11月26日(月曜日)―コタキナバル(北緯5度59分)。晴れ。ゆうべ夜中近くに突然頭上のスピーカーからけたたましく警報が鳴りだして、せっかく早寝したのになあ。廊下やベランダで同じように目を覚まされた人たちの声。カレシがジーンズをはいて様子を見に行こうとしていたら、頭上から船長のアナウンスで「警報は装置の誤作動で、非常事態ではありません。現在原因を調査中です」。警報は止んだようなのでまたベッドにも繰り込んでしばらくしたら、またもやけたたましい警報。今度は同時に汽笛までが鳴り出す始末で、おいおい、町中が目を覚ましてしまうじゃないの。ま、短い3度目で誤報騒動は終わったようで、何とか眠りに戻って、起きたのはほぼ7時。今日のツアーは出発が早いので、とりいそぎフルーツ山盛り、クロワッサン2個のコンティネンタル朝ご飯。警報の話をしたら、サーバーの女性が「私はシャワーをしているところだったの」。ありゃ、これまた都合の悪い時に起きたもんだねえ。
今日のツアーは半分が野生生物公園であと半分がきのう行ったサバ州立博物館とヘリテージ村。公園まではバスで30分ほど。サバ州は石油があるせいで、コタキナバルは洗練された都会という印象で、政府の庁舎の建物はその富を誇示するような感じ。海辺沿いの公園はきれいに整理されていて、きのうの日曜日は家族連れでにぎわっていたし、やたらとショッピングモールがあるところを見ると。生活水準はけっこう高いんだろうな。バスの窓から見える住宅地域も整然としていて、前庭に車が2台、3台。(ガイドさんは「銀行が持ってるんですよ」(つまりローンで買ったもの)と笑っていたけど、ローンで買えるようになるというのも経済発展の一面ではあると思う。
さて、野生生物公園での目玉はオランウータンとテングザル。大きいのがでんと座って、無関心を装って人間を観察しているのかな。穏やかな表情が何ともいえない。テングザルはつい「見ざる言わざる聞かざる」が浮かんで来たけど、思ったよりかわいいね。近くの木の上ではテナガザルのやかましい声がよく響き渡っていた。動き回るので写真を撮るのにちょっと苦労したけど、おサルはどんなサルでもそれぞれに愛嬌があるもんだね。
もうひとつの行き先はきのうすでにヘリテージ村を見学したので、今日はきのうゆっくりできなかったサバ州立博物館の方に集中。ボルネオの首狩り族の展示があって、再現された家の天井からは頭蓋骨がぶら下がっていたけど、敵が頭蓋骨の数を数えて、あんまり多いと勝ち目はなさそうだとと逃げ出したんだそうな。自分たちの縄張りに侵入してい来る敵からを守るための戦略の一環だったということかな。昨日、今日となかなか学ぶことの多いツアーだった。Silver Museは午後10時コタキナバルを出港の予定。
今日のツアーは半分が野生生物公園であと半分がきのう行ったサバ州立博物館とヘリテージ村。公園まではバスで30分ほど。サバ州は石油があるせいで、コタキナバルは洗練された都会という印象で、政府の庁舎の建物はその富を誇示するような感じ。海辺沿いの公園はきれいに整理されていて、きのうの日曜日は家族連れでにぎわっていたし、やたらとショッピングモールがあるところを見ると。生活水準はけっこう高いんだろうな。バスの窓から見える住宅地域も整然としていて、前庭に車が2台、3台。(ガイドさんは「銀行が持ってるんですよ」(つまりローンで買ったもの)と笑っていたけど、ローンで買えるようになるというのも経済発展の一面ではあると思う。
さて、野生生物公園での目玉はオランウータンとテングザル。大きいのがでんと座って、無関心を装って人間を観察しているのかな。穏やかな表情が何ともいえない。テングザルはつい「見ざる言わざる聞かざる」が浮かんで来たけど、思ったよりかわいいね。近くの木の上ではテナガザルのやかましい声がよく響き渡っていた。動き回るので写真を撮るのにちょっと苦労したけど、おサルはどんなサルでもそれぞれに愛嬌があるもんだね。
もうひとつの行き先はきのうすでにヘリテージ村を見学したので、今日はきのうゆっくりできなかったサバ州立博物館の方に集中。ボルネオの首狩り族の展示があって、再現された家の天井からは頭蓋骨がぶら下がっていたけど、敵が頭蓋骨の数を数えて、あんまり多いと勝ち目はなさそうだとと逃げ出したんだそうな。自分たちの縄張りに侵入してい来る敵からを守るための戦略の一環だったということかな。昨日、今日となかなか学ぶことの多いツアーだった。Silver Museは午後10時コタキナバルを出港の予定。