草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

小型のスイセン

2009-12-09 | 庭の花いろいろ
スイセンと言うと、冬から早春に咲く日本水仙や、華やかな園芸品種の花が思い浮かぶのではないかと思いますが、いわゆる水仙の花形とはちょっと違った花が咲く小型種もあります。

やや入手しにくいものも多いように感じますが、早春咲きで黄色い花の「バルボコジューム」、冬咲きで白花の「カンタブリカス(カンタブリクス)」などは、園芸店でも秋に球根を見かけます。
私も以前から数種類栽培しているのですが、今年も早咲きのものが咲きはじめました。


苗を購入した時の名札には「カンタブリクス フォリオスス」とあったので、
Narcissus cantabricus var. foliosus
なのではないかと思います。
葉が伸びても倒れにくく、立っているのが特徴のようです。
球根が増えやすいように感じます。


こちらは「モノフィルス vサムアンサス」という名札が付いていました。
Narcissus cantabricus ssp. monophyllus
というのがあるようですが、これなのかどうかは・・・ちょっと分かりません。
上のフォリオススと比べると花が少し大きく、葉が立たずに倒れやすいです。
我が家の栽培環境では、花茎も斜めになったり倒れたりすることが多いです。
あとこちらの方が球根の増殖が少ないように感じます。

いずれも4号駄温鉢に植えており、葉が枯れても鉢に植えたままで水やりを止めて夏越し(雨は当たる場所で)、植え替えは2~3年に一度、肥料は葉がある時期に液肥を2週間に1回程度と、ほとんど手間をかけていませんが、それでも毎年咲いて球根も増えています。
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