一昨日は、六道詣りにいきました。
六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)?は大椿山臨済宗建仁寺派のお寺。
平安遷都以前、東山阿弥陀ヶ峰山麓一帯に居住していた鳥部氏の氏寺(宝皇寺)が前身とも、空海の師 慶俊僧都(けいしゅんそうず)が創建したものとも伝えられています。
鎌倉(南北朝)時代の貞治3年(1364年)に、建仁寺の僧、良聡(りょうそう)によって再興改宗され、現在にいたっている。
俗に「六道の辻」(ろくどうのつじ)と呼ばれる境内一帯は、毎年8月7日から10日まで「六道詣り」(ろうどうまいり)といわれる精霊迎えのため、多くの参詣者で賑わうんです。
この期間、霊を現世に呼び戻すといわれる「迎え鐘」の音が響き渡る。
境内には、小野篁(おののたかむら)が冥土への入口にしたといわれる井戸があります。
いつも見に行こうとするんですがようわからんのです。
そのうち、暑いのと線香の臭いにまけてしまうな。昨日もそうや。
閻魔堂には、篁(たかむら)作の木像「閻魔大王像」とともに篁像も祀られている。
「小野篁」(おののたかむら)さんというのは不思議な人。
昼間は、都の官吏(公務員)として働きながら、夜は、閻魔さんの元へ通い、冥府の官吏として勤めていたという。かなり、変わった伝承の持ち主です。
公務員はアルバイトしたらあかんのとと違うかな・・・。
きっとローンかなんかをかかえたはったんと違うかな。
そうか天下り先を確定したはったのか。
これで、先祖さんの霊を迎えて、お盆を過ごし、16日に送り火でお送りするのが京都の習わしなんです。