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草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

暑さで葉が傷んできました

2011-06-27 | さくらそう栽培記録〜2011年
我が家のさくらそう(日本桜草)の鉢は、今月に入ってから少しずつ葉が弱ってきている様子で、枯れ葉が目立ちつつはあったのですが、ほぼ平年並みといった状況でした。
ところが先週、最高気温が30度を超える日が続き、葉の傷みが急に進んだように感じられます。

今年は5号駄温鉢を減らして9cmと10.5cmのビニールポットに替え、栽培鉢数自体も少し減らしたので、水やりなどの作業はずいぶんと楽になりました。
小さいポットではかえって水やりが大変だろうと思われるかもしれませんが、数十ポットずつまとめて置いてある事と、必要な水の量が少ないのでジョウロに水を汲む回数が少なくて済むので、管理しやすいと私は思っています。


これは桜草鉢に植えた‘玉珊瑚’ですが、アオムシに葉を食べられてしまい、葉裏を探したものの見つける事ができずにひどい状態にしてしまいました。
これでは来年よい花を見せてもらう事はできそうもありません。

今年5号駄温鉢で栽培しているものが8つあるので、来年のこの鉢にはその中から芽がよく育った品種を選んで植える事になりそうです。
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さくらそうの採種

2011-06-21 | さくらそう栽培記録〜2011年
採種しようと思って花がらを摘まずに残しておいた、さくらそう(日本桜草)ですが、まだ薄緑色の実の皮が破れて種子が見えていたので採りました。

桜草は、実が茶色く枯れる前に種子がこぼれ落ちてしまう事も少なくないように思います。


封筒に入れて一日半ほど乾かしておいたところ、種子が全てこぼれ落ちていました。


これは別の株のものですが、薄黄色から薄茶色っぽくなってきました。
ガクは虫に食われてしまいましたが、実は無事でした。
採り遅れて種子がこぼれ落ちてしまうといけないので、ちょっと早いのかなとも思いましたが採りました。
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採種するために花を摘まずに残しておいた桜草

2011-06-12 | さくらそう栽培記録〜2011年
2週間あまり前にも画像をアップしましたが、自然に結実していたさくらそうです。
ガクを虫に食われてしまったのですが、種子は無事のようです。
小さな芽を植えた鉢で、もともと咲いた花の数が少なかったのですが、10余り咲いた中で結実したのは一つだけでした。


こちらは人工授粉したものです。
上の画像のものと比べると小さいのですが、いくらか大きく育っているように見えて、枯れる様子もないので、種子ができているのではないかと思います。


花後一ヶ月ほど経過して、結実しなかったものは枯れてきました。
上の画像は5日ほど前に撮ったものなのですが、今日撮ったものが下の画像です。
花茎も枯れてきました。
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桜草とアレルギー

2011-06-08 | さくらそう栽培記録〜2011年
プリムラ類の中で、オブコニカやマラコイデスなどは、葉や花茎に含まれる成分によって手がかぶれる事が知られており、近頃はその物質を含まない品種も開発されています。

さくらそう(日本桜草)では、そのようなことはないといわれる事もありますが、栽培家の方々のブログなどを見ると、オブコニカやマラコイデスによるものと同様の症状に悩まされている方もおられるようです。

私の場合は2、3年前から、花がら摘みや増し土の作業の際に、葉や花茎に指が触れるとチクチクと針で刺されるような痛みを感じるようになりました。
今のところ痒みはなくかぶれる事もないのですが、もともと私は目の痒み、鼻水、くしゃみなどのアレルギー症状が出やすい体質のようでもあり、そろそろ危ないかなと思っています。

指先を使った細かな作業も容易な、ごく薄手のゴム手袋があり、植え替え時に使っているのですが、葉や花茎の手入れの際にも症状がひどくならないうちにそれを使った方がよいかと考えています。

植え替え時に手袋を着用する理由ですが、土が原因なのか、手が汚れるので頻繁に水洗いすることになるのが原因なのかよくわかりませんが、園芸が趣味の人は手荒れがひどく、手や指が年齢よりも老けて見える傾向があるようです。
まあ私は男なので、気にしなければそれでも良いのですが、もともと年齢より上に見られる事が多いので、老けて見えてしまうのは気になります(^^ゞ

園芸趣味では、高山植物や一部の蘭などを除いて大抵は腐葉土や堆肥を用いますが、それらには植物に有益な微生物や細菌が含まれる反面、人体に有害な微生物や細菌も含んでいるとされ、外国ではマスクと手袋の着用が推奨されているところもあるようです。
私は腐葉土を扱うと鼻の奥が痛くなる事があったのですが、マスクを使うようになって、それが無くなりましたので、どうやら効果がありそうです。
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6月上旬のさくらそうの様子

2011-06-07 | さくらそう栽培記録〜2011年
一昨日(6月5日)に撮った、さくらそう(日本桜草)の鉢の画像です。
部分的にアオムシに食べられてしまったもの、高い気温と強い日差しによって葉が焼けたらしいものなども散見されますが、全般的に葉が小さく感じられた昨年よりも順調に育っているように見えます。

我が家のあたりで多くの葉が枯れるまであと一ヶ月余り、少しでも長く葉が保つよう、失敗しないように栽培したいと思っています。
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結実したさくらそう

2011-05-24 | さくらそう栽培記録〜2011年
さくらそう(日本桜草)の開花時期が終わり、受粉した実が膨らんできました。
これは、上の方に咲いていた他の花に隠れていて摘み取り忘れていたものが自然に受粉していたらしく、上の花が萎れて気づいたときにはこんな様子でした。

品種は‘濡燕’で、私は好きな品種ですが、好きな品種だけにこれといって改良したい点が思い浮かばなかったので、今まで実生したことはありませんでしたが、せっかくなので採種して蒔いてみるつもりです。



上の画像2点は、‘浜千鳥’(長柱花)の雌しべに‘玉珊瑚’(短柱花)の花粉をつけておいたものです。
とは言っても、袋をかけたりしていないので、他の品種の花粉で受粉している可能性もあります。
これはどうやら結実してくれているような感じに見えます。


この品種は‘旭鶴’です。
光の当たり具合によって透き通った感じに見える花弁の質感が好きなので、採種したくて花を摘み取らずに残しておきましたが・・・

萎れて枯れた花冠が落ちたものを撮ってみましたが、実が膨らんでいないように見えます。
種子ができなければ枯れるので、あと1、2週間も経てばはっきりすると思います。
我が家で見る限り、人工授粉しないと結実する確率が低いようです。
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今年入手したさくらそう

2011-05-12 | さくらそう栽培記録〜2011年
今年展示会場で購入してきた苗です。
左は‘薫る花風’、右は‘春の喜蝶’。
いずれも1芽なので、枯らさないように注意して、早く芽を大きく育てたいものです。

購入した2品種は、一緒に行った母に選んでもらいました。
と言っても、まだ色付いていない蕾の状態だったので、品種名だけで選んだようなものですが・・・

自分の好みだけで品種を選んでいると、花色や花型、咲き方、花の大きさなどが偏ってしまいやすいと思うのですが、いろいろ違ったタイプの花を集めた方が、一鉢だけではなく全体を見たときの見映えが良くなるようです。
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今朝のさくらそう

2011-04-25 | さくらそう栽培記録〜2011年
まだ蕾の品種もありますが、我が家のさくらそう(日本桜草)は、見頃の時期に差し掛かってきたようです。

これは何度か画像をアップしていますが、道路からよく見える場所です。
先日から、余剰苗を植えたポットと同じ品種を並べるようにしてみましたが、余剰苗はそう多くはなかったので、もうポットが無い品種もあります。


ここは家の中からはよく見えますが、外からはほとんど見えない場所です。
入手して1、2年くらいのもの、栽培に失敗して減らしてしまったものなど、芽の数が少ない品種と、揃って咲いてくれた4号鉢を置いています。


上の画像の場所のすぐ近くです。
画像下側は予備のポット、上の方は揃って咲いてくれた4号鉢、5号鉢などを置いています。


3.5号駄温鉢に2芽植えたものです。
2芽しか無いというよりも、場所が無くてこの鉢に植えざるを得なかった品種が多いです。
品種数を増やし過ぎですね(^_^;)


予備として植えたポットを置いている場所です。
日当たりが良くない場所ですが、葉は茂ってきました。
譲渡用の苗が足りなくなりそうだったので、先日花の咲いたものを10品種ほど植え替えたので、花はちらほらという感じです。
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さくらそうの撮影

2011-04-23 | さくらそう栽培記録〜2011年
時折止み間があるものの、雨と風が強い一日でした。
揃って咲いてくれた鉢は、昨晩から玄関の内に取り込んでいるので、家の中で写真を撮りました。

私の腕では綺麗に揃って咲かせるのは難しく、その鉢数はとても少ないので、ブログには少しずつアップするつもりです。
4号駄温鉢に植えたもので、3株とも綺麗に咲いた2鉢も撮影したので、今回はその画像をアップします。


‘京鹿の子’(きょうかのこ)


‘錦鶏鳥’(きんけいちょう)

私は4号鉢に3芽植えているのですが、鉢が小さい、土が少ない、などと思われるかもしれません。
2品種とも、昨年も4号鉢に3芽植えて栽培していたものなので、このくらいに咲く芽を育てる事はできます。
まだ蕾のものを含めて数えてみると、1本の花茎に少ないもので8輪、多いもので14輪、平均すると10輪ほど咲くことになりそうです。

5号鉢や6号鉢に4芽植えた場合と比べれば、花数が少ないのかもしれませんが、私としてはこのくらい咲いてくれればいいかなと思っています。
とは言っても、それは好みの問題なので、これでは駄目と言う方もおられるとは思います。
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開花したさくらそうの鉢の雨避け

2011-04-22 | さくらそう栽培記録〜2011年
明日は雨が降り、風も強まるようなので、さくらそうの鉢を玄関の中に取り込みました。
置ける数が限られているので、私が栽培したものの中では揃って咲いたと思う鉢だけですが・・・


野生種やそれに近い形をした花、小輪から中輪くらいの花には、雨に当たっても傷みにくいものも多いので、まだ蕾のものと一緒に外に置いたままです。

その他の鉢は軒下に置きましたが、風が強いと雨が当たるので、傷んでしまうものも出ると思います。


これは、今朝撮ったものです。
一昨日の記事の時点と比べて、花の数が増えました。
今年は開花が遅かったので、まだまだこれからという感じですが、二つ並べてある棚のうち一つは、雨が止んだら片付けるつもりなので、一応今年の記録として撮りました。

花の咲いたさくらそうの鉢を、道路からよく見える場所に置くようになってから、今年で5年目になりました。
横には、蕾が見えているか開花している余剰のポットも置いていて、欲しいと仰る方にはお譲りしています。

水やりをしている時などに、綺麗ですねと声をかけてくださる方や、写真を撮って行かれる方、ポットを差し上げると喜んで帰って行かれる方もおられ、嬉しくなります。
昨年は、たまたま車で通りかかって桜草を見つけられ、立ち寄ってくださった愛好家の方もおられました。

しかし、道路際で人目につくということで、何かと考えさせられることも起こります。
来年以降も今まで通り続けるべきか、形を変えていくべきか、迷いもありますが、来年までゆっくりと考えてみるつもりです。
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