久しぶりにスカッと晴れましたね。このところめっきり寒くなって、北海道からは雪の便りも聞かれますがもう暦の上では冬ですものね。この時期になると、残り少なくなった柿が真っ赤に熟れているのをよく見かけます。青空をバックにした柿の実の赤は何ともいえない美しさです。目の前いっぱいに広がるりんご畑にたわわに実る真っ赤なりんごも、信州や青森で目にしました。これも何ともいえない風情がありますが、りんごは本当の真っ赤。熟れた柿は赤というよりは朱だよね。
正確に言うと、赤でもない、朱でもない、ことばで言い表しにくい色でしょう。この朱赤に魅せられたのが江戸時代の陶工、柿右衛門ですね。柿右衛門は佐賀有田の陶工で、姓は酒井田。なんとかあの赤を再現したいと、努力を重ねてついに初めて赤絵磁器を完成させたのが江戸前期のこと。以来、何代にも亘り柿右衛門様式として引き継がれてきています。
現在、パソコンなどは1600万色などという色をデスプレー上で再現できるので、ほぼ見た目と同じ朱赤の写真が見られますが、プリンターで再現するのは機能に差があるのでそう簡単ではなさそうですね。いつまで見上げていても飽きないほどの色ですが、これが落ちてしまうともう冬です。
正確に言うと、赤でもない、朱でもない、ことばで言い表しにくい色でしょう。この朱赤に魅せられたのが江戸時代の陶工、柿右衛門ですね。柿右衛門は佐賀有田の陶工で、姓は酒井田。なんとかあの赤を再現したいと、努力を重ねてついに初めて赤絵磁器を完成させたのが江戸前期のこと。以来、何代にも亘り柿右衛門様式として引き継がれてきています。
現在、パソコンなどは1600万色などという色をデスプレー上で再現できるので、ほぼ見た目と同じ朱赤の写真が見られますが、プリンターで再現するのは機能に差があるのでそう簡単ではなさそうですね。いつまで見上げていても飽きないほどの色ですが、これが落ちてしまうともう冬です。
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