リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

嵐の前にちょっと息抜き

2018年11月15日 | 日々の風の吹くまま
11月14日(水曜日)。雨のち曇り。バケーションその2の準備は荷造りを残すだけになって、今日はひと休み(何だかひと休みばっかりしている感じだけど・・・)。ランチはめんどうなのでカレシを誘って道路向かいのSubwayでサンドイッチをテイクアウト。カレシはいつもの30センチもある長いパンにカウンターにある野菜を全部入れてもらって、ワタシは半分の長さのにハムやサラミ、チーズのスライスとトマト、レタス、ほうれん草。午後はちょっと早めの晩ご飯を済ませて、Arts Clubのクリスマススペシャル『Miss Bennet Christmas at Pemberley』のドレスリハーサルへ。

ジェーン・オーステンの『自負と偏見』の続編と言う触れ込みでアメリカの2人の劇作家が書いたコメディで、ダーシー家のペンバリー邸でのクリスマスにダーシー夫人になったエリザベスの姉妹たちが集まると言う趣向だけど、中心になるのは妹のメアリー。本の虫でくそまじめで、どう見ても「生涯独身」の運命にあるメアリーが、飛び込みで訪れたダーシーの親戚でこれまた本の虫のアーサーと出会って、ベネット姉妹のはねっ返りのリディアが夫にかまってもらえない寂しさでアーサーにアタックする中で互いにぶきっちょな恋に落ちたて、ところがダーシーの従妹のアンがアーサーの婚約者として登場して、・・・と、三つ巴のてんやわんやのストーリーが展開。

イギリスの摂政時代の上流階級が背景で、女性には相続権がなかったために、結婚できなかったら悲劇の老後が待っていたから、親たちも娘たちも必死。それを『自負と偏見』に描いたのが自分も生涯独身だったジェーンだったけど、この「続編」もなかなか良くできていたな。ほのぼのとしたり、大笑いしたりで、ジェーン・オーステンもきっと親指を立てて「でかした」と言うと思う。

さて、たっぷり息抜きをしたところで、あしたは忙しい。洗濯をして、しまってある夏物の衣類を引っ張り出して、荷造りをして・・・カレシがまたもやあれもこれも持って行くと言い出したから、はて、どうなることやら。必要だからと持って行ったのに出しもしなかったものがけっこうあって、よけいな荷物を持って歩くのは得策じゃないことを学んだかと思ったんだけどな。暗黒大陸の人跡未踏の奥地に行くわけじゃないんだからさあ・・・。