読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

仙台フォークジャンボリー(その3 くちずさむ)

2005-11-02 23:52:15 | 観た、聴いた
さて、第3回目である。
若いころにはウスウス気づいていて、近頃は重々承知なのであるが、私「しつこい」です。
「てえげえぬすろ!」(=大概にしろ!)といわれそうですが、ブログは日付の新しい順であります。ですから、第1回、第2回を読んでいない方は是非そちらを先にご覧下さい。

<こうせつ>と<なぎら>のMC
そして「まるで六文銭のように」登場。
小室等、及川恒平、そして四角佳子。
1曲目は「夏・二人で」
好きでしたね、この曲。
♪長いドレスがほしいな、あの飾り窓の♪
ってところがいいんです。
久しぶりに、及川恒平と四角佳子のデュエットでした。
「面影橋から」といえば、及川恒平の代表曲でもありますねえ。拓郎のもいいですけど、こちらもすて難い。
続いて、新曲。なんと言う題名か忘れてしまった。
そしてラストは「街と飛行船」
この歌は、当時放送禁止だったらしく、私ははじめて聞いた。後にネットで調べてみるとイロイロあったらしいが、何しろ当事者たちがあまり覚えていないようなことだったらしい。

というわけで、期待していたのに、あっという間に終わってしまった。
せめて「おケイさん」のソロの歌でもあってほしかった。
オープニングでも言っていたが「おケイさん」仙台のコンサートは初めてということ。
今度は是非「四角佳子」または「まるで六文銭のように」で来てほしいものである。

ところで「まるで六文銭のように」というグループは「六文銭」というグループの中の3人が近頃集まったものである。
私は、彼らの最後のアルバムだと思うが「キングサーモンのいる島」を買って、ずいぶん聞いたものである。
今回はその中から1曲「夏・二人で」だけである。
ああ、もっと聞きたい。というのが大きな感想。

続いては<山田パンダ>
幕間は<こうせつ>と<なぎら>だったか。
第1曲目は「ソーラン節」合いの手を観客が(練習つき)、乗ってきました。
続いて「おはようおやすみ日曜日」そして「落陽」あれっ?もう一曲なんだったかなあ。

山田パンダといえば「黄色い船」「君がよければ」「眼をとじて」「こもれ陽」そして「僕の胸でおやすみ」と私は思うが、今回は「ナシ」ね。
前回、彼の歌を聞いたのはいつだったろうか、テレビだったか。兎も角、歌がうまくなった、というか、声が出るようになった、というのが感想。

ここで、ゲスト、さとう宗幸登場。<こうせつ>のリクエストで「青葉城恋唄」を歌うことになる。佐久間順平さんのバイオリン。
♪広瀬川 流れる岸辺・・・♪
「いいねえ、それそれ」とか言いながら、<こうせつ>登場。驚き苦笑してやめる宗さん。
気を取り直して再度歌い始める。しっとりと歌い終えて退場。

さて、続いては<こうせつ>と<パンダ>のMC
笑わせてくれる。会場内の年齢層調査。50代が最も多く、40代、30代、そして60代である。
それから、イルカの話。昔々、シュリークスというバンドで<パンダ>と<イルカ>は一緒だった。(どういうバンドだパンダとイルカって)
そのとき<イルカ>は可愛かった。ミニのキュロットで・・・とか、テレながら話す<パンダ>。そして<イルカ>と西武新宿線で一緒に帰ったという話。そうしたら次の日、リーダーでその後<イルカ>の夫となる神戸君から<パンダ>は「もう一緒に帰らないで」といわれた。という話。

イルカ登場。
なんと、ノースリーブのミニのワンピースにブーツという驚きの格好。
「サラダの国から来た娘」でスタート。
イルカの唄で大好きなのは「あの頃の君は」なんだけれど、今まで一回も生で聴いたことがない。「今夜こそは」と思っていたのだが・・・
最後はやっぱり「なごり雪」で終了。

<パンダ>登場<イルカ>を呼び止める。なんだかやのうち<なぎら健壱>のステージ準備OK。
とここで「あっ!あの子知ってる」とイルカ。<なぎら>の相棒を見て彼が高校の時から知っているらしい。

なぎら健壱登場。
「生」で見るのは初めて。スゴーク期待している。「イムジン河」「よいとまけの歌」「日輪」もう1曲は明治時代の歌だったような。とまじめに歌った。1曲くらいそうでない歌を期待していたんだけれど。それにしても「いい声」です。
この人も、もっと聞きたい。

MCは<イルカ>と<パンダ>
そして、南こうせつ登場。何をどの順番で歌ったのかうろ覚えなのであるが・・・
「妹」拓郎のコンサートで拓郎がこうせつのまねをしていたのが思い出される。このコンサートの前日、拓郎のツアー最終日でこうせつも行ってきたらしい。そのときも拓郎が歌っていたそうだ♪妹よ、ふすま一枚かかげて今♪とかなんとか。来年つま恋でまたコンサートがある。
「夢一夜」いい歌です。しっとりしていてね。
そして、パンダを呼んで「僕の胸でおやすみ」を歌う。いいねえこの歌。一回本気で言ってみたいねえ。

フィナーレというか最後はまた、出演者全員が出てきて「出発の歌」「神田川」・・・
思い出せば、書き出せば、キリがないほどなのだけれど、歌もお話も、それぞれがよくって、ああいつまでもこの雰囲気の中に浸っていたい。と思う。
歌、っていいなあ。生のギターって素晴らしいではないか。とつくづく感じさせられたのでした。

出演者も言っていたけれど、それが「思い出」ではなく「今」としていいのである。
懐かしい歌、というよりも、心を動かす歌でありつづけている、というのがいいのである。

最初は「もうこのてのコンサートはいいかな」って思っていたのだけれど、「このてのコンサートがいい」ということに改めて気づいたのであった。
長々と3回にもわたり書いてしまった。ちょっと異例の展開であった。おつきあいありがとうございました。
「ではまた来週」(パンダさん言ってくれなかったもんなア)
コメント
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