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アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

春の七草…粥食べた?

2017-01-07 16:03:12 | Weblog
 早いものでもう7日。正月も終わりに近づき、この日は五節句の初めの人日(じんじつ)の節句です。古くから七草粥を食べる風習がありますが、朝食に召し上がりましたか。七草とはご存知のようにセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロですが、その辺に生えているといっても都会ではどこに行けばあるのか、草があってもなかなか見分けるのも難しいですよね。スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)はスーパーで売ってますが、他は手に入れるのは簡単ではありません。近頃はスーパーや八百屋さんでもパックにしたものが売られており、もっと手軽なインスタントのものもあるので、容易に食べられるようになりました。ウチも今年はちょっと手を抜いてインスタントでしたが、ちゃんと葉が入っておりいつもの粥とそれほど違いはなかったように感じました。

 一年の無病息災を願って食べるという七草粥は、正月の祝膳や祝い酒などで疲れた胃を休ませるためとも言われ、平安時代にはこうした行事が行われていたそうです。もともとは中国から伝わったそうですが、ずっと昔は今の七草とは違っていたようです。現代でも地方によっては食材が異なることもあり、七草を使わない粥を炊く所もあるそうですが、雪国ではまだ生えてないものねえ。
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フユノハナワラビ

2017-01-06 15:52:48 | Weblog
 寒いですねえ。北海道の旭川市では最低気温が-26度だったそうですから、暖かい地方の人にとっては想像を絶する寒さでしょう。東京も1.5度、練馬では-0.2度と相当な冷え込みで、日が照っていたのに日中の気温も上がらず最高も8度ちょっとでした。やはり寒中ですね。散歩の途中、牧野記念庭園に立ち寄ってみました。さすがに咲いている花はほとんどありませんが、落ち葉で覆われた庭園の一角に珍しい植物を見ました。緑の葉が地面近くに広がり、まっすぐに伸びている部分にちっちゃな豆粒のようなのがいっぱい付いています。え、何?名札には「ふゆのはなわらび」と書いてあります。

 ワラビっていってもちょっと違うなぁと、調べてみましたが、いわゆるワラビの仲間とは別種のヤスリ科のシダ植物だそうです。光合成をする栄養葉という葉と、胞子を付けて散布するための胞子葉という二枚の葉から成り、秋から翌春まで地面すれすれに栄養葉が広がり、晩秋から冬にかけて胞子葉が出現し15㌢から20㌢ほどに成長するそうです。2~3回分岐した枝に2列に球状の胞子嚢(ほうしのう)がつきます。この胞子葉の様子が花の穂を連想させることからハナワラビ(花蕨)と呼ばれるそうです。冬に咲くことから寒蕨ともいわれる、数少ない冬の“花”です。
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いよいよ寒の入りです

2017-01-05 16:22:14 | Weblog
 5日は二十四節気の小寒(しょうかん)です。何日か暖かい日が続いていましたが、降れば雪という強い寒気が関東地方まですっぽり覆うように南下してきているので、昨日までとは一転して暦通りの寒さになりました。東京は天気はすっきり晴れましたが北風がやや強く、日中になっても気温は上がらず都心で10.4度、練馬では10度に届かず、陽射しの割には寒かったです。小寒は冬至から数えて15日頃、大寒との中間に当たり、寒さが加わるということでこの日からいわゆる「寒の入り」になります。これから立春の前日の節分までが「寒の内」で、雪が降ったり風が冷たく厳しい冬本番を迎えます。

 23区の中でも緑の多い練馬区は少し歩くとまだまだ農地も多く、麦畑だって見られます。寒風に負けずすくすく育っていますが、芽を強くするための麦踏みは済んだでしょうか。小寒から4日目を寒四郎というそうで、この日の天候がその年の麦作の収穫に影響があるとされ、麦の厄日とされているそうですが、雨の予報で場合によっては雪も考えられるといいますからちょっと心配ですね。7日は人日の節供で七草かゆを食べる風習がありますが、正月で食べ過ぎた胃を癒し、不足がちな青物を摂るという先人の知恵ですねえ。
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今日のお隣さんは火星

2017-01-03 17:55:06 | Weblog
 好天の三が日に見られた天体ショー。2日の夜は月のランデブーのお相手は金星でしたが、3日は火星の大接近です。肉眼で見ると火星は赤っぽく見えましたが、写真では色ははっきり写りません。前夜の金星よりいく分三日月に近く寄り添っていました。家のベランダからの観測ですので、金星もいるはずなのですが建物の陰になっているのか見えませんでした。
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新年の空に寄り添う月と金星

2017-01-02 18:47:41 | Weblog
 東京は元日に続き2日もそこそこ暖かい良い天気に恵まれました。明日も今日と同じような天気が期待できそうというので、こんな好天の三が日は久しぶりのことのような気がします。新春恒例の皇居での一般参賀も大勢の人が訪れ、天皇ご一家の元気なお姿を拝見出来てよかったですね。また恒例の箱根駅伝もスタート、テレビで観戦しましたが熱い戦いに見ている方も力が入ります。明日の復路もいい天気で沿道で声援を送る人たちも多くなりそうですね。

 夜もすっきり晴れていたため、きれいな天体ショーが見られました。南西の空に浮かんだ細長い月にぴったりと寄り添って輝いているのは宵の明星金星です。近くには火星もいたようなんですが、残念がら見えませんでした。いつもながら天体のランデブーは華やかでいいですねぇ。
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