飛行機さつえい奮闘記
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あけましておめでとうございます。今年も'飛行機さつえい奮闘記'をよろしくお願いします!


さて、新年最初の記事は飛行機とは関係ありませんw
1月6日~10日まで、千葉県市川市の千葉県立現代産業科学館にて、60億キロの遙かなる旅を成し遂げ、世間を騒がせた小惑星探査機『はやぶさ』の帰還カプセルの本物が展示されるということで行って来ました。


到着したのは9時30分頃、大混雑ではないがそこそこのお客さんが入っていました。そして10時よりサイエンスドームにて『はやぶさ』の映画が上映される予定でしたが、既に満員とのこと。


館内はこんな感じ。様々な体験実験コーナーがあり、大人から子供まで楽しめます。


放電球なんかも。球体に手を乗せれば気分は魔法使い?w


さてさて、メインのはやぶさ帰還カプセルなのですが、写真撮影禁止だったので貰ったパンフレットを。背面ヒートシールドは一見すると傷だらけのように見え、壮大な旅をしてきたことをヒシヒシと感じました。
はやぶさ帰還カプセルの付近には警備員が配置され、厳重に展示されていました。


特別展以外は撮影OK。これははやぶさプロジェクトサポートチームに贈られた感謝状。


ハウス食品が作っているビーフカレー宇宙食なんかも。これは売店で500円で販売していました。


常設展エリアに入ると、はやぶさの実物大模型が鎮座していました。人によって大きいと思う方も小さいと思う方もいると思いますが、私は'小さい'と感じました。


『はやぶさ』のプロジェクトマネージャー、川口淳一郎氏のサイン入り。


地球帰還カプセル。


背面には受光センサーやカメラなど。


左下のノズルで小惑星イトカワに接地し、微粒子を採取しました。ノズルから地球帰還カプセルまでは離れており、どうやって微粒子を地球帰還カプセルまで運ぶのか不明でしたが、解説員さんによるとノズル内に微粒子格納容器があり、採取したら自動で地球帰還カプセルに収納されるとのこと。
2個の微粒子を格納する容器が地球に戻ってきたとのことです。


解説員さんに、’ぜひフラッシュ炊いて撮ってみてください、面白いですよ’と言われたので、半信半疑で撮ってみると、3つの球体が光ったw
これはターゲットマーカーというもの。小惑星イトカワに落とし、着陸の目標とするものみたいです。はやぶさ自体がフラッシュを焚いて、ターゲットマーカーを目印に降下したとのこと。


パネルにターゲットマーカーを目印に降下中の写真がありました。この3つのターゲットマーカー、1個目は試し打ちで宇宙空間に放出、2個目は小惑星イトカワに接地、3個目はそのまま『はやぶさ』に乗り、地球まで戻ってきて大気圏で燃え尽きたそうです。
ターゲットマーカーには149ヵ国88万人の名前が刻まれていました。


『はやぶさ』の宇宙空間での推進力、イオンエンジン。『はやぶさ』には4機のイオンエンジンが積み込まれていました。少ない燃料で長時間の安定した推進を生み出します。


大きなパラボラアンテナ。直径1.6mの高利得アンテナで、地球から30億キロ離れた小惑星イトカワ付近でも2k-4kbpsほどのデジタル通信が行えるそう。
その他にも中利得アンテナ、非常用の低利得アンテナなどを装備しています。


『はやぶさ』を数枚撮って、MicrosoftICEで結合。




二階から。


地球帰還カプセルの模型も。大気圏突入時、表面は3000度もの高温になりますが、何重ものシールドや断熱で微粒子が格納されている容器は50~60度くらいで収まっていたとのこと。

新年早々、宇宙の壮大さ、『はやぶさ』の偉業に感動しました。現在、はやぶさの後継機、『はやぶさ2』が計画されています。今回はC型小惑星『1999 JU3』というところを目指すとのこと。
2014年に打ち上げ、2018年にC型小惑星に到着、2020年末に地球に帰還する予定。これもぜひ成功してもらいたいですね。

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