松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

園門での子どもたちの挨拶

2012-04-29 10:21:31 | Weblog



 毎朝、車や徒歩通園で子どもたちが、三々五々登園してくる。私は幼稚園の園門で子どもたちを迎える。遙か遠くから私を見つけて笑顔で手を振って挨拶する子どももあれば、お母さんの背中に隠れるようにして、恥ずかしそうに私を見て登園する子どももある。どの子どもも同じとは言えない。しかし、どの親も我が子が元気よく挨拶ができるように、子どもに声を掛ける。親の子どもに対する期待を微笑ましく感じる。
園門で子どもたちや親から私が元気をもらう一時でもある。

     園児が輸散っては集ふ道をしへ
                 南部静季