草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

交配したさくらそう・花後の様子

2012-05-07 | さくらそうの交配と実生
これは昨日撮った画像ですが、交配(人工授粉)の記事で別の花の花粉を雌しべにつけているところの画像の花('戸田ヶ原')が咲き終わりました。
萎んだ花冠がついているものがありますが、それも大抵は何日か経つとで落ちます。
自然に落ちない時には、雨に当たると腐ったりカビが生えたりするので指でつまんで取り除いた方が良いかも。

先に花冠が落ちたものを見ると実(子房)が膨らんできていないように見えるので受粉しなかったのかもしれません(^_^;)
1週間くらい経てば成長するか枯れるかで見分けがつくものと思われます。


こちらは少し早く花が終わったもので、実が育ちつつあるように見えます。

これは開花時期の始め頃に画像をアップした札違いで入手した'唐船'に似た白花で、花茎が短めで小さな鉢で育てるのに良さそうな点が気に入っているので、同じような特徴がありそうな'飯田高原'の花粉を3本咲いたうちの2本の花茎の花につけておきました。
残りの一本の花茎には、白花と紅色花を交配したらどの色の花が咲くのかと興味があったので名無しの濃い紅色平咲きのものを。


これは前にも画像をアップした実生の花で、最初の頃に咲いたものは実が育ちつつあるように見えます。
花弁(花冠裂片)の元の方が細いのが気になったので、幅の広い'御殿桜'の花粉をつけてみました。

記録を取ってみたわけではないものの、人工授粉した花は何もしなかった花と比べて萎れるまでの日数が短いように感じられます。
受粉がうまくいけば花が咲いている必要はなく、お役御免という感じなのでしょうか・・・
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