読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

総務部総務課 山口六平太 第51巻、第52巻 作:林律雄 画:高井研一郎

2006-09-04 21:36:49 | 読んだ
第51巻 ある夏の日に
第52巻 総務課がサンタクロース

六平太はほんとにいい奴である。
でも、こんな奴が傍にいたら、時々イヤになるだろうなあ、とこのごろ思ったりするのである。

何考えてるかわからないし、お偉いさんにうけがいいし、きれいな彼女がいるし。
それに「怒らない」のも不気味である。

そう存在が不気味なのである。
漫画の世界だから許せるのである。

そんな六平太が彼女の吉沢小夜子さんと喧嘩をしたのである。
その仲を取り持ったのが総務課の面々である。
いつもと違うパターンで面白かったです。
(第52巻第1話総務課がサンタクロース)

この物語もいつまで続くのか興味がある。
六平太はいつまで「ヒラ」なのか?
重役になるのか、一気に社長なのか、それとも会社を辞めて・・・

総務課のメンバーがばらばらになって新しい展開になるというのも、なんだか疲れるし、いわゆる「お約束」ごとが安心な面があるので、このままでいいか、とも思うのである。
コメント
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