執筆の終盤ではそれぞれ週2回2時間ずつの強行軍だったけど、穏やかなケルヴィンに対して行動派のチオンの「かかあ天下」という印象。空港で迎えてくれるそうで、旧友に会うようで今からすごく楽しみ・・・。