最初に第2巻である「謎解き道中」を読んでしまって、今回は第1巻を読んだのであった。
主人公はあの「一休さん」それにアニメでおなじみの「蜷川新右衛門」それと第2巻で親探しの旅にでた「茜」がレギュラー。
今回の謎は「足利義満」の死についてである。
容疑者が豪華絢爛というか、室町幕府の重鎮たちと世阿弥や一休の師匠・慕哲龍攀。
物語にはおなじみの一休さんの「とんち」がちりばめられており、あらためて感心したりして・・・
さて、室町幕府第3代将軍にして日本国王を名乗った「足利義満」が金閣寺の最高層(第3層)究竟頂(くぎょうちょう)で死んでいた、この部屋は内部からかんぬき状にしまっており、つまりは密室である。
この謎を一休さんが解くわけである。
足利義満は誰からも嫌われている、という設定。従って容疑者は実の子供で第4代将軍義持、あるいは時の天皇「後小松帝」(この物語では一休の実の父)、管領の細川頼長、斯波義将、四職の一色満範・山名時煕など室町幕府の重鎮も「義満」を殺すにたる動機はもっている。
密室の殺人の方法、他の事件とのかかわりなど、わくわくどきどきの面白さである。
歴史上の人物を登場させる推理小説はいろいろ出ているし読んできたが、この小説はなかなかに面白い。
第2巻の謎解き道中は、大きなテーマとして歴史を取り扱っているものの、いわゆる短編推理集であり、第1巻と続けて読むとなお面白いかもしれない。
主人公はあの「一休さん」それにアニメでおなじみの「蜷川新右衛門」それと第2巻で親探しの旅にでた「茜」がレギュラー。
今回の謎は「足利義満」の死についてである。
容疑者が豪華絢爛というか、室町幕府の重鎮たちと世阿弥や一休の師匠・慕哲龍攀。
物語にはおなじみの一休さんの「とんち」がちりばめられており、あらためて感心したりして・・・
さて、室町幕府第3代将軍にして日本国王を名乗った「足利義満」が金閣寺の最高層(第3層)究竟頂(くぎょうちょう)で死んでいた、この部屋は内部からかんぬき状にしまっており、つまりは密室である。
この謎を一休さんが解くわけである。
足利義満は誰からも嫌われている、という設定。従って容疑者は実の子供で第4代将軍義持、あるいは時の天皇「後小松帝」(この物語では一休の実の父)、管領の細川頼長、斯波義将、四職の一色満範・山名時煕など室町幕府の重鎮も「義満」を殺すにたる動機はもっている。
密室の殺人の方法、他の事件とのかかわりなど、わくわくどきどきの面白さである。
歴史上の人物を登場させる推理小説はいろいろ出ているし読んできたが、この小説はなかなかに面白い。
第2巻の謎解き道中は、大きなテーマとして歴史を取り扱っているものの、いわゆる短編推理集であり、第1巻と続けて読むとなお面白いかもしれない。