開花時の草姿や鉢全体での見た目も重視されるさくらそうですので、開花観賞用の鉢と小芽育成用の鉢を分けて栽培する方が多いと思います。
逆にそれらを全く気にしない、また芽を分けずに植える方もおられるとは思いますが、今回は一つずつ分けた芽の選び方を考えてみます。
鉢から取り出したさくらそうの株は、前年植えつけた芽が付いていた根茎や根が枯れており、その先に伸びた根茎に大小の芽がいくつかできています。
ときには1芽しかないこともありますが、概ね4~5芽程度、多い場合は7~8芽に増えていることもあります。
その中で最も大きな芽を一番芽、それよりも小さいものを二番芽、三番芽・・・などと呼ぶ場合があります。
芽が増殖しやすく花が咲きやすい品種では、三番芽でもよく咲くこともありますが、全般的に一番芽は花が咲く確率が高く、二番芽、三番芽と小さくなるにつれて開花率は低くなり、咲いた場合でも花数が少なくなる傾向が見られます。
葉が出ている時期に積極的に肥培して葉を大きく成長させると、翌年の芽が大きくなりやすいように感じます。
そうした鉢の三番芽やそれ以降の芽も大きく育ち、同品種で施肥量が少なかったり成長が悪かったりした鉢の一番芽よりも大きいという場合があります。
そうなると芽が大きい方が花が咲くだろうという見分け方は通用せず、単純に大きさだけで選んで植えつけると、花が咲かない芽が混ざっていた、という失敗の原因となりかねません。
かくいう私もそうした芽の選び間違いを毎年しています・・・
また、大きな花が咲く品種の芽はさぞかし大きいのだろうと考えてしまいがちですが、それが意外と小さかったり、野生種に近い小輪の花が咲く品種の芽がずいぶん大きかったりすることもあります。
逆にそれらを全く気にしない、また芽を分けずに植える方もおられるとは思いますが、今回は一つずつ分けた芽の選び方を考えてみます。
鉢から取り出したさくらそうの株は、前年植えつけた芽が付いていた根茎や根が枯れており、その先に伸びた根茎に大小の芽がいくつかできています。
ときには1芽しかないこともありますが、概ね4~5芽程度、多い場合は7~8芽に増えていることもあります。
その中で最も大きな芽を一番芽、それよりも小さいものを二番芽、三番芽・・・などと呼ぶ場合があります。
芽が増殖しやすく花が咲きやすい品種では、三番芽でもよく咲くこともありますが、全般的に一番芽は花が咲く確率が高く、二番芽、三番芽と小さくなるにつれて開花率は低くなり、咲いた場合でも花数が少なくなる傾向が見られます。
葉が出ている時期に積極的に肥培して葉を大きく成長させると、翌年の芽が大きくなりやすいように感じます。
そうした鉢の三番芽やそれ以降の芽も大きく育ち、同品種で施肥量が少なかったり成長が悪かったりした鉢の一番芽よりも大きいという場合があります。
そうなると芽が大きい方が花が咲くだろうという見分け方は通用せず、単純に大きさだけで選んで植えつけると、花が咲かない芽が混ざっていた、という失敗の原因となりかねません。
かくいう私もそうした芽の選び間違いを毎年しています・・・
また、大きな花が咲く品種の芽はさぞかし大きいのだろうと考えてしまいがちですが、それが意外と小さかったり、野生種に近い小輪の花が咲く品種の芽がずいぶん大きかったりすることもあります。