幼稚園では「園外保育」などでクラスや全園で出掛けることがあります。先日の親子遠足もそうです。集団行動を学んだり、園内では体験できない活動をする大切な体験ができます。前の子どもと間をあけずに並んで歩く、先生の話や説明を注意して聞く、普段見られない物を見て興味をもつ、先生や友達以外の人と交流するなど実体験になります。
先生たちは、遠足などの場合、下見に必ず行きます。見学場所、歩く順序、危険な所、休憩場所、トイレの場所、遊ぶ場所、集合場所など念入りに調べます。そして園児が安全に楽しく有意義に活動できるようにします。先生は、今回の親子遠足でも相当な時間を費やして上記のようなことを調べて決めました。
「遠足」などでは、事前や事後には、園からの手紙が行きます。事前には持ち物や注意事項などが知らされます。よく読んでいただき、分からないことは担任に問い合わせして、決まりを守っていただきます。そこから園児の集団行動がはじまると考えていただくとよいでしょう。また、事後には園児の体験の様子がクラスだより等で知らされます。園児がどんな体験をしたのか、どんな学びをしたのか知っていただくことも大切なことです。