寒い春の入り きょう立春

　4日は二十四節気の始まりの立春です。寒の明けで、暦の上ではこの日から季節は春になりますが、実際はまだまだ寒い日が多いですね。2月に入っていく分、暖かさも増してきたかと思ってましたが、春の入りの今日はまだ冬の寒さが残っています。東京都心はは昨日は11.7度まで気温が上がり日差しもありましたが、今日は正午の気温は4.６度しかなく午後2時になっても6.1度です。練馬も6.7度しかありません。早朝は都心の方では小雪が舞う時間もあったようですが、練馬もちょっと雨が降ったようで川べりの草には水玉が光ってました。

　この頃になると日足は伸び、木々も次第に芽吹いてくるので春の気配を感じるようになりますが本州の南岸を進んでくる、いわゆる南岸低気圧がくせ者で関東沿岸から少し離れて通過し上空が冷えていると雪を降らせます。東京の雪はほとんどがこれが原因で、2月、3月に降ることが多いですね。明日、明後日は関東も大雪の予報が出ていますが、沿岸に近い所を通れば雨の可能性が高いけどやっぱり降るんでしょうかねぇ。それに問題は気温で、予想では東京は最高で5度台が続くようでこれはもう真冬です。週半ばあたりから気温も上昇しそうで、春はちょっと先です。