アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

処暑

2009-08-23 16:01:02 | Weblog
 23日は二十四節気の処暑。暑さが止むという意味で、朝夕は涼風が吹くころといわれます。確かに東京もこの日は朝から良い天気で、気温も30度を超えましたが風は秋を感じるものがありました。前線が南下し、代わりに乾いた空気が西から吹き込んだため晴れた割にはカラッとした暑さになったようです。まずは暦どおりに推移、しばらくはこんな天気が続きそうといいます。


 気のせいかも知れませんが木々の緑も少しずつ褪せて、茶色っぽくなった葉が多くなったような感じです。沼や池などの浅い所に群生している蒲(がま)も茶色の花穂が目立つようになりましたね。フランクフルトソーセージのようなといわれますがその通りに見えます。やがて秋も深まり冬に向かう頃、花穂が綿毛に包まれ風に飛ばされるようになります。ふとんは今では布団と書くことが多いですが、以前は蒲団とも書きましたね。これは昔、綿毛を入れていた頃の名残のようです。


 蒲焼はなぜか似ても似付かぬ形ですが、これも昔はうなぎを筒状に切って焼いていたのだとか。知りませんでしたねえ。雑学ついでに、蒲の花粉は止血効果があるそうです。因幡の白うさぎが大国主命(おおくにのみこと)の指示で蒲の穂にくるまり花粉で止血して傷を治したという話は聞いたことがありますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする