ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

手づくりの布ぞうり

2014年02月19日 | えっせー
 昨日我が家で30年間以上働いてくれた、元お手伝いのSさんが来た。
Sさんはとても健康で、働き者でやさしい人で、子供達も大好きで、まるで家族
のような関係だった。二年前まで通ってくれたが、私より二歳上なので、腰が
とても悪くなり、無理がきかなくなり、心ならずも辞めた人だった。
今でもたまに自分でつくった本当に美味しい野菜を「きっと奥さんが喜ぶと思って」
と届けてくれる。私がパリに行った時、夫のために無理してきてもらったが、また
腰が悪いのに、重たい野菜を沢山持ってきてくれた。
それだけではなく「あまり動けないので、古い布を割いて、子供の頃つくった
草履をつくったので、奥さんに上げようと思って」と、私にくれた。
私はその草履を見て感激した。決して美しくはないが、きっと一所懸命編んだ
のだろう。素足で履いたら、とても履き心地が良かった。
 健康によさそうだし、Sさんの愛情が足の裏から伝わるような気はする。
これから素足の時にはずっと愛用したいと思っている。 

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