京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

新緑始

2017年04月26日 05時39分27秒 | 社寺・和菓子


24日は、久しぶりに綺麗な青空だった。
ちょっとだけ下山。
空気が澄んでいて美味しい。





電話がかかってくる可能性があるので、あまり遠くにはいけない。
本当は、もうすこし歩いて見たかった。
桜と違い、青空と新緑はまだ見頃があるだろう。
あまり遠くに行くと帰るのにタクシーを使わなくなるしね。





予感は、チャンと当たりました。
智積院あたりを歩いている時に携帯が反応。
聞くとやっぱりね。
やむなく、引き返し作業をした日だった。



ほんの少しの時間だったけど、新緑が感じられた一時間。
写真は、まだ少しあります。


↑本家玉壽軒「若菜摘み」




↑団子生地、黒粒あん

和菓子
中村 肇
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↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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雨の東寺桜

2017年04月16日 06時46分38秒 | 社寺・和菓子

↑もう現在は散ってしまっているだろうけど、東寺の桜も最近人気がでてきていますね。清水寺が本堂の茅葺き屋根の交換で絵にならないから東寺あたりがいいのかも。

今年の桜は、晴れ間は少なかったかも。
しかも開花が一週間ぐらい遅れた。
人間が思うように自然は進行してくれませんね。


↑ここは、宝蔵のそばに小野道風ゆかりの柳と伝わる柳です。どうみてもそんなに古くは見えないけど・・・。
小野道風の話は、次のようなものです。小野道風は平安時代の貴族・能書家です。藤原佐理と藤原行成と合わせて三蹟といわれている。ある日、道風は蛙が一生懸命に柳に飛びつこうとしている光景に出くわします。どうせ無理だろうと眺めていると、蛙が柳の葉に飛びつきました。この光景をみて道風は頑張って努力すれば道は開けると悟ったという逸話なんです。あまり面白くない逸話やね。その光景を見た道風さんが柳に飛びつき、見事この水に落ち、この石で頭を打った。そのショックで急に字が上手くなったという方がいいと思うけどなぁ・・・。


↑花札、これは11月の札やから春の話ではないのかな?


↑その側に蛙が乗った石があります。この蛙、柳に飛び移りそうに見えないけど・・・。

京都市内のソメイヨシノ系の桜は、散ってしまったかな?
後は、原谷苑や仁和寺になる筈だけど、どうかな?
天気予報ほど外は暖かくないかも。
私自身は、桜はきらいでないけど、人が多いのが苦手ですね。
人が年々多くなってきます。
十年前はそうでもなかったのに・・・・。


↑御影堂(今、解体修理中)の側の桜。

いつもの贔屓君に抱きついていたんだけど、写真がないです。
残念。


↑亀屋良長「春水(しゅんすい)」


↑煉切、白あん

なんや訳のわからん内容になってしもた。
つんまへん。

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ベランダ桜満開

2017年04月09日 06時39分16秒 | 社寺・和菓子





↑2017年4月8日午前9時ベランダ桜

昨日は、一日シトシト雨
「春雨じゃ、お前だけ濡れていけ」状態ね。
それでもベランダ桜は、近所の欲目か綺麗に見えた。
拝観料も必要ないし、ダイニングに座って食事もできる。
これに勝るものはない。


↑紫野源水「ひとひら」


↑煉切、白こしあん

朝、紫野源水の生菓子を、好きな小山園「雲鶴」の薄茶で楽しむ。
これで十分、満足。
そういえば最近、テレビで健康のために抹茶をインスタントで・・・なんて言っていた。健康のために抹茶をなんてすごく下品だと思う。
和菓子だってそうだ。健康のためにきな粉・・・なんてもの下品だ。
健康のことを気にするなら青汁でも飲んどいたらいい。抹茶・・・それも加工用の抹茶に毛の生えたようなものを飲むなバカ!という気持ちがした。


↑以下の写真は、醍醐寺の写真



若い女性が牛肉やホルモンなんて食べなさんな。
身体が牛さんみたいになりまっせ。
コラーゲンでお肌がツルツル・・・脂が浮いているだけや。
ホルモンを食べて次の日にお肌に影響するなんて、科学的にあり得ない。
なんでそんなことぐらいわからんのやろ。





京都でもお江戸の影響なのか、牛肉・牛肉という。
京都の地元の人間は、お肉と言ったらお豆腐かお揚げさんのことをいいます。
丹波牛や近江牛は、A4やA5なんて紙の大きさ程度しかわかりません。
我が家は、オージービーフで十分美味しくいただいております。



テレビでやっているような霜降りを食べたら牛さんみたいに肥りますよ。
そのかわり財布は激やせする。
なんかいらんことを書いてしまいました。
すんまへんなぁ・・・。

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よわっている?

2017年04月08日 04時55分05秒 | 社寺・和菓子
さて、本日も醍醐寺の桜です。
本日は、霊宝館の桜。
ここの醍醐深雪桜は、圧巻でした。
でも最近、どうも花の付き方が少ない。
咲き始めだったからかな・・・。


↑霊宝館醍醐深雪桜、2017年4月4日


↑2008年3月31日





こうやって比べると弱っているように見えます。
高台寺の枝垂れ桜だって、昔は、地面に花が付いていたけど、最近はショートカットになってしまった。
なんだろう・・・ライトアップのLEDの影響が出ているのかも。
円山公園は、ここ数年行っていないからわからないけど、あそこは花見で飲み食いします。ゴミが散乱するでしょうね。それを狙ってカラスが来る。そのカラスが桜の木のてっぺんにとまる。そしてフンをする。それで桜の頭が禿げてくる状態になると植木屋さんが言っていた。





そろそろライトアップを考えなおさないといけないのかも。
それと人間が桜の木に近づくのもいけません。
土が硬くなり根に悪影響を及ぼすらしいのです。



うまく観光と桜や木と共存させていきたいものです。


↑亀屋良長「らんまん」


↑きんとん、粒あん


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  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


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過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

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うへぇぇぇ・・・

2017年04月07日 05時22分29秒 | 社寺・和菓子


本日の写真は、一昨日(4日)のものです。
いい天気は、月と火以外にないと予想。
醍醐寺に行くことにした。
着いたら巻頭の写真状態。
拝観券を買うための行列もすごい状態なんです。
私は拝観券は不要なので、スッと入りました。





本日の写真は、醍醐寺三宝院の桜です。
後日同じようなアングルで兄貴分(DSC-RX1R)で撮った写真もご紹介します。
本日のは、弟分(DSC-RX100M3)で撮りました。
こういう写真は、この兄弟がいい仕事をします。
ただ、2台で撮るのは面倒臭い。





4日は、最高の天気でした。
醍醐寺の桜は、ピンク系が多いので艶やか。
観光の人もウジャウジャで撮りにくい。
撮る場合、後で人を消す場合もあるから消しやすい状態で撮影する習慣が付いています。





ハイスピードで移動しながら撮影し、醍醐寺には1時間ぐらいしかいませんでした。
それ以上、居ても不快になるだけですからね。
埃っぽいし。
撮影後、来た時に見え置いた京阪バスで戻りました。
それに乗れば、京都市内のマンション近くのバス亭で下車できますからね。


↑紫野源水「うら桜」


↑外郎、白大豆粒あん


↑2017年4月7日午前9時40分のベランダ桜、ソロソロ雨は止むかな?早朝は花が下を向いておりました。本日はパノラマで撮影。

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「まん」と「かぞえ」

2017年03月11日 04時13分20秒 | 社寺・和菓子

↑新日吉神宮(いまひえじんぐう)境内の飛梅天満宮



タイトルは、なんのことかわからないでしょ。
「満年齢」と「数え年」のこと。
小さい時は、これに悩まされた。
「数え年」は、最近使ってはいません。



◆満年齢
現在の年齢の数え方は「満年齢」です。
例えば、2017年3月11日に生まれた赤ちゃんは、0歳になります。
2018年3月11日になったら1歳になります。
これが満年齢。
「年齢計算ニ関スル法律」という法律があります。
だから、この計算方法で私たちは年齢を計算している。



◆「早生まれ」「遅生まれ」
これも右脳タイプの京男は理解できなかった。
日本において、1月1日から4月1日までの間に誕生日がある人。
これらの人は、前年の4月2日以降に生まれた人と同じ学年に組み込まれる結果、同年生まれの人の中では学年が1年早いことからこう呼ばれる。
学校教育法では、小学校等への就学義務を「満6歳の誕生日以後の最初の4月1日から」という旨規定しており(第17条第1項)、法令で「以後」は基準日を含むため、4月1日生まれの人も早生まれに含まれる。
小学校ぐらいの時は、体格まで違ったから違和感を持っておりました。京男は、小学校の時、偏食の影響で小さかった。喧嘩は強かったけど。



◆数え年
小さい時「年はいくつ?」「数えでいくつ?」とか言われると「??」だった。
これだと2017年3月11日に生まれた赤ちゃんは、1歳になります。
そして、2018年1月1日になったら2歳になります。
なぜ?
1.処理の簡便化
昔は役所の事務手続きを簡単にするため、そうしたらしい。いまでは、考えられないですね。
2.暦法(太陰太陽暦)による問題
太陰太陽暦は太陽暦(グレゴリオ暦)に対して約3年に1回(約19年に7回)の割合で閏月を挿入したため、1年の長さが年によってことなる。よって満年齢を用いるのには問題が生じる。つまり約3年に1回ほど閏月が入ったので、閏月に生まれた者は閏月のない年には(正確な)誕生日がないので満年齢が正確に計算できないため。
なるほどね。





この数え年は、胎児の時を0歳と考えています。
つまりお母さんの胎内に入った時を生命と考えている。
それに対し、満年齢は、この世に出て来て初めて生命と認めるという考えなのかも。
生命ということを考えたら、数え年の考え方の方がいいのかもしれない。
最近、数え年の考え方もいいなぁ〜と思うようになりました。


↑亀屋良長「切梅」


↑錬り切り、黒こし餡

もう私の年齢になったら、どちらでもええけど。
「京男さん、いくつになられました?」と聞かれて「おそらく二十歳はこえていると思う」と答えております。大抵の人は、それ以上年齢の話題はしません。
「京男さんのご先祖は?」と聞かれたら「サルです」又は「ゾウリムシです」といいます。
「京男さん、前世は何をしておられましたか?」と質問されたら「お風呂の蓋」などと言うと、話題が違う方に行きます。
「京男さん、もし動物に生まれ変わるなら、どのような動物がいいですか?」と聞かれたら「ミツユビナマケモノ」と答えました。これは小学校の卒業作文に書いてあります。先生にちょっと怒られたかも。

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3億の代表

2017年03月06日 02時36分59秒 | 社寺・和菓子

↑本日の写真は、先月の東寺境内

久しぶりにNHKの『驚異の小宇宙 人体 Vol.1 生命誕生』を観た。
最近、レンタルでDVDが借りられるから楽に観られる。
最近、映画で借りるモノがない状態が続いているので、こういうモノを選択している。


↑今年は「酉年」ですね。やっぱり人気だ。

一個の卵子に向かって、3億の精子が突進して行く。
成就できるのは、1匹の精子だけ。
3億皆で助け合って卵子を目指す。
すごくないですか?
あなたもわたしも3億の代表でこの世に生を受けている。
しかも、こんなに大きく育って・・・。
多くの仲間のことを思うと申し訳ない気持になったんです。
この程度の人生で。
ミクロの世界を観るとわれわれは、毎日が奇跡の連続。


↑毘沙門堂、ここの兜跋毘沙門天像は、羅城門の上層にあったものがここに安置するためにこのお堂を建てたそうです。現在、本物は宝物館に所蔵してあります。

この番組がつくられたのが1989年です。
こういうのをいまもう一度作ってほしいな。
ドラマなんかもういいから。
最新の科学研究の結果を反映してね。
生命の尊厳を知るのに一番いい。
3億分の1の代表を自覚して生きないといけないな。


↑現在工事中の御影堂。


↑工事中の御影堂から南を見る。贔屓君が見えます。

いまの世界を観るとどうも人類としての自覚が足りない。
相変わらず争いは無くなっていない、地球に迷惑をかけてばかりいる。
ダン・ブラウン原作の『インフェルノ』という映画を観た。トム・ハンクスが出ている作品。話しがようわからんかったけど、トム・ハンクス扮するハーバード大学教授が謎解きをする話。人類が増え過ぎて・・・。
その増えた人類が皆代表なんです。増えて滅亡に向かっているのかなぁ・・・。
「自分が生き残るため」という目的のあまり滅亡してしまうのかな?
それは、ガン細胞と同じなのか?
なにを書いているんでしょうね。


↑贔屓君

『インフェルノ』の日本版を作ったらどうだろうと思った。東大教授が清水寺や金閣寺、南禅寺や伏見稲荷大社を駆け巡る!
なんか「火曜サスペンス劇場」みたいになってしまう。でも真面目に作ったら面白いかもね。(笑)がんばれ日本映画!


↑京都鶴屋鶴壽庵「草の春」


↑よもぎ入り外郎、黒こしあん

なんか話しが変な方向にそれてしまった。
あのDVDを観た時は感動していたのに・・・。
また、普段に戻っているし・・・。
おやかまっさんどした。

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静寂

2017年02月27日 04時45分12秒 | 社寺・和菓子

↑東寺五重塔

昨日は、実家に行く。
京女と二人でいきました。
行きは市バス、帰りはタクシーなんです。
帰りは、買い物の荷物を持って坂を登らないといけないのでそうなります。
早く帰りたいしね。




↑南門


↑寒いのかな、水の中にいません。

タクシーで東大路通を南に向かって走るのですが、外国の観光客が多いのにビックリします。いま、京都はオフシーズンなので宿泊しやすいのかな?
変な着物みたいなモノを着て集団で歩いている。
あれは異様な景色。
昔のカンフー映画に出てくる悪役の日本人を中国の人が演じている感じやね。
映画なら笑えるけど、実際に歩いているのを見ると異様な感じがします。
団体旅行なんだろうな、観光バスが車道に停車して、異様な着物手段を飲み込んで行く。きっとどこかに食事に行くのだろう。


↑南門から金堂を見る





京都の中心部がテーマパークのような状態。
日本人が中国に行って、人民服やチャイナドレスを着て歩いている感じやね。
貸衣装屋の店頭ディスプライに、神社の巫女さんのファッションがあったけど、あれを着て伏見稲荷なんかに行ったら、さすがに怒られるかもね。
お土産なんだろうか・・・日本刀の傘を持っているのをよく見かける。紛らわしいなぁ・・・。
まだ、忍者姿は見たことないな。虚無僧とかも。


↑塩芳軒「椿餅」
ここお店の椿餅はオーソドックスなタイプです。この間の亀屋良長の椿餅の方がよかったな。


↑道明寺、こしあん

本日は、東寺(教王護国寺)なんかも弘法市の時は凄い人だけど、普段はこのような感じです。
境内を歩くと空の広さを感じる。
気持ちいい空間で好きなんです。
五重塔の公開もしているので、行ってみてはいかがでしょう。

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カタチ

2017年01月29日 05時09分35秒 | 社寺・和菓子

↑壊れたんでしょうね。そえがまたいい感じになっている。


↑よく見ると小雪が舞っている

ここは、東寺境内。
静かな日・・・この日は小雪混じりだったから余計観光客が少なかった。
東寺のような古いお寺を歩いていると普段気付かない「カタチ」が見えてくる時がある。




↑壊れなければ、こんな感じなんでしょう。

この蔵の扉の所がとてもモダンに感じた。
理由は、よくわからない。
ただモダンやと感じた。
取りあえず写真を撮った。




↑細かく彫ってありますね。運ぶのが大変だっただろうな・・・なんて変なことに感心していました。


↑亀屋良長「かぶ上用」
買う時は、可愛く見えたけど、撮ってみるとそうでもなかった。


↑上用、黒こしあん

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やっと平常モード

2017年01月05日 05時06分00秒 | 社寺・和菓子

↑本日の写真は、昨年末に行った車折神社(くるまざきじんじゃ)。

昨日(4日)から日常が戻ってきた。
買い物にデパ地下に行っても空いていた。
年末年始の人ゴミはなんだったのか。
いつもの店員さんと新年の挨拶ができました。



バスから見た八坂神社はまだ観光客がたくさんおられた。
ずっと滞在しているのかな?
京都市内に宿泊したら料金が高いだろうな。
三箇日って特別料金ですからね。
飲食の場所もそうだろう。
観光地だからしかたありません。





メーカーのサポートもそろそろ始まるから、確認しなくてはいけないことが結構でてきております。
具体的な依頼なんかは、まだできないかも。連休明けって、みなさんボケていますから油断できないです。
そう思っていたら、また土曜日から三連休!
もう勘弁して欲しい。
成人式は、やっぱり小正月(15日)がいいと思う。
連休にするメリットがあるのかな?
休むならヨーロッパみたいに小売店もすべて休むといいと思う。
そうなると経済効果が・・・なんて言うんだろうな。
家でゆっくり食事をつくり、テレビなんか消して、ゆっくり食事を楽しむなんてのもいいと思うけどな。



最近、正月風景が各家庭で変化してきているだろうな。
お節料理だって高齢車が居なかったら用意しないかも。
共稼ぎの家だったら作りにくい。
作っても子供が食べない。
父親がよく「火をいれなおして・・・」という作業もしたくない。
お餅だって黴びたら食べたくなくなる。
昔は、ミカンやお餅に青カビが生えていました。
お餅は水餅にして食べさされそうになった。
ミカンは火鉢で焼いてカビを殺して食べさされそうになった。
私は食べたことはないけど。


↑亀屋良長「初鶏」


↑煉切、白あん

そうそう19歳の頃、お年玉を全部持って神戸のあら(鹿が三つ並んでいる漢字)皮にステーキを食べに行った。
当時、小説家のエッセイによく出てきたお店なんです。日本一のステーキとね。スープは京都の大市の○鍋のスープが一番だった。
スーツを着て独りで食べに行ったんですよ。あら皮に。
いまでも、舌が憶えている。店内の雰囲気、分厚いジュータンに暖炉(もちろん火が燃えていた)、あの時、スモークサーモンはトアロードデリカデッセンだったかな。パンはフロインドリーブ。デザートのスフレもいまでもありありと憶えている。
きっと食べる時、嬉しそうな顔をしていたと思う。
当時のお金で2、3万使ったかも、でも全然後悔しなかった。
いい体験だったと思う。

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とんがりコーンの神様?

2016年12月28日 04時35分00秒 | 社寺・和菓子

↑車折神社境内、清めの社

ここは、車折神社境内にある清めの社(きよめのやしろ)。
不思議な円錐形の立て砂のようです。
砂じゃないとは思いますけど。
御神体なんやろか。



パワースポットだと書いてある紹介記事もありますね。
触ったらあかんと書いてあります。
触ると子宝に恵まれる・・・とかかな。
名前の通り、清める・浄化するというような作業があるのかな?
そんなパワーはないと思うけど。





とんがりコーンを供えてみたらどうかな?
赤い色を塗ったら三角コーンみたい。
三角コーンを被せてみたら車が入ってこないとか・・・・。
神秘的に感じないのは、比率の問題かも。
せめて黄金比か大和比でないといけませんね。


↑紫野源水「木枯し」


↑そば薯蕷製、小豆粒あん入

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晩秋の「糺の森」

2016年12月10日 05時21分48秒 | 社寺・和菓子


糺の森(ただすのもり)は、下鴨神社の境内にある原生林。
京都に平安京ができた頃は、約495万平方メートルの広さがあったそうです。
現在の広さは、12万4千平方メートル(東京ドームの約3倍)の面積。
いまの40倍の広さ!
このように鬱蒼とした原生林だったのでしょう。




↑紅葉の陰が面白い

その頃は、神様や魑魅魍魎、猪や鹿、盗賊なんかもいたでしょう。
それが中世の戦乱、特に応仁の乱の時は酷かった。
総面積の7割が焼失したそうです。


↑絶妙の色彩


↑茶筅みたいですね。落ち葉がなんともいい感じ。



その頃を見てみたい。
糺の森自体が大きな生命の集まりだったでしょう。
もし、京都がなんらかの大災害で全滅し、3〜4百年経ったら、そのぐらいの森になるかも。
その時、人間は、慎ましやかに生活させてもらうぐらいになっているかな。
いまの人間は、癌細胞のような存在なのかも。


↑紫野源水「冬木立」




↑煉切(白小豆こしあん)

糺の森が広大だった時、聖護院村あたりは、錦林だったのだろう。
綺麗だっただろうな。
でも先日の鴨長明さんの家のような所に人間が住まなければいけない。
広大な森は見たいけど、住みたくはないかも。

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苔の緑

2016年12月07日 04時22分57秒 | 社寺・和菓子


昨日の河合神社の続き。
ここで一番気になったのが左の方にある六社(むつのやしろ)の屋根の苔。
とてもいい配色と感じた。



左から
1.諏訪社/御祭神、建御方神(たけみなかたのかみ)
2.衢社(みちし)/御祭神、八衢毘古神(はちまたひこのかみ)、八衢比賣神(やちまたひめのかみ)
3.稲荷社(いなりしゃ)/御祭神、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
4.竈神(かまどのかみ)/御祭神、奥津日子神(おくつひこのかみ)、奥津比賣神(おくつひめのかみ)
5.印社(いんしゃ)/御祭神、霊璽(れいじ)
6.由木社(ゆうきしゃ)/御祭神、少彦名神(すくなひこなのかみ)
泣きながら書き写したけど、ちゃんと表示するかどうかわかりません。神様のお名前は難しい。





こういう自然の色合いがなんともいえないぐらい綺麗にみえました。
特に苔の色がいいですね。
狐の嫁入り状態の雨を苔が喜んでいるように感じた。



これが鴨長明(かものちょうめい)さんの庵のレプリカ。
この家、夏は蚊に刺され放題。冬は下手をしたら凍死になるかも。
しかもトイレ・風呂なし。川で身体を洗ったのかな・・・。



これは、河合神社の鏡絵馬。
この絵馬を奉納すると美人になれるということで奉納される。
行った時も女性がなにやらこの絵馬で書いておられた。
他に安産、育児、長寿もOKらしい。
美人薄命じゃなく美人長寿なんですね。
でも、この絵馬を美人目的で奉納するということは、現在非美人ということを認めることになる。神様は、非美人を成就してくれる危険性がありますね。
私なら「美人でありがとうございます!」と書きます。


↑千本玉寿軒「柚子の香」上用、蒸し羊かん

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真如堂の紅葉

2016年12月03日 05時36分10秒 | 社寺・和菓子


さて真如堂(しんにょどう)の紅葉です。
真如堂というのは通称で、正式な名前は真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)といいます。山号は鈴聲山(れいしょうざん)。


↑真如堂三重塔



永観堂から歩いて行きました。
真如堂へは、裏から登りました。
結構急な階段があります。
もう少しで休むところだった。
この日は、かなり歩いていましたからね。





ついてみると永観堂と違って、紅葉はかなり終わっていました。
でも本日の写真程度ですがぎりごり綺麗でした。
永観堂より早い時期に紅葉になったようです。
黄葉もかなり葉が落ちていた。
なんだかがっかりしたので、写真に勢いがないです。
こわいですね。気合いが足りないのがでている。





本堂も撮影したけど、人が入っているので採用しませんでした。
真如堂は、観光バスでこれないから、南禅寺や永観堂のように観光客は多くない。
個人がタクシーで来ている。
境内は、無料なのはいいけど、葉が密集しすぎて光りがうまくまわらないのかな。


↑嘯月「梢の錦」


↑こなし、こしあん

来年は、真如堂の一番ベストの時に紅葉を撮りに来たいな。
そのためには、バイクがないと難しいかも。

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永観堂の紅葉6

2016年11月30日 05時13分18秒 | 社寺・和菓子


永観堂の写真の最後です。
気に入った写真が多かったのです。
色合いがとても素晴らしかった。
いつか書いた「錦林」という言葉を思い出しました。
まさしく「錦」です。





自分の心象と実際の景色と重なった感じがした。
こんなことは初めてです。
なんかとても満ち足りた気持になりました。
最初は、「1000円の拝観料の元を取る!」なんて卑しい気持だった。
紅葉を見ているとボーッとして、心が紅葉に溶け込んでいく感じがしたのです。



冬から春、夏になり秋になる。
生命の循環のクライマックス。
これから冬の眠りにつく前の紅葉。
紅葉が落ち、落ち葉となった葉は朽ちて自然に帰る。
それが普通なら肥料となり、根から吸収される。
そして春になり、新芽を出す。
人間の生命もそういう風に循環して行くのかも。
一種類の木だけでなく、色々な木が一斉に紅葉する。
素晴らしいことだと思う。



一枚一枚の葉っぱは、誰と競うのでなく、自分らしく紅葉する。
それが全体になるとこんなに素晴らしい景色となる。
そんなことを教えてくれているのかも。



新芽から紅葉、落葉までのプロセスで、どの状態がクライマックスなのかきまっていないのかも。
これらの写真を見ながら観じております。





もとろん、この紅葉たちを管理している庭師さんたちは、そうとう苦労しておられると思います。決して自然にこうなったわけではない。
その努力に頭が下がります。


↑嘯月「秋の山」


↑村雨、粒あん
村雨とは/米粉とこし餡を混ぜ、そぼろにして蒸したもの。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
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