「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

中央区議会 平成27年6月第二回定例会 本会議、私の一般質問の質疑の要約

2015-09-04 10:54:35 | シチズンシップ教育

 中央区議会 第二回定例会 本会議、私の一般質問の質疑の要約 



☆ 医療的ケアの必要な子どもにも、全て保育や教育の機会を提供することが区の責務であることを問う

問 痰吸引や経管栄養等のケアが必要な子どもを保育所等で受け入れた事例は。体制整備の課題は。

区長 保育園での痰吸引が1名、福祉センター幼児室での経管栄養が1名。人材確保や施設改修が必要。

教育長 小学校での受け入れは2名。

問 居宅訪問型保育事業(障害や疾患など個別のケアが必要な場合などに保護者宅で1対1で行う保育)実施に向けた検討は。

区長 事業者に働きかけていく。

問 緊急に預かるいわゆる「レスパイト」の整備の必要性は。

区長 訪問看護ステーションと連携した事業の実施を検討していく。



☆ 「37・5℃」に涙はいらない。希望する区民に百%の「病児保育」を提供する体制の構築を問う

問 病児保育の課題は。体制整備を。

区長 人材の確保と研修の充実などが課題。保護者が病気の子どもを見守れる社会環境の整備が必要。

問 病児保育のスタッフが保育園へ迎えにいく仕組み「病児お迎えサービス」は可能か。

区長 人材の確保などの点に課題。

問 ファミリー・サポート・センター事業で、かかりつけ医や園医との連携下、病児への対応が有効では。

区長 安全面での課題が多い。



☆ 区立保育園園医による健診回数を減らすことの中央区医師会からの契約変更の要求に対し、現段階で区が応じることの妥当性を問う

問 園医の健診回数を月2回から月1回に減らすことは妥当か。

区長 私立認可保育所が増加する中で見直しをせざるを得ないもの。



☆ 選手村跡地へのオリンピック記念公園・グラウンド整備等を問う

問 跡地の公園整備を。また、都有地を購入し整備する考えは。

区長 都等への働きかけや区でもスポーツの場の確保に努めていく。

問 晴海五丁目西地区の高層タワーは学校に日影を生じるため、都市計画を変更する必要があるのでは。

区長 現配置計画に日影の軽減が見られるが、詳細設計で工夫を求めることから原案で手続きを進める。

問 まちづくり協議会開催の事前告知と会議内容の報告は。

区長 各構成員により議題に応じて適時行われていると認識しており、現状で支障はない。



☆ 築地市場移転予定地の食の安心・安全を問う

問 移転予定地は、卸売市場法で市場認可を許容しないと考えられる土壌汚染対策法規定の「形質変更時要届出区域」すなわち「土壌汚染指定区域」だが、解除の目途は。

区長 自然由来の物質(ヒ素など)により「指定」は残るが、都では安全性は確保され、市場開場に支障はないとの考えを示している。



☆ 委員会等配布資料のデジタルデータの形での委員への配信を問う

問 委員会や審議会の配布資料をデジタルデータで送付することは。

区長 委員のインターネット環境も異なるなど現時点では課題が多い。


以上






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