読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

いも煮会

2005-11-06 23:11:46 | 日々雑感
今日は毎年恒例の地区行事「運動会、防災訓練、いも煮会」であった。
昨日から準備をして、今日は暑くもなく寒くもなくいい天気で過ごすことができた。

運動会といったって、パン食い競争とグランドゴルフのホールインワン競争だけである。
それから消防署からきていただき、通報訓練、消火訓練、救急車がくるまでの応急救急訓練などを行い、芋煮会。

当地方の芋煮会は、サトイモ、豚肉、味噌である。
それを100人前作る。
大鍋があるのである。すごいのである。
以前、旧家で味噌を作るのに使っていた大鍋と「まき」を使ってもやす簡易竈のようなものがセットになっている。

この大鍋で作ると、材料が少々不味かろうが、味付けがいい加減すぎようがおいしいのである。

ビールといも煮とおにぎり。
これを外で食べる、大勢で食べる、と、おいしいのでございます。

この準備と後片付けで、ゆっくり楽しむことができないが、準備と後片付けで地域の人たちとお話をする。これがいいのである。そして、このつながりこそが、最大の防災対策なのである。
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せつないカモメたち 高樹のぶ子 週刊朝日連載終了

2005-11-06 00:32:27 | 読んだ
先週号(11月4日号)で「完」となった小説である。
高樹のぶ子の小説って、チョット難しいなあ、というか「好み」ではないなあ、と思っていた。だから、多分定期購読をしている週刊朝日に連載となっていなければ読まなかったと思われる。

物語は、バツ1の主人公「私」(香代子)は映画館に勤めている。そこへ中学生の「アヤ」が現れ、仲間達にいじめられているのを私は見る。
その後、ひょんなことからアヤと友達になり、物語は始まる。

主人公は、アヤの父「真一」と親密になる。真一は妻と離婚をしアヤを育てているが、実は育てることに熱心ではなく、心のどこかでは疎ましく思っている。その辺は子供には微妙に伝わるらしく、彼ら父娘の仲はあまりよくない。

主人公は「もしかしたら、この父娘の間に、妻と母として入り込むことができるのではないか」と徐々に思い始める。(小説中ではそのようには書いていないが、私にはそう思える)

さて、その思いはどうなるのか?
ということで、最後のほうは盛り上がった。
ナカナカ面白いと思いました。高樹さんの作品はチョット注目しようと思いました。(月刊誌などであったら読んでみよう)

追伸
 11月5日、平泉「毛越寺」「中尊寺」に紅葉を求めていってきました。
 その結果は「villa嘉壽家堂」に写真をアップしましたのでごらんください。
 さて「紅葉」は・・・
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